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リンカーン弁護士 The Lincoln Lawyer (2022) S1 全10話

The Brass Verdict (A Lincoln Lawyer Novel Book 2) (English Edition)

Netflixより
事故により休業状態となっていた、LAのやり手弁護士ミッキー・ハラー。1件の殺人事件をきっかけに、トレードマークのリンカーンに乗り込んで再び法廷に舞い戻る。

以下ネタバレあり

目次

 

原作「真鍮の評決」

真鍮の評決 リンカーン弁護士 (上) (講談社文庫)

原作は、ミステリー作家マイクル・コナリーの小説”Brass Verdict”。
ロサンゼルスの弁護士ミッキー・ハラー・シリーズの第二弾。
ドラマとは違い、原作では、ゲーム会社のCEOではなく、映画会社オーナーという設定。

 

刑事レイモンド・グリッグス

原作では、ミッキー・ハラーに協力するロサンゼルス市警強盗殺人課の刑事の名前は、ハリー・ボッシュ(ドラマでは、レイモンド・グリッグス。)
マイクル・コナリーの「ハリー・ボッシュ・シリーズ」の主人公でもある。
2014年、タイタス・ウェリヴァー主演で「BOSCH/ボッシュ」としてドラマ化されている。(AmazonPrime)
異なるネットワークでの作品のため、今作品にボッシュは登場出来なかった。
ちなみに、原作ではミッキー・ハラーとボッシュは、異母兄弟の設定。

 

2011年に映画化

2011年に映画化されたのは、ミッキー・ハーラー・シリーズの第一作目の作品。
2005年の「The Lincoln Lawyer」。
マシュー・マコノヒーが、ミッキー・ハーラー役で主演している。

 

 
 
 
 
 
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ロケ地 ミッキー・ハラーの自宅

ミッキー・ハーラーの自宅(外観)
※注:個人宅とのこと 詳細記事(英)

 

ロケ地 ミッキーがよく歩いている歩道橋

市庁舎近くの歩道橋。
ミッキーがこの橋を歩くシーンがよく使われている。

 

ロケ地 ロサンゼルス市庁舎

風景としてたびたび映る建物は、ロサンゼルス市庁舎。

 

ロケ地 Pink's Hot Dogs

 
 
 
 
 
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トレバー・エリオットとのシーンに登場するホットドック店。

 

ネタバレあらすじ

①ゲーム業界大物の弁護

リハビリ後の復帰
主人公:ミッキー・ハラー
水難事故と薬物中毒の治療のため、約1年間、弁護士の仕事を休んでいた。
部下①:Lorna(ロースクール復帰を目指している。)
部下②:Cisco(Lornaと婚約中。バイカー。)

ジェリー・ヴィンセントの案件
メアリ・ホルダー判事から呼び出されたミッキー・ハラー。
知り合いの弁護士ジェリー・ヴィンセントが、何者かに殺害される事件が起こる。
ジェリーの指名により、彼が抱えていた案件がミッキー・ハラーに引き継がれることになり、1年ぶりに弁護士業に復帰する。

大口案件
容疑者:トレヴァー・エリオット(有名ゲーム会社のCEO)
彼の手から発射残渣が検出される。
被害者①:ララ・エリオット(妻)
被害者②:ヤン・リルツ(ヨガ教師)浮気相手
妻ララと浮気相手を殺害した容疑で逮捕されていたが、無実を訴える。

トレヴァーの条件と訴え
・妻を愛していた⇒お互い不倫の経験があり、妻の不倫を容認していた。
・裁判を延期しない⇒企業売却のため⇒ロシアンマフィアからの脅迫
陪審員選定への口出し⇒陪審員を賄賂で買収⇒殺し屋(元軍人)
・証言台で陪審に直接(妻への愛を)訴えたい。

危険な出来事
・ミッキー・ハラーの車が盗聴される。⇒警察?
・尾行される。⇒刑事レイモンド・グリッグスの指示(ミッキーの身を案じる。)
・謎の男に追われる。⇒銃で追い払う。⇒ジェリー殺害犯か?
・警備会社CEO:殺害されたヤン・リルツに元妻を寝取られ、恨みを持つ人物。

 元モサドイスラエル諜報特務局)

裁判、そして判決
・発射残渣のみが、検察の証拠。
⇒直前にパトカーに乗せられた犯人の発射残渣が転移した可能性。
・他の容疑者(ヤン・リルツが狙われた可能性)の可能性。⇒視野狭窄な捜査
・事件当日、警察が到着する空白の7分間の間に、証拠の品を処分する時間がない。
判決は、無罪に!

真鍮の評決
真犯人:トレヴァー・エリオット
犯行理由:
大ヒットしたゲームは、妻が手を加えたことで成功した。
仕事復帰や権利等について、友人にアドバイスを求めていた。妻に財産を半分奪われることが許せなかった。(妻の才能に嫉妬も?常に妻より上でいたかった?)
証拠処分:ドローンで海へ捨てる。警察が到着する前、スマホをする姿を撮影されていた。
妻ララから相談を受けていた、友人のCarol Duboisがトレヴァーを射殺。
レイモンド・グリッグス刑事は、警官らは罪を逃れた人物が制裁されると“真鍮の判決”と言うと話す。

 

②冤罪事件

冤罪:Jesus Menendez
証人:Gloria Dayton(行方不明)
Jesus Menendezの事件を担当するが、証人に逃げられ、冤罪を立証出来ず、有罪判決となった裁判。
グロリアは、証言の前夜に風紀課の警官リンダ・ベレスに脅され、町を出る。
リンダ・ペレスは、刑事への昇進を条件にリー・ランクフォードに頼まれたと証言する。
さらに真犯人、凶器を持った左手の腕に“名誉”というタトゥーがあったと証言。
⇒妻マギーが担当する事件に影響が。
⇒再婚を考えていた、妻マギーとの関係も悪化。
判決:Jesus Menendezは無罪。
(ラストで“名誉”のタトゥーの男性の後ろ姿が。ミッキーが狙われる?)

 

③黒幕の正体

被害者:ジェリー・ヴィンセント(弁護士)
黒 幕:メアリ・ホルダー判事
副 業:陪審を操作して10万ドル
陪審買収をジェリーに邪魔され、彼を殺害した。
召喚状が発送される前に捜査出来、陪審選定に精通した人物=判事

レイモンド・グリッグス刑事が協力し、FBIへ情報を提供。
FBIは、判事を盗聴し、実行犯とのつながりが判明。
すぐに、グリッグス刑事が現れ、判事は逮捕されることに。

 

 

 
 
 
 
 
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ラストで、冤罪事件の真犯人の後ろ姿が映って終わる。
白人で金髪の男性のよう。
今まで登場した人物の中にはいないような気がする。
シーズン2、期待大!
久々、Netflixの当たりドラマでした。
さすが、デビッド・E・ケリー。

 

 
 
 
 
 
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