映画とドラマとロケ地

映画や海外ドラマの撮影地の紹介+レビュー

恋人はゴースト Just Like Heaven (2005)

恋人はゴースト (字幕版)

映画.comよりあらすじ抜粋

サンフランシスコの病院で働く仕事一筋の女性医師エリザベスは、長時間勤務を終えた直後に交通事故に遭ってしまう。一方、妻を亡くしたショックから立ち直れずにいるデビッドは新しいマンションに引っ越すが、その部屋に女性の幽霊が出現。実はそこは、事故に遭う前にエリザベスが暮らしていた部屋だったのだ。自分を部屋から追いだそうとするエリザベスに困り果てるデビッドだったが、やがて彼女の身体がまだ死んでいないことを知る。

以下ネタバレあり

 

原作 Et si c'etait vrai...(1999)

If Only It Were True

原作は、フランス人作家マルク・レビ(Marc Levy)の小説「夢でなければ」。
主人公の名前は違うだけで、アーサー(男)とローレン(女性)設定はほぼ一緒のよう。
2005年に続編「Vous revoir」が出版され、続編ではローレンが、アーサーを救うという逆の設定になっている。

 

医者顔

医師のブレット役、Ben Shenkmanは、医者役が多い俳優。
個人的に好きだったのは、海外ドラマ「ロイヤル・ペインズ」のDr. Jeremiah Sacani役。アメリカ人から見ると、医者顔なのだろう。

 

Imogen Heap の「Spooky」

オカルト専門書店の店員のダリルに助けを求めに行くシーンで流れているのは、Imogen Heap の「Spooky」。(spooky=不気味な)
♪Just like a ghost, you've been a-haunting my dreams So propose, in Halloween
幽霊のように、あなたは私の夢に出没してきた。だから、ハロウィンにプロポーズするわ。

 

ロケ地 エリザベスのアパートメント

サンフランシスコにあるエリザベスのアパートメント。(外観)
屋上のシーンは残念ながらセット。風景も合成。

 

ロケ地 オカルト&超自然専門書店

ダリルが働く書店。サンフランシスコのバレンシア・ストリート沿い。

 

ロケ地 エリザベスに飲酒を阻止される店

The Saloon
デヴィッドの飲酒を止めようとする店。
現在サンフランシスコで最も古い居酒屋。Wikipedia(英)

 

ロケ地 デヴィッドが人命救助したレストラン

Park Tavern(現在の店名)
デヴィッドが、倒れた男性をエリザベスから指示を受け、助けるシーン。
エリザベスは、この時に自分が医者だったことを思い出す。

 

ネタバレあらすじ

Dr. Elizabeth Masterson
エリザベス:若き救命医 独身
ブラインド・デートの相手に会うため、姉の家に向かう途中、自動車事故にあい、意識不明の重体に。

David Abbott
デヴィッド:妻を亡くし傷心の男性
エリザベスの交通事故から3か月後、デヴィッドは偶然(必然!)手に取った広告を見て、エリザベスが住んでいたアパートに引っ越すことに。
住み始めると、突然若い女性(エリザベス)が現れ、家から出ていけと騒がれ、困惑する。
しかし、すぐに彼女が幽霊だと判明する。(物を通り抜ける)

 

除霊作戦
困りはてたデヴィッドは、オカルト専門書店の店員ダリルが選んだ本を参考に除霊をしようとするが、上手くいかない。
プロの霊媒師らに依頼しても、誰一人エリザベスが見える人はいなかった。
唯一、エリザベスの存在を感じられたのは、ダリルだけだった。

 

エリザベスに何があった?
エリザベスは、自分が死んでいるとは思えず、自分に何が起きたのかを調べて欲しいとデヴィッドに頼む。
家にあったクリーニング店の伝票を頼りに動き出し、あるレストランで倒れた男性を救命し、彼女が医者だったことが判明。
近隣の病院に行き、職場が判明。
その後、病院で3か月前の交通事故により昏睡状態のエリザベス本人を発見する。

 

延命治療
主治医のブレッドは、エリザベスの姉アビーに対し、エリザベスが延命治療に拒否をしていたことを説明し、生命維持装置を外す書類にサインをしてほしいと頼んでいた。
姉にサインをしないよう説得するため、2人は姉の家へ向かう。
姉のアビーから、既に書類にサインをしたことを聞かされたデヴィッドは、理解してもらうため、エリザベスの霊が見えることを説明するが、怪しんだアビーは包丁を手にデヴィッドを追い出し、計画は失敗。
あきらめたエリザベスは、最後の夜をデヴィッドとアパートのベッドで眠りたいと言い、2人は手を合わせて眠りにつく。

 

エリザベス誘拐作戦
翌朝、目を覚ましたデヴィッドは、生命維持装置を外す前にエリザベスを病院から運び出そうと考え、親友のジャックに助けを求め、3人で病院へ向かう。
実は、ジャックはエリザベスの姉アビーの元カレ“JJ”で、事故の夜、JJとアビーでデヴィッドとエリザベスをデートさせようと計画していたことがわかる。
ジャックは、エリザベスを愛していると告白。
2人は、エリザベスの指示で、昏睡状態のエリザベスを病室から運び出すが、すぐに警備員に囲まれてしまう。
逃走途中、延命装置が外れ死にかけていたエリザベスに、必死にキスをするデヴィッド。

 

目覚めるエリザベス
エリザベスは、奇跡的に目覚めるが、デヴィッドのことは覚えていなかった。
ショックをうけたデヴィッドは、肩を落とし病院を去っていく。
エリザベスのアパートからも引っ越すことになったデヴィッドは、最後に庭師であるデヴィッドが手がけた庭園が好きだった彼女のためにアパートの屋上に美しい庭を造りあげる。
デヴィッドが、アパートの合い鍵をエリザベスに返そうとして、手に触れた瞬間、エリザベスは失っていた記憶を取り戻す。
(2人はキスをし、ハッピーエンドに。)
~おわり~

 

ひとこと

Netflixのお勧めに並んでいたのを見つけ、古い作品だが観ることに。
リース・ウィザースプーンマーク・ラファロも大好き。
老若男女OKの今見ても充分楽しめる作品です。
サンフランシスコの街並みも楽しめて、個人的には大満足。
ブコメ好きな方は、是非!

 

撮影裏側