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ターミナル・リスト The Terminal List 全8話(2022)

The Terminal List: A Thriller (English Edition)

Amazonより抜粋
ジェームズ・リース少佐は部下たちの死を引き起こした陰謀の存在を確信し、復讐を開始する。軍の命令を無視し、20年におよぶ戦争経験を最大限に活かしながら、部下を死に追い込んだ者たちを一人ずつ狩っていく。

以下ネタバレあり

 

原作「ターミナル・リスト」

ターミナル・リスト 上 ターミナルリスト (ハヤカワ文庫NV)

原作は、元Navy SEALsのジャック・カーの同名小説。
シールズ狙撃兵から、イラクアフガニスタンの狙撃チームを率いる尉官、フィリピン(小隊長)を経て、特殊部隊タスクユニットの指揮官という経歴の持ち主。
作者のジャック・カーは、第3話にカメオ出演
ケイティと会っている店にいたサングラスの男(リースに撃たれてすぐ死亡)です。

 
 
 
 
 
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トマホークのマーク

 
 
 
 
 
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原作者ジャック・カーの背後に映るトマホークがクロスしているマーク、主人公ジェームズ・リースの倉庫等でやたら映っており、何のマークなのだろう?と視聴後調べたところ、なんと原作者の公式ロゴだった。
このマークが入った公式グッズを販売しており、“シールズな俺”デザインな商品が沢山あった。

youtu.be

中には、元シールズ仲間のなんちゃらさんが作った銃弾型のボトルオープナーや別のなんちゃらさんが作った手りゅう弾型のボトルオープナーなども販売。
彼らのSNS等を見ていたが、銃の画像がずらりと並び、銃規制の難しさを実感した。
父の日用のプレゼントに!と、クロス(トマ)フォークのマークが入ったアウトドアグッズ等も販売。笑
ドラマよりも、どちらかというと原作者にハマった私。早速、書籍を購入。

 

義理の弟も出演

 
 
 
 
 
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主人公ジェームズ・リースの部下Donny Mitchell役で、ジェームズ・リース役のクリス・プラットの義理の弟であるパトリック・シュワルツェネッガーが出演。
名前からわかるように、アーノルド・シュワルツェネッガーの息子さん。
作家である姉キャサリンが、クリス・プラットの奥様。

 

ロケ地 国防長官の屋敷

アローヘッド湖

最終回のハートリー国防長官の屋敷のシーンは、カリフォルニア州にあるLake Arrowheadで撮影されました。

 

ネタバレあらすじ(ざっくり)

 
 
 
 
 
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極秘作戦失敗

司令官のジェームズ・リースは、シリアでの極秘任務を決行するが、計画が漏れていたため、敵側に待ち伏せされ、Boozer以外の部下を亡くし、帰国する。
その後、生き残ったBoozer(Ernest Vickers)が、9ミリの銃で自殺したと聞かされ、彼が何者かに殺害されたと確信する。
(理由:Boozerは、9ミリの銃が嫌いだった。)

 

 
 
 
 
 
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家族の殺害

ジェームズ・リースは、作戦の失敗の原因がDonnyMitchellのパニックが原因だと考えながらも、何故、作戦が失敗したのか釈然としなかった。
(情報漏洩⇒何者かにはめられた?)
ひどい頭痛に悩まされ、記憶が飛ぶこともあり、妻ローレンや娘のリースとの生活にうまく順応出来ずにいた。
記者ケイティ(Katie Buranek)から取材を申し込まれるが、すぐに追い払う。
病院でCTスキャンでの検査中、二人の殺し屋から襲われ、一人を殺害し、銃を奪い、自宅へ帰ると、妻と娘が何者かに殺害されたあとだった。
犯人から奪った銃は、何故かリースが金庫に入れていた自分の銃だった。

 

NCIS

NCISのホルダー(Josh Holder)捜査官が事件を担当する。
彼は、リースが家族殺しの真犯人では?と疑っていた。
しかし、記者のケイティから、ホルダー捜査官は、リースの病院へも、Boozerの自殺現場にもいち早く到着していたことを聞かされる。
そこで、友人のベン(Ben Edwards)に助けを借り、ホルダーの自宅へ侵入し、ホルダーから、Capstone IndustriesのSaul Agnonという名前を聞き出したのち、ホルダーを殺害する。

 

Capstone Industriesの関与

リースは、すぐにCapstone IndustriesのSaul Agnonを尋問し、リースを襲ったのが、ボイキンが手配したメキシコの殺し屋だと判明。
RD-4895については知らないと答えるが、Capstone Industries スティーブ・ホーン(黒幕?)、弁護士 マーカス・ボイキン という名前を聞き出し、薬物の過剰摂取に見せかけて殺害する。

 

 
 
 
 
 
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メキシコへ

リースは、メキシコの殺し屋に復讐するため、リズ(Liz Riley)に協力してもらい、メキシコへ飛ぶ。
父の旧友であるMarco Del Toroに協力してもらい、リースの妻子を殺害したのがナバハスという男だと判明する。
リースは、残忍な方法でナバハスを殺害する。
記者のケイティは、リースと連絡を取り合いながら、RD-4895について調べるが、FBIがリースの情報を得るため、ケイティのもとへ現れる。

 

RD-4895

ケイティは、Nubellumの元経営者であるMike Tedescoに接近。
彼から、RD-4895に関する情報を得る。
RD-4895:兵士のPTSDにならないよう神経経路を迂回させる新薬
⇒副作用で、脳腫瘍が出来ることが判明。
⇒治験結果を消すため、チーム全員を殺害を計画
Mike Tedescoは殺され、ケイティはリースに救出されるが、Tedescoからもらったデータをリースに奪われる。

 

 
 
 
 
 
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Steve Horn殺害
リースは、スティーブ・ホーン殺害のため、車を改装する。
ホーンの車を爆破したのち射殺するが、FBIに追われることに。
国立公園に逃げ込んだ後、爆弾で地滑りを起こし、FBIを撒いたのち、リズの飛行機で逃走する。

 

海軍関係者
・ピラー提督
・コックス司令官
・ハワード大尉
の3名が、RD-4895に直接関与し、お金を受け取っていたことが判明。
コックス司令官:シールズの丸太トレーニングを模して、海で殺害。
ハワード大尉 :妻と息子の命と引き換えに、爆弾ベストを装着させられる。
ピラー提督  :提督の部屋に現れたハワード大尉とともに爆死する。

ハートリー国防長官   
ハートリー国防長官は、記事にしようとしたケイティの邪魔をし、ケイティを自宅に招き、RD-4895に関する真実を話し、記事を書き換えるよう命令する。
ケイティは、ハートリーの矛盾に気づき、ハートリーに改めてインタビューをし、矛盾点を突き、ハートリーこそが黒幕だったと判明する。
同じころ、リースは密かにハートリーの屋敷に忍び込んでいた。
リースはハートリーを殺害しようとするが、ケイティからハートリーを暴く記事を書いたこと、記事が公になればハートリーはおしまいだと言い、ハートリー殺害を必死で止める。
追い込まれたハートリーは、けん銃自殺をする。
リースは、彼を追っていたFBI捜査官のTony Layunに見つかるが、捜査官はあえてリースを見逃し、リースは湖に消えていく。

ラスト

ペルーにいたベンのもとに現れたリース。
Capstone Industriesからお金をもらっていた最後の一人は、ベンだった。
ベンは、上層部がリースの部隊全員を消そうとしていたことを知り、せめて軍服で死なせたいと考え、偽の情報をつかませ、シリアで罠をしかけたことを白状する。
お金は受け取ったが、お金のためにしたわけではないとリースに伝え、リストを終わらせろ(=殺せ)とリースに言う。(銃声)
~おわり~

 

 

 
 
 
 
 
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感想

長くて重くて疲れる内容のドラマだったが、あっという間に観終えた。
映画「Hustlers」で知ったConstance Wuも当たり役だった。
Chris Prattの演技も素晴らしく、引きこまれていった。

映画やドラマ好きの弊害で、ベンの役柄が良い人すぎて、怪しみながら観ていた。
引退後のペルーの話などを入れた時点で、”リースとベンは、ペルーで幸せに過ごしました…。”ではないことに薄々気づいてしまう。
良い人のままであれば死ぬ役どころなのだが、大怪我を負うこともなく、やっぱりな…とドキドキしながらラストを迎えた。
さすがに、殺害シーンが無くてほっとする。

 

 
 
 
 
 
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