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今日もあなたに太陽を. ~精神科ナースのダイアリー 정신병동에도 아침이 와요 (2023)

シネマトゥデイより抜粋

内科から精神科に異動してきた心優しい看護師ダウンは、これまでに経験したことのない激務の中、精神病棟で様々な心の痛みを抱える患者たちに出会う。患者が抱える問題に共に向き合い、苦悩しながらも、周りに支えられながら成長していく。

以下、ロケ地他

 

原作

코미코(comico)という韓国のウェブ漫画サイトにて、2017年10月16日~2022年10月23日まで全200話連載された人気コミックが原作。
現在は、네이버 웹툰(Naver Webtoon)で購読出来るようだ。
原作の主人公は、ジョン・シナという名前。
作者の実体験を漫画化したものだと書かれていた。

 

ロケ地

病院外観

江北三星病院 강북삼성병원

チョン・ダウンの家

主人公チョン・ダウンの家
上記画像は、カカオマップより。
ダウンとユチャンが仕事終わりに川沿いで語るシーンも家からすぐの場所。

 

オ・リナさんのバーのシーン

찰스 H Charles H.(フォーシーズンズ・ホテル・コリア内)
第1話:双極性障害のオ・リナさんのバーでの回想シーン。

チャンのチキン

Bellacow
ソン・ユチャンが働くチキンの店。
実際はオシャレなワインバー。
店の公式instagramでドラマを紹介しています。

 

ダウンの歓迎会の店

마포소금구이
第2話、ダウンの歓迎会のシーン。
看護師長と教授が飲み比べをするシーンが面白かった。
第12話の看護師のミン・ドゥルレさんの送別会もこの場所だった。

第5話学校外観

분당중학교
いじめを受けていたハユンが通う学校。

 

第5話スーパーの駐車場

한샘마트(スーパーマーケット)
雨の中、娘ハユンをいじめたジミンの母親に、いじめの件を忘れて声をかけるシーン。

 

母娘でホテルステイ

メイフィールド ホテル 金浦空港 マゴク 메이필드 호텔
第5話のラスト、スヨンさんが母を連れ泊まりに来たホテル。
医師の勧めで看護師のスヨンさんも自叙伝を書き、患者と同じように自分も心も身体も疲弊していると気づき、母を連れ高級ホテルに滞在することに。
母に感謝の言葉を伝えるシーンが可愛い。

 

ヒルボートのシーン

青羅湖水公園 청라 호수공원
トン・ゴユン医師とソン・ユチャンがスワンボートを漕ぐシーン。

 

第6話ラストシーン

ダユンとゴユンが夕暮れの海沿いを歩くシーン。
第7話冒頭のユチャンのバイクのシーンで、場所が判明した。
赤い灯台(오이도 빨강등대)がポイント。

 

i-style cafe

第11話:ミン・ドゥルレが友人達と会うカフェ
クルーズ船で働く友人のナラから刺激を受け、看護師を辞め、新たな道に進むきっかけに。
店名はそのまま映されていた。他のドラマでも撮影に使われるオシャレなカフェ。

B-ONE 1079

12話:看護師長のソン・ヒョシンと看護主任のパク・スヨンが仕事帰りに立ち寄るバー。
店名はそのまま映されている。
Google mapでは、まだ工事中のビルの外観なので、店の公式instagramから地図を貼らせていただきました。

 

禾積淵 화적연

チョン・ダウン、トン・ゴユン医師、ソン・ユチャンの3人で出かけた場所。
景勝地、近くにキャンプ場もある。

感想

主人公は共感能力が高い看護師チョン・ダウン。
当初内科に勤務していたが、患者に親身になりすぎて仕事に時間がかかり、周囲に迷惑をかけていたため、上司に勧められ精神科に異動になる。
彼女の性格は、精神科では長所になるだろうと予想したが、それ以上に様々な出来事があり、精神科でも苦戦することに。だが、周囲に支えられながら成長していく。
ただ、単純な成長物語ではなく、ある出来事があり、主人公も心を病んでしまう。
ここからはさらに重い内容になっていくが、深堀りされ見ごたえがある内容になり、精神疾患の患者への思い込みや偏見の問題を改めて考えさせられた。

 

個人的に応援していたのが、患者のソワンを演じたノ・ジェウォンさん(左)と、看護主任パク・スヨンを演じたイ・サンヒさん(右)。
ソワンさんが何度も服を畳みなおすシーンが辛く、悲しい結末になる予感もし、観ていられなかった。
また、子育てしながら働くスヨンさんには、自分が働いていた頃を思い出し、共感した。同じように、子供が熱を出すたび親に頼り、忙しいことをを理由に感謝の気持ちを伝えたり、お礼もしていなかったと思う。自分にもし孫が出来たら、同じように協力出来るだろうか。

HSP気質があるため、辛くなりすぎて早送りするシーンも多かったが、自分への励みにもなるドラマだった。
ロケ地探しも楽しめ、こんな記事だが3日ほどかかってしまった。
是非、続編を!