第16話 最終回
小学校の職業体験学習で、天才プロファイラーのオ・ヒョンジェの授業を受けた少年ヨハン。
「どうして殺人を犯すのか?」というヨハンの質問に、オ・ヒョンジェは、カエルとサソリの話を例に出し、「殺人者は本能によって動く」と答える。
以下ネタバレあり
“ヤツ”(真犯人)が、チャ・スヨンの先輩カン・ドンシクだと判明してからどう決着するのかまでがだいぶ長く、話をひっぱった印象に。
最後の最後までヤツをわからないままにして、12話ぐらいで終わったほうがスカッとした気がする。
※最終回ネタバレ(動画)あり
顔つきが変わった先輩だが、サイコパスな先輩は、あいかわらず社交的で愛想のよい好青年を演じている。
スヨンに対しても、以前のままの人の好い先輩のまま。
先輩ことキム・ヨハンが、絞殺にこだわっていたのは、自殺した母が原因だったのだろうか。
人形欲しさに子供を殺した息子にショックを受け、自宅で首を吊った母親。
その母親を父が帰宅するまで不思議そうに見つめていたヨハン。
自分は何故、人をころしてしまうのだろう?
人が死ぬのを見ても、何故何も感じないのだろう?
自分はオカシイのか?
と思っていた頃に、オ・ヒョンジェの授業を受け、「殺人=本能」という答えを得た気になる。
自分に都合の良い答えを得たヨハンは、オ・ヒョンジェの名刺を取り、再会を誓い、警察官になったようだ。
チェ・ヒョンピルが、駐車場で殺されるシーンの撮影風景。
悪役だったので、殺されそうな予感はしていた。
恐ろしいシーンなのだが、皆笑顔なのを観てほっとする。
登場人物が次々に殺されていくこのドラマ、まさかのヤン・マンス刑事まで殺害されてしまう。
広域捜査隊の頼れる中間管理職的な立場で、いつもおだやかな人物。
好きなキャラだったので、殺されてショックだったのだが、この動画内でチーム長とピースをしている様子を見て笑ってしまった。
ヒョンジェは、キム・ヨハンを殺すとは思っていなかったので、安心?しながら見ていた。
ラスト
ついにヤツことキム・ヨハンを逮捕。
チーム長は警察を辞め、オ・ヒョンジェも姿を消してしまう。
広域捜査隊は、新たなメンバーを加えて動いていた。
ヒョンジェの行方は、誰にもわからないままだったが、ある日、街でスヨンは、ヒョンジェに似た人にすれ違う。
その後、デスクに置いてあった通信機器(イヤホン)が点滅する。
~おわり~
10話以降は、間延びした印象だったが、ダークな犯罪ドラマで面白かった。
死体や凶器等、恐ろしい場面で、ぼかしが入っていたので、怖がりな私でも何とか観ていけた。
韓国の作品は、残虐なシーンが多くて苦手だったのだが、最近は、配慮しているということなのだろうか。
毎回、子役へのメンタルケアに関するメッセージも入っていた。
韓国ドラマは、恋愛ドラマ中心に選んで観ていたが、シリアスな犯罪ドラマも探して観てみようと思う。