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映画や海外ドラマの撮影地の紹介+レビュー

ウ・ヨンウ弁護士は天才肌 이상한 변호사 우영우 S1 全16話

wikipediaより抜粋

天才的な頭脳と自閉スペクトラム症を持つ、大手法律事務所の新人弁護士 ウ・ヨンウ(パク・ウンビン)が様々な事件を解決し、真の弁護士に成長する、ヒューマン法廷ドラマ。

 

以下ネタバレあり

 

 

エピソードタイトル一覧

第1話 おかしな弁護士ウ・ヨンウ 이상한 변호사 우영우
第2話 脱げたウェディングドレス 흘러내린 웨딩드레스
第3話 ペンスでいきます 펭수로 하겠습니다
第4話 3兄弟の対立 삼형제의 난
第5話 ドタバタvs腹黒策士 우당탕탕 VS 권모술수
第6話 私がクジラだったら… 내가 고래였다면...
第7話 ソドク洞物語Ⅰ 소덕동 이야기 I
第8話 ソドク洞物語Ⅱ 소덕동 이야기 II
第9話 笛吹男 피리부는 사나이
第10話 手をつなぐのはまた今度 손잡기는 다음에
第11話 お塩君、胡椒ちゃん、しょうゆ弁護士 소금군 후추양 간장변호사
第12話 ヨウスコウカワイルカ 양쯔강 돌고래
第13話 済州島の青い夜Ⅰ 제주도의 푸른 밤 I
第14話 済州島の青い夜Ⅱ 제주도의 푸른 밤 II
第15話 聞いてないこと、頼んでないこと 묻지 않은 말, 시키지 않은 일
第16話 風変りだけど 이상하고 별나지만 (최종회) ※シリーズ最終回

 

ロケ地 父の店

카자구루마(かざぐるま 和食店
경기도 수원시 팔달구 신풍로23번길 61

 

ロケ地 法律事務所のあるビル

Centerfield West(센터필드)
ソウル市内にあるビジネスセンタービル。

 

ロケ地 第2話 結婚式場ロビー

フェアモントアンバサダー・ソウルのロビー
(屋上)グラミー賞授賞式でBTSのパフォーマンスの撮影を行った場所。

 

第4話 会議室の大きなクジラの写真

韓国の水中写真家で、クジラ専門のカメラマンである장남원氏の作品。
1979年から約40年、クジラの写真を撮り続けているという。

 

ロケ地 第7話・第8話 大きな木

Dongbu Village Hackberry Tree(동부마을 팽나무)
ウ・ヨンウ・ツリーとして、観光客が沢山訪れるようになったようです。
他の動画では、村の壁に描かれたクジラの絵が撮影スポットになっていると紹介されていました。

 

ロケ地 チョン・ミョンソクの新婚旅行

Changkkom (창꼼 (창 고망난 돌))
ウ・ヨンウの上司である法律事務所ハンバダのシニア弁護士のチョン・ミョンソクが、新婚旅行で訪れたシーンで登場する、済州島の穴の開いた岩。

 

実際の裁判を参考に

ドラマでの裁判は、実際に起きた裁判を参考にしたものがいくつかあった。

제2자유로

第7話・第8話のモデルとなった訴訟。
제2자유로(直訳:第2自由路)が計画されるが、高陽市の一部住人らが反対し、訴訟となった。ドラマとは違い、実際は敗訴している。韓国版Wikipediaによると、道路が完成するまで地元住民は騒音や粉塵に悩まされたという。

 

違法賭博場での宝くじ当選裁判

第11話で、違法賭博場で出会った3人が一緒に宝くじを購入し、誰かが当たったら3人で山分けしようと口約束するが、当選した一人が独り占めをしたことで起こった裁判。
裁判では、3人で当選金を分配するという判決になった。
実際の裁判は、4人で宝くじ(ロト)を購入しており、同じように違法賭博で得たお金で購入したものだったという。夫婦の設定も似ており、夫は当選後から妻に暴力をふるい、別の女性と暮らし始めたという。実際の事件の夫婦は離婚するが、その後、別れた妻にお金を渡さず、離婚した夫婦同志で裁判となる。この裁判では、当選金は夫婦で築き上げた財産ではなく“幸運”で得たものだと解釈され、妻は敗訴してしまう。しかし、裁判に勝った夫は、高額な保険に入った1か月後に不慮の死を遂げる。夫の遺産は、子供たちに残されるが、未成年だったため、元妻が相続財産の管理人となり、さらに5億ウォンの保険金も受け取ることになったという。事実は小説より奇なり。

 

農協社内夫婦解雇事件

第12話で、会社の合併の影響で、社内結婚している夫婦の妻側だけに希望退職するよう誘導したという問題も、実際に農協であった裁判を基にしているという。
1999年1月に韓国の農協でも、同じような状況になり、762組の社内夫婦のうち752組の夫婦のどちらかが名誉退職を申請したという。そのうち91.5%(688人)が女性だった。実際の裁判は、4年間法廷闘争するが、結局女性社員側が敗訴している。

 

天恩寺入場料訴訟

第13話・第14話の通行料問題。
こちらも、同じように智異山の登山客に天恩寺入場料(通行料)を徴収していたが、裁判の末、天恩寺が敗訴し、切符売り場を撤去することになったという。

 

インターパーク(+SKコムズ)個人情報流出事件

第15話・第16話の個人情報流出事件は、以下の事件を参考にしているという。
ソウル大時代、天才ハッカーと呼ばれたイ・ドゥヒ氏の逸話も参考にしていると書いていたサイトもあった。

 

各エピソード原作

「한 개의 기쁨이 천 개의 슬픔을 이긴다」著:チョウソン弁護士
「법정의 고수」著:シ・ジュヨン弁護士
「왜 나는 그들을 변호하는가」著:シン・ミンヨン弁護士
これらの書籍に参考となった実際の裁判に関する逸話が載っているそうです。

 

ウ to the ヨン to the ウ 

우 to the 영 to the 우~ 동 to the 그 to the 라뮈~ 
このドラマで大人気になり、韓国のスターたちもこぞって真似た2人の掛け声。
主人公のWoo Young-woo(ウ・ヨンウ)へは、「Woo to the Young to the woo
友達のDong Geu-rami(ドン・グラミ)へは、「Dong to the Geu to the rami
と呼びかけています。
SNSでも大勢の人が、最後の決めポーズを真似て2人で映る写真を公開している様子。

 

ヨンウとジュノ

우영우&이준호

このドラマは、もちろん裁判ドラマなのだが、やはりヨンウとジュノのシーン!
久々にトキメキを感じ、毎回楽しみにしていた。
ずっと両想いの2人なのだが、紆余曲折あり、一度は別れてみたり。
あのファーストキスのシーンは、ネット上で沢山見つかるのだが、あえて貼らないでおく。

 

春の日差しチェ・スヨン

ドラマは初回から面白かったのだが、このシーンで確実にはまってしまった。
正直なヨンウが、どんなニックネームをつけるのか心配になりながら観ていると、まさかの“春の日差し”。理由を聞き、スヨンと共に涙目になったのはいうまでもない。
素敵なシーンは沢山あるが、これはベスト3に入るシーンだと最終回まで観てもそう思う。

感想

1話ずつレビューを書いていけば良かったのだが、ブログなどで細かいことを調べたりせずに、純粋にドラマを堪能するため、最後までネット検索をせず、観続けていた。
デイビッド・E・ケリーの法廷ものを長年観続けているので、法廷ドラマ好きで観始めたのだが、ヨンウの恋や友情、仕事仲間とのチームワーク等、見どころ満載な作品で、とてもはまってしまった。
途中、ヨンウの出生の秘密などを絡めて、ダークなシーンも出てきたが、一応解決し、クリフハンガー的なエンディングにはならずほっとした。
これだけ人気ドラマになれば、シーズン2は計画されるだろう…と今から勝手に期待しているが、ジュノ役のカン・テオさんは、兵役間近といわれている。ジュノがいなければ、シーズン2は無理だろう。でも観たい!でも、カン・テオさん以外の俳優になるのは悲しい。韓国でも好感度は、歴代ナンバーワンになったという記事も読んだ。新シーズンはどうなるのだろう?