ベイリーがロザリンドの罠にはまり、とある空き家の地下に埋め込まれたタンクの中に閉じ込められてしまう。タンクにはさまざまな仕掛けが施されているため救出することができない。その時、ノーランのケータイにロザリンドから、ベイリーを救えるのはあなただけ、と連絡が入る。周りに知らせず自分の所に来るよう命じられたノーランは、用意された車で向かう途中、わざと事故を起こして後続車の運転手に名刺を渡す……。
以下、ロケ地他
アニー・ワーシング最後の出演作
ロザリンドを演じたアニー・ワーシングさんは、2020年に癌と診断され、2023年1月29日にお亡くなりになられた。享年45歳。ご冥福をお祈りいたします。
ロケ地
ベイリーが罠にはまった家
ブエナ・ビスタ・ストリート沿い(ロサンゼルス)
ノーランが煽り運転の男性を殴った場所
ノーランが赤いポルシェの煽り運転の男を殴った場所。
ノーランが車を乗り変えた立体駐車場
Athena parking
ロザリンドが借りていた邸宅
C.E. Toberman Estate
1983年にNational Register of Historic Placesに登録、1984年にもLos Angeles Historic-Cultural Monumentに登録された大邸宅。
ロケ地としても使用されることが多く、個人的にはドラマ「アントラージュ」のヴィンセント・チェイスの家という印象が強い。
個人的感想
私がこのエピソードを始めて観たのは、2023年11月末(WOWOW)。
ロザリンドを演じたアニー・ワーシングさんがお亡くなりになられていることは知っていた。
そのため「Catsle」「The Rookie」(「Body of Proof」も)のプロデューサーAlexi Hawley氏は、彼の作品の常連であるアニー・ワーシングさんの病状を知った上で、このような結末を選んだのではないかと想像し、偲ぶ回として寂しく観終えた。
また、Alexi Hawley氏が手掛けた「ザ・フォロイング」のように、ロザリンドを殺した何者かが、ロザリンドの築いた“教団”のような組織のトップとなり、さらにノーラン達警察を翻弄していく展開になるのでは?と予想もしていた。海外のレビューサイトでも同じ考えの方がいて嬉しくなった。
ただ、「ザ・フォロイング」は、カリスマ的存在だったキャロルが亡くなってからは尻すぼみ気味だったので、今回もロザリンド以上のシリアルキラーではないだろうと思っている。