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クリミナル・マインド FBI行動分析課:エボリューション S16 #5 オイディプスは笑う "Oedipus Wrecks"

WOWOWより抜粋

DCで働く2人のエリート女性が殺され、遺体はヴァージニア州に捨てられていた。共通しているのは、死後に金髪に染められた髪と特徴的なかみ痕。犯人は歯になんらかの器具を付けて女性をかんでいるが、器具やかみ痕がより残酷になっている。しかも被害者のひとりは、ベイリー副長官がマッチングアプリで知り合った女性だった。自分の評判を気にしたベイリーは、プレンティスに事件解決を条件にある約束する。

以下ネタバレ注意

 

プロファイラーに嘘はNG

今回の被害者たちは皆、The Beltway Eliteという政府の職員専用のマッチングアプリを使用していた。
BAUを潰そうと画策している副長官のダグ・ベイリーも利用しており、被害者の1人が元カノだったことが判明する。
今回は、狡猾なベイリーのボロが出てくる回で、冒頭から面白い。
①ロッシに、クレアという被害女性と個人的な関係があったと指摘される。
②別れた経緯を説明するが、「くだらん嘘だ。」とフラれたことを見抜かれる。
③プレンティスに、嘘をつくとき歯を食いしばっていると指摘される。

 

エディプスコンプレックス

エピソードの原題は、"Oedipus Wrecks"(オディプスの難破船)。
New York Storiesというアンソロジー映画の中のウッディ・アレンの作品のタイトルと同じだった。支配的な母親と言う設定は同じだが、内容は違っている。
今回の犯人は、噛みつき願望(支配欲・残虐性のあるサイコパス)+エディプスコンプレックスから、あのような事件を起こしていったのだろうか?

 

ペネロープと仲直りするには?

ペネロープから拒絶されたタイラー・グリーンは、仲直りのためペネロープのオフィスにあるプレゼントを持って訪れる。
箱の中にいたのは可愛い黒猫!もちろんロッシのアイデアで、保護猫ちゃん。
ペネロープの機嫌も直り、捜査再開!

 

サイコパスチェックリスト

今回、シカリウスがどのようにメンバーを厳選していたのかが判明する。
タイラー・グリーンとのチャットの履歴から、シカリウスの質問の内容が、PCL-Rと呼ばれるサイコパス・チェックリストに類似しているとロッシが気づく。

ネタバレ感想

ネタバレ注意
今回の犯人が、シカリウスに“911”と連絡をしたことで、シカリウス本人が犯行現場に現れた。今回の犯人が、FBIに逮捕された後も自殺せずに済んだのは、犯人がシカリウスのスポンサーであり、犯人が作ったアプリ”The Beltway Elite”をシカリウスが利用していたからだった。
シカリウスは、前回お金に困っていたようだったので、スポンサーは殺さないだろう。
逃走した犯人とシカリウスは、今後どう動いていくのだろうか?

そして、今回のラスト。
JJとルークは、シカリウスを追いジョージア州へ。
シカリウスのコンテナを発見するが、爆弾が起動!
そしてボディカメラの映像が止まる。
2人はどうなった?
(主要キャストが死ぬわけは無いとはわかってはいますが心配!)

 

 

逃げて!!!