アメリカ・ワシントン州スポケーン。高校のアメフトチームのスター選手マットが試合に負け、彼の兄で海兵隊員のジェドがイラクから休暇で戻って来たその日、突然停電が起こる。翌朝、空一面に戦闘機と空挺部隊が現われ、そして北朝鮮軍がアメリカ全土を、そしてスポケーンの街を占領した。山小屋へ逃げたジェドたちは眼前で父を殺され、戦うことを決意するのだが…。
以下ネタバレあり
1984年「若き勇者たち(Red Down)」のリメイク。
この映画では、侵攻してくるのはソ連、キューバ、ニカラグアの共産圏連合軍。
ツッコみどころ満載の作品。
最初から最後まで、もやもやっとしたまま見続ける。
弟マット役のJosh Peckが、金子ノブアキに似ているなとずっと観ていた。
兄ジェドがやっぱりカッコいい!
縦に長くなったラッセル・クロウ、という印象。
この際、マイティーソーになって、敵を蹴散らかして、圧勝してくれればいいのにな。
Daryl Jenkins役のConnor Cruiseは、名前からわかるようにトム・クルーズの
養子のコナー君。
彼の最後のシーンは、男らしい決断というよりも、他に選択肢はないのか?と
モヤモヤ。埋め込まれたものぐらい、何とかして取れそうですが、時間が無い
ということだろうか?
映画では残念な結果になりましたが、パパがいるかぎり、彼は安泰。
製作秘話として有名なのは、当初、敵国は中国の設定でしたが
大人の事情で、急遽、北朝鮮に変更したそうです。
実際は、上陸する前にアメリカ軍に壊滅されてしまうでしょうが
そこは映画として楽しんで…ください。