イラク戦争開戦から4週間後。ロイ・ミラーと彼の部隊は、砂漠地帯に隠された大量破壊兵器の行方を追う極秘任務で、イラクの首都バグダードを駆けずり回っていた。混乱のさなか、大量破壊兵器が隠されているとみられる倉庫に踏み込むが空振りに終わる。国防総省の動きに不信感を覚えた彼は、同じ疑念を抱いていたCIA調査官ブラウンと共闘することに。部隊を離れ単独で調査を開始し、執ような妨害工作に苦しみながらも謎の核心に迫っていく。
ロケ地
バグダッドのシーン
モロッコの首都ラバトや隣のサレでも撮影されていた。
サダム国際空港のシーン
モロッコのAéroport kenitra
空港内部のシーン
Sandown Park
空港内部のシーンや管制官シーンは、なんとイギリスにあるサンダウン競馬場で撮影されたという。映画「ラブ・アクチュアリー」等でも空港シーンで使われているという。
宮殿(Republican Palace)シーン
Freemasons Hall(イギリス)
連合軍の本部として使用されているサダムの共和党宮殿は、ロンドンにあるフリーメイソン・ホール内での撮影。
駐留先の豪邸
Updown Court
ミラー率いるチームが駐留している豪邸は、イギリスで有名な白亜の豪邸Updown Court。
Richard L. "Monty" Gonzales
主人公のロイ・ミラーの基になっているのは、実在の人物である、アメリカ陸軍のモンティ・ゴンザレス氏。この映画のコンサルタントにもなっている。
感想
今では誰もが知っているイラク戦争の真相のため、あまり新鮮味は無い内容だったが、マットの頑張りに80点。
デンゼル・ワシントンが少々老けお太り気味な中、アメリカ軍の良心という役柄は、マットが一番はまり役かも。
先が読めてしまう展開、あともうひとひねり欲しかった。
もしくは、ゾッとするような黒幕が(フィクションとして)登場したり。
ボーン・シリーズを期待して観ると、がっかりしそう。
個人的には、CIAのマーティン・ブラウン(ブレンダン・グリーソン)がもう少し活躍してくれたら…と。
CIAらしくない!もっと暗躍を!(スパイ映画を見過ぎ?)
ハリーポッターのムーディー先生だと気付いたのは、映画を観終えた後でした。