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ハンドメイズ・テイル/侍女の物語 S5 #9奪還 Allegiance #10安全のため Safe The Handmaid's Tale シーズン最終回

WOWOWより抜粋

#9 奪還
マークからハンナを奪還するとの知らせを受けたジューンとルークは、その作戦を担うヴァンス中佐と対面。ジューンはマークに頼み込み、ルークとともにアメリカ領事館で作戦の遂行をリアルタイムで見守ることに。一方、ジューンに背中を押されてウィーラー家に戻ったセリーナは、夫人の高圧的な言葉に耐えながらまるで侍女のような振る舞いをしていたが、夫妻の一瞬の隙を突いて逃亡。通りがかった車に助けを求める……。
#10 安全のため(シーズン最終回)
銃撃犯逮捕を知らせに来たマークを家の外へ見送りに出たジューンは、突進してきた車にはねられ腕をひかれ、病院に搬送される。ジューン負傷の知らせを聞いたニックは、マークの手引きで病院に駆け付ける。銃撃犯もジューンの事故もギレアドの仕業と確信するニックは、マークと取引をしてジューンの安全を約束させた。そんな中、ジューンをひいた車の運転手がICUで死亡。警察は彼を殴ったルークの逮捕に動き出す……。

以下、シリーズ最終回のネタバレ注意

 

#9 奪還

妻の学校襲撃計画
マークは、コロラドスプリングスにある“妻の学校”を襲撃する計画を立てる。
3機でギレアドに向かい、空挺部隊がギレアドに降り、30人の少女を奪還する計画だ。
計画時には、ジューンとマークにも制御室でライブ映像を見守ることに。
しかし、ギレアドはこの計画を事前に察知し、3機が国境を超えた直後に撃墜。生存者おらず、計画は失敗に。
翌日、ローレンス司令官からジューンに電話があり、再度ニューベツレヘムへの移住を提案するが、ジューンは拒絶する。
マークからの提案を受け、ジューンはニックと密会。亡命計画について説得しようとするが、ニックから今はギレアドを離れられないと断られてしまう。


セリーナ
トロントにあるギレアドの不妊治療センターのオープニングのため、子供(ノラ)とともに宣材写真を撮らされていた。
ウィーラー夫人は、セリーナにイベントへの参加を認めず、さらにセリーナの授乳も認めず、搾乳したものを哺乳瓶で与えることにすると告げる。
セリーナは、夜1人でいたウィーラー氏にオープニングイベントへの参加を認めてもらうよう説得する。翌朝、セリーナはウィーラー夫人から夫から離れろと平手打ちをされるが、オープニングに出席出来ることになる。
子供を抱きながら来客の対応をするセリーナに、ウィーラー夫人は帰るよう命令する。セリーナは授乳をするふりをし、センターから子供を連れ、逃走。

ギレアド
パットナム夫人は、リディアおばに連れられ、ローレンス司令官の家へ。
パットナム夫人が、未亡人のシングルマザーになったため、ローレンス司令官との結婚を提案。二人にとって有益であると説明するが、夫であるパットナム司令官への処刑の指示をしたローレンス司令官との結婚などできないと話す。
ニックの妻ローズの妊娠のお祝いに、司令官やその妻たちが集まっていた。マッケンジー司令官は、ローレンス司令官のリーダーシップを賞賛する。

ラスト
ギレアドからの奪還計画の犠牲者たちの追悼会が開かれるが、反難民デモの参加者らに囲まれながら行うことになる。
何者かが銃撃をはじめ、宣誓を唱えた少女を守るため、ジューンは咄嗟に少女と地面に伏せ身を守った。
~つづく~

 

#10 安全のため(シーズン最終回)

ジューン殺害未遂
身の危険を感じたジューンは、防弾チョッキを注文。
反難民への憎悪が増す中、周囲に住む難民家族らは次々引っ越しをしていた。
通りを歩いていたジューンは、怪しい車にあとを付けられていることに気づく。
ギレアドのステッカーを貼ったトラックが、ジューンを撥ね、轢き殺そうと彼女を狙い、ジューンは片腕を轢かれてしまう。
気づいたルークが運転手を襲い、ギリギリのところで助かる。
ニックはジューンの身を案じ、彼女の保護と引き換えに、ギレアドの情報を渡すとマークと取引をする。

ニック逮捕
ニックは、ジューンが入院する病院を見舞った後、ギレアドに戻り、ローレンス司令官を殴り、刑務所に送られる。
ニックの妻ローズは、ニックがまだジューンを愛していることを知り、離婚を決意する。

ジャニーン
ジャニーンへの特別待遇を注意されたリディアおばは、ジャニーンの幸せを考え、彼女の配属先を元パットナム司令官の妻で、ローレンス司令官と再婚したナオミの家に決める。娘のそばで暮らすため、ジャニーンはリディアおばの提案を受け入れるが、ナオミから"Ofjoseph"と呼ばれた瞬間、キレてしまう。
リディアおばから謝罪するよう説得されるが、ジャニーンは納得せず、その後司令官の命令で、“目”に逮捕されてしまう。

アラスカへ
ジューンを殺そうとした運転手は、ルークの暴行により死亡する。
トロント警察は、ルークの逮捕状を発行し、ルークは逮捕されることになった。
ジューンとルークは、アンカレッジ経由でホノルルに行こうとするが、マークが現れ、既に警察が2人の動向を察知していると言い、バンクーバーからアラスカへ向かうためのチケットを渡される。
駅に到着するが、警察がルークを追っていることを知り、一緒では逃げることは出来ないと考えたルークが、自ら手をあげ囮となり、ジューンと子供を列車に乗せ、逮捕される。
列車は無事出発するが、連行されていくルークの姿にショックを受けるジューン。
その後、列車内で席を探していると、遠くから赤ちゃんの泣き声が聞こえ、セリーナの姿に気づく。
セリーナはノアを抱きかかえており、状況を察したジューンは、セリーナとアイコンタクトを取る。
~シーズン6へ~

 

Bury A Friend/Billie Eilish(注意:ラストシーン)

第10話、シーズン5のラスト。
列車内で、ジューンが出会ったのは宿敵セリーナ。
2人とも幼い子を抱え、アラスカへ逃げようとしていた。
そのシーンで流れたのは、ビリー・アイリッシュの“Bury A Friend”。
ぴったりの選曲に唸らされた。
是非、歌詞を確認してみてください。

ひとこと

怖いもの見たさで観ているドラマだが、シーズンが終わってしまうと妙に寂しい。
ジューンとセリーナが再会したということは、2人でギレアドをぶっ潰しにかかるということなのか?
ニックとジャニーンが心配。処刑されませんように!
マークは、優秀なのかボンクラなのかがいまひとつわからないところ。人が良すぎるのだろう。
ローレンス司令官は、自分の計画を実現するため、善い人に見せかけながら、悪とも善とも手を組み、計画を邪魔するものたちを消し、トップに上り詰めたのだろう。
最終的に、ローレンス司令官vsジューンとなるのか?
ギレアドをぶっ潰して、ニヤリと笑うジューンのドアップが観たい。