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ハンドメイズ・テイル/侍女の物語 S5 #5 まやかし #6 一緒に The Handmaid's Tale "Fairytale" "Together"

WOWOWより抜粋

#まやかし
リリーから「“妻の学校”の情報を持っている守護者がいる」という電話を受け、キャンプに赴くジューン、ルーク、モイラ。中立地帯の合流場所に現われた若い守護者に、アジトであるかつてのボウリング場でハンナの情報を渡される。一方、セリーナはウィーラー家の寛大なもてなしに恐縮していたが、次第に束縛されていく。今はおなかの子をいちばん大切に、というウィーラーの言葉に、セリーナは戸惑いつつも従うしかなく……。
#一緒に
ジューンとルークを捕らえたのは、セリーナを保護しているウィーラーの部隊だった。エズラがジューンを処分することになっていると聞いたセリーナは、ジューンの最期を見届けたいと頼み、エズラに同行する。部隊はルークを解放し、ジューンのみをギレアドへ移送。そしてその途中、突然バスから降ろされたジューンはセリーナと対面する。自分に殺させてほしいとエズラに頼んだセリーナは、銃口をジューンに向けるが……。

以下ネタバレ注意

 

S5#5 まやかし

セリーナ
カナダ在住のギレアド支持者のウィーラー夫妻の家に匿われることになったセリーナ。
セリーナは、センター再開のために働きたいと願うが、ウィーラー夫妻から体を休めるよう言われてしまう。その後、ウィーラー夫人から女性グループを紹介され、”奇跡の妊娠”と皆から称えられる。
セリーナはギレアドに電話をし、センター再開に向け独自のアイデアについて説明するが、話の途中でパットナム司令官に電話を切られてしまう。
セリーナは、護衛のエズラから門から外に出ないようウィーラーしから指示されていると説明される。
その後、初めてウィーラー氏と会えることになり、センターの再開を訴えるが、仕事よりも赤ちゃんを優先するよう断られる。

ローレンス司令官
パットナム司令官は、ローレンス司令官が提案した新たな計画“ニュー・ベツレヘム”を反対する。ローレンスは、国境が閉鎖されたままになればギレアドは消滅すると訴えるが、パットナムは一笑に付す。

ギレアドの妻の学校
リリーからの情報で、娘ハンナが入学したギレアドの妻の学校の情報を知るガーディアンが国境越えをすると聞かされ、ジューンは、夫ルークとモイラと共に会いに行く。
しかし、国境警備が厳重になり、ガーディアンが国境越えを出来ない状況となり、ジューンは夫と共に、ガーディアンを探しにノーマンズランドへ向かう。
待ち合わせ場所に、銃を持ったガーディアンが現れる。妻の学校の情報と引き換えに物資を交換したいと話すが、ガーディアンは人目につかない安全な場所での交換を望む。
ガーディアンの隠れ家に到着すると、男から学校に関するデータを渡され、妻の学校では大切に育てながらも迅速に結婚相手が選ばれると言い、学校の場所は不明だと話す。
帰ろうとする2人に、昼間は人目につきやすいので、いったん休んで夜に移動して欲しいと言われる。
夜になり、ガーディアンの案内で帰ろうとするが、地雷を踏んだことに気づき動きを止める。地雷が爆発し、ガーディアンの足が吹き飛ばされてしまう。止血をした後、ジューンとルークはその場から逃げ出すが、追手に捕まってしまう。

~つづく~

 

S5#6 一緒に

セリーナ
妊婦検診のため、ランダース医師がウィーラー家に現れる。
病院での検診だと思っていたセリーナは、ウィーラー家に分娩室があると知り驚く。
検診を終えたランダース医師から、突然ディナーを誘われ、ウィーラー夫妻も承諾していると話す。
セリーナは、ウィーラー夫人にランダース医師と結婚する気は無く、他の人との再婚も考えていないと話すが、夫人からシングルマザーになることは許されないと話され、外出も禁止される。

 

エスターの妊娠の影響
病院で医師から、エスターが妊娠しているために、手術を取りやめたと説明を受ける。
妊娠したのが3週間前と知り、フレッドの葬儀でパットナム家に連れて行った時に妊娠したことに気づく。
リディアおばがエスターに確認すると、パットナム司令官にレイプされたと聞かされる。リディアおばはショックを受け、エスターに謝罪するが、エスターはリディアおばがレイプが日常的に行われているのを知らないわけはないと激怒する。
リディアおばは、ローレンス司令官の元へ向かい、侍女の赴任前に妊娠させることは違反だと訴える。
ローレンス司令官は、パットナム司令官からニュー・ベツレヘム計画が廃案となったと説明される。エスターの妊娠について、ローレンス司令官が嫌味を言うが、パットナムは​​侍女を妊娠させたことがないローレンスをバカにした発言をする。
パットナム夫妻がレストランで朝食をとっているところ、パットナム司令官は突然表に連れ出される。表ではローレンス司令官とブレイン司令官(ニック)が待ち構えており、パットナム司令官に対し、高等刑事裁判所が「譲渡されていない財産(=侍女)」を強姦した背教の罪で有罪判決を下したと説明。ブレイン司令官(ニック)が、その場で射殺する。
リディアおばは、ジャニーンと侍女たちを連れ、パットナム司令官が見せしめのために吊るされる現場へ向かう。神を信じれば神に守られると説明する。ジャニーンはその場にいたかったと言い、パットナムの死体を見上げた。

ジューン
ジューンとルークは、鎖につながられ、倉庫のような場所で監禁される。
ルークは、拷問や殺されることを想像し追い詰められていくが、ジューンは今まで希望を捨てず生き残ってきたと話し、ルークを励ます。
セリーナは、ウィーラー氏から、ジューンとルークが捕まったと聞かされる。エズラが、ジューン殺害のためにノーマンズランドに向かうと知り、自分も行きたいと説得する。
ジューンとルークは檻から出されるが、ルークは違法性が無いと、ジューンと引き離される。ジューンは、ギレアドからの逃亡者と共に車に乗せられる。
ジューン達が乗った車が、途中で止まり、エズラの指示でジューンだけ車から降ろされる。エズラの奥にセリーナが立っていることに気づいたジューンは、状況を受け入れ2人の前にひざまずく。
セリーナは、エズラに自分がジューンを殺すと言い銃を受け取り、ジューンは子供達が平和に暮らせるよう祈る。セリーナは、ジューンの祈りが終わった瞬間に、エズラを撃ち、ジューンとともに車で逃走する。

~つづく~

 

ひとこと

耐えに耐えてきたものたちが、ついに動き出した第6話。
セリーナは、ギレアドを追い出され、今や軟禁状態になり、ギレアドに自分の居場所はないと気づいたはずだ。エズラは護衛ではなく、セリーナの監視役に過ぎず、ウィーラー夫妻はセリーナの子供を守ることだけを考えていた。
セリーナは、ジューンと行動を共にするようになるのだろうか?

ついにパットナム司令官も処刑される。
殺害シーンは苦手だが、パットナムだけは殺されてスカッとしてしまった。

リディアおばも、侍女たちを守るため、考え方を変えたということなのだろう。

ジューンとセリーナがタッグを組めば、怖いもの無しな気がしないでもないが、そこまでは無いのかな。
来週の放送が待ち遠しい!