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CSI:科学捜査班 S8 #2 暗闇の快感 A La Cart

CSI: Crime Scene Investigation - The Eighth Season

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番組オフィシャルブログより

セージブラッシュ・ヴァレー高校のアメフトチーム「コブラズ」のヘルメットをかぶった若者の頭部が、高速道路で発見される。グリッソム、ニック、グレッグは現場検証を開始。道路に残された血痕をたどり、少し離れた道路脇で胴体部分の死体も見つける。

一方、レストラン「ブラインド」では、有名なヌード雑誌「ハックス・マガジン」の発行者、ハンプトン・ハクスリーが殺害され、キャサリンとウォリックがブラスとともに捜査に当たる。「ブラインド」は、その名の通り、暗闇の中で食事をさせるのが売りのレストランで、ウェイターは全員盲目。ハクスリーの連れでヌードモデル(通称、ハックス・キティ)のシャスタとエイプリルをはじめ、客も誰一人犯人を見ていなかった。店のオーナー兼シェフのピッパも、何も知らない様子だ。

 

以下ネタバレ感想

 

 

 

事件の謎解きも面白かったけれども、なんといってもグリッソムとサラの

出会いの話にドキドキ!

 

エクリーから「いつからだ?」と聞かれた二人。

サラは「2年前から」、グリッソムは「9年前」、さすがのエクリーも

グリッソムに「話しを合わせておけよ」と言っていました。

 

サラは実際付き合い出してから、グリッソムは最初の出会いである9年前の

グリッソムが講師となった鑑識アカデミーの講義が開かれた時(サラは受講生!)

の時のことを答えていました。

 

受講生のサラは「食事に誘う勇気が出なかった」と色々グリッソムに質問

しまくっていたようで、そのサラをよーく覚えていたグリッソム。

ポニーテールしていたことまで。

きっと、人類学についてしつこく質問してくるサラのこと当時から「可愛い」と

思っていたのでしょうね。

 

そんな幸せな2人とは対照的に、さらりと離婚を発表したウォリック!

今エピで、何かウォリックの恋愛がらみのエピがあるのでは?

 

そんな中、坊っちゃんニックは、グリッソムとサラのことを知らなくて、

グレッグまで知っていたことに大ショック!

そういうニックが好き。いつまでもそのままのニックで!

 

 

暗闇レストランでの事件の被害者有名なヌード雑誌「ハックス・マガジン」の

発行者、ハンプトン・ハクスリーは、どう考えても「プレイボーイ」帝国の

帝王ヒュー・ヘフナーです。

デーヴィッドの家族(フィリップ家)の男性は、皆「ハックス・マガジン」

愛読者ということが判明。

 

 

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今回面白かったシーンは、2つ。

1つは、ウォリックが現場で見つけたもの。

ウォリック:How about a band aid with petals?

     「花形のバンドエイド?」

キャサリン:It's not a band aid. It's a nipple flower.

     「ちがうわよ!それはニップルフラワー!」

(驚くウォリック)

 

もう1つは、ホッジスをかわすニックの冷たい態度。

ホッジス:Just so you know, I'm a bit of a go-kart enthusiast myself.

    「実は僕、ゴーカート狂なんだ!」

ニック: That's awesome...

    「へえ~そうなんだ~」(と言いながら去っていく)

憮然とするホッジス。

ニック、もうちょっとホッジスの話しを聞いてあげて。

たとえ話しが長くなろうとも。

私だったらずーっと聞いてあげるのに。自慢も全部!

 

 

オフィシャルブログでも紹介されていましたが

イカボッドは首のない彼を見ておののいた」

というグリッソムのセリフは、映画「スリーピーホロウ」の原作ワシントン・

アーヴィングの小説「スリーピー・ホロウの伝説」の一説です。

Ichabod was horror-struck, on perceiving that he was headless.

この言葉、以前もグリッソム、使っていたようです。(シーズン1第22話)

 

 

このエピ、冒頭が凝っていました。

ヨハンシュトラウスの「美しく青きドナウ」が流れる中、アメフトのヘルメットを

かぶった“生首”がハイウェイを転がっていました。