セージブラッシュ・ヴァレー高校のアメフトチーム「コブラズ」のヘルメットをかぶった若者の頭部が、高速道路で発見される。グリッソム、ニック、グレッグは現場検証を開始。道路に残された血痕をたどり、少し離れた道路脇で胴体部分の死体も見つける。
一方、レストラン「ブラインド」では、有名なヌード雑誌「ハックス・マガジン」の発行者、ハンプトン・ハクスリーが殺害され、キャサリンとウォリックがブラスとともに捜査に当たる。「ブラインド」は、その名の通り、暗闇の中で食事をさせるのが売りのレストランで、ウェイターは全員盲目。ハクスリーの連れでヌードモデル(通称、ハックス・キティ)のシャスタとエイプリルをはじめ、客も誰一人犯人を見ていなかった。店のオーナー兼シェフのピッパも、何も知らない様子だ。
以下ネタバレ感想
事件の謎解きも面白かったけれども、なんといってもグリッソムとサラの
出会いの話にドキドキ!
エクリーから「いつからだ?」と聞かれた二人。
サラは「2年前から」、グリッソムは「9年前」、さすがのエクリーも
グリッソムに「話しを合わせておけよ」と言っていました。
サラは実際付き合い出してから、グリッソムは最初の出会いである9年前の
グリッソムが講師となった鑑識アカデミーの講義が開かれた時(サラは受講生!)
の時のことを答えていました。
受講生のサラは「食事に誘う勇気が出なかった」と色々グリッソムに質問
しまくっていたようで、そのサラをよーく覚えていたグリッソム。
ポニーテールしていたことまで。
きっと、人類学についてしつこく質問してくるサラのこと当時から「可愛い」と
思っていたのでしょうね。
そんな幸せな2人とは対照的に、さらりと離婚を発表したウォリック!
今エピで、何かウォリックの恋愛がらみのエピがあるのでは?
そんな中、坊っちゃんニックは、グリッソムとサラのことを知らなくて、
グレッグまで知っていたことに大ショック!
そういうニックが好き。いつまでもそのままのニックで!
暗闇レストランでの事件の被害者有名なヌード雑誌「ハックス・マガジン」の
発行者、ハンプトン・ハクスリーは、どう考えても「プレイボーイ」帝国の
帝王ヒュー・ヘフナーです。
デーヴィッドの家族(フィリップ家)の男性は、皆「ハックス・マガジン」
愛読者ということが判明。
今回面白かったシーンは、2つ。
1つは、ウォリックが現場で見つけたもの。
ウォリック:How about a band aid with petals?
「花形のバンドエイド?」
キャサリン:It's not a band aid. It's a nipple flower.
「ちがうわよ!それはニップルフラワー!」
(驚くウォリック)
もう1つは、ホッジスをかわすニックの冷たい態度。
ホッジス:Just so you know, I'm a bit of a go-kart enthusiast myself.
「実は僕、ゴーカート狂なんだ!」
ニック: That's awesome...
「へえ~そうなんだ~」(と言いながら去っていく)
憮然とするホッジス。
ニック、もうちょっとホッジスの話しを聞いてあげて。
たとえ話しが長くなろうとも。
私だったらずーっと聞いてあげるのに。自慢も全部!
オフィシャルブログでも紹介されていましたが
「イカボッドは首のない彼を見ておののいた」
というグリッソムのセリフは、映画「スリーピーホロウ」の原作ワシントン・
アーヴィングの小説「スリーピー・ホロウの伝説」の一説です。
Ichabod was horror-struck, on perceiving that he was headless.
この言葉、以前もグリッソム、使っていたようです。(シーズン1第22話)
このエピ、冒頭が凝っていました。
ヨハンシュトラウスの「美しく青きドナウ」が流れる中、アメフトのヘルメットを
かぶった“生首”がハイウェイを転がっていました。