数日前に知ったあるネット記事により、ファンタビ熱が急高騰し、Netflixで第1作からじっくり鑑賞中。
記事では、ニュート役のエディ・レッドメインが、もうニュートを観ることはない(=ファンタビ続編無し)とインタビューで言ったことが話題に。
ダンブルドア役のジュード・ロウも「ファンタビは一時中断」と発言したらしく、涙が出ました。
当初は5部作を計画されていたはず。
以下、復習ノートまとめ。
- ニュート・スキャマンダー
- ジェイコブ・コワルスキー
- ポーペンティーナ&クィニー
- ロケ地 ニューヨーク市庁舎
- ロケ地 アメリカ合衆国魔法議会(屋内)
- ロケ地 ギンズバーグ・デロニー百貨店
- 新セーレム魔女協会
- 途中ですが
ニュート・スキャマンダー
人間といる時よりも、動物といる時のほうが落ち着く男。
J.K.ローリングは「人に囲まれているとどこか居心地の悪さを感じるのに、動物たちの世界ではありのままの自分でいられる。」とニュートについて説明している。
この映画は、ニュートが初めて1926年のアメリカ・ニューヨークに降り立つシーンから始まる。ニュートにとって初めてのニューヨーク。まさに「Englishman in New York」。
ジェイコブ・コワルスキー
マグル(ノーマジ)の主要キャストとして、同じくマグルな私たちを魔法の物語の中に連れていってくれる貴重な存在。
第一次世界大戦に従軍し、フランスからアメリカへ帰国した帰還兵で、缶詰工場で働いている。銀行に、ベーカリーの開業資金を借りに行ったが、あえなくローン申請は却下。さらに、婚約者のミルドレッドにもフラれてしまう。
彼が住んでいるのは、マンハッタンのローワー・イーストサイドにある安アパート。
美術担当のスチュアート・クレイグは、テネメント博物館にあるアパートの復元コーナーを「かなり忠実に真似をした」と語っている。
ジェイコブが、銀行の支配人に味見してもらおうとカバンに詰めていたパンは、大好きな祖母(ポーランド系)のレシピで作った、ポンチキやバブカ。
また、トリビア情報としては、ジェイコブ役のダン・フォグラーの祖父は実際にNYのパン屋さんだったという。ダン・フォグラー自身も生粋のニューヨーカー。
ポーペンティーナ&クィニー
ポーペンティーナ(ティナ)とクィニーの姉妹は、2人ともアメリカ合衆国魔法議会(MACUSA)で勤めている。
ティナは、調査本部所属の闇祓いから降格され、杖認可局で働いている。クィニーはタイプ室勤務。
身寄りがない2人は、お互いが父役(ティナ)と母役(クィニー)になって支え合っているという設定のようだ。パッと見も真逆な2人だが、特に寝間着のシーンがわかりやすい。ティナはグレーブルーなパジャマをウエストでイン。クィニーは、セクシーなピンクのネグリジェだった。
姉妹が住んでいるアパートは、マンハッタンのミッドタウンにあるブラウンストーン造り(赤茶色の煉瓦造り)の建物で、ヴィクトリア朝様式のデザインになっている。
ロケ地 ニューヨーク市庁舎
セント・ジョージズ・ホール・リバプール St George's Hall (英・リバプール)
ニューヨーク市庁舎の外観、室内シーンは、なんとイギリスのセント・ジョージ・ホールでの撮影。
上院議員ヘンリー・ショー・ジュニアの祝賀会会場のシーンで使われている。
ロケ地 アメリカ合衆国魔法議会(屋内)
The Woolworth Building
MACUSAの屋内シーンは、NYにあるウールワース・ビルディングでの撮影。
上記動画は、映画とは関係ないが、ビル内を紹介しているもの。
1913年に開業し、ネオ・ゴシック様式の建物。
なお、外観のシーンはセット。
ロケ地 ギンズバーグ・デロニー百貨店
Cunard Building(英・リバプール)
デミガイズを追い詰めたギンズバーグ・デロニー百貨店は、イギリスのリバプールにある歴史的建築物キュナード・ビルディングでの撮影。
上記動画は、映画とは関係無いものだが、店内のシーンと比べてみて欲しい。
美術セットチームが、テーブルや棚、ショーケースなどクリスマス商品でデコレーションしたという。
新セーレム魔女協会
新セーレム魔女協会(NSPS)のリーダー、メアリー・ルーベアボーンは、魔女や魔法使いに憎悪を抱き、NYに住むノーマジ(マグル)に魔法使いの存在を知らしめようとしている。協会は、アメリカで暮らす魔法族の追放・処刑を訴えている。
協会の名は、実際に起こったアメリカのマサチューセッツ州の田舎町セーレムで起きた魔女裁判が由来。
そして、この魔女裁判こそがMACUSAを設立するきっかけになっている。
NSPSのリーダーのベアボーンの養子が、クリーデンス。
義母から日常的に虐待され、愚か者だと決めつけられていた。
自分の居場所を求めていたクリーデンスの前に現れたのが、MACUSAの闇払いグレイブス。そして、彼に操られていってしまう。
途中ですが
復習ノートは完成していないが、ここまでの感想を入力。
1926年のニューヨークが舞台の作品、美術担当の凝りように驚かされる。
街並み、部屋のインテリア、ファッション、小物類等、細かなところまで見ごたえがある。銀行のシーンだけでも、あの丸い金庫の扉から、ずらりと並ぶ窓口、銀行の警備員の制服まで丁寧に造りこまれている。
衣装は、世界中から当時の材料を集めまくったと言う。ちらっと映る自動車も多くの自動車を調達して修理したという。
あまり覚えていないニュースルーム(編集室)のシーンで使われていた小物もその時代のものを大量に用意したという。
ティナとクィニーの職場のデスクも、2人の性格を表すように、ティナの机は整理整頓され、クィニーの机は書類やお菓子の袋などぐっちゃぐちゃの山積みになっていた。
また、様々なポスター等、ミナリマさんは、どれだけのデザインを用意したのだろう。想像するだけで気が遠くなる。
何度見ても新しい発見があるファンタビの作品。知れば知るほど驚かされてしまう。
スタジオツアーは、ハリポタが9割だが、いつかファンタビのコーナーが増設されることを夢見ている。
そして、いつかユニバーサル・オーランドに出来るファンタビがテーマのアトラクションを体験したい。是非USJにも同じアトラクションを!
ファンタビ続編を熱望!