映画とドラマとロケ地

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ラストショー The Last Laugh (2019)

コメディアンのマネージャーの仕事をしていたアルは、孫娘に勧められ

ある老人ホームの見学へ行く。

施設を案内したのが、50年前にコメディアンを引退したバディ・グリーン。

老人ホームでの暮らしにうんざりしたアルは、バディにコメディアン復帰を

すすめ、2人で全米ツアーを敢行することに決める。

 

以下ネタバレあり

 

 

【映画ロケーション】撮影の中心はニューオリンズ

 

トラックストップ&カジノ・パラス(最初に訪れた会場)

Huddle Houseが目印(ニューオリンズ

 

テキサスで、アルがバディのためにマリファナを探し、少年らに声をかけるシーン。

(実際は、ニューオリンズ。Ted's Frostop Diner)

 

アルが、カンサスで出会ったドリスと行った店。Moe's Original BBQ

 

 アル、バディ、ドリスの3人が滞在するホテル Le Pavillon Hotel(実在するホテル)

 

 エド・サリバン・シアター (ニューヨーク)

 

 

(ストーリー)

かつて有名コメディアンのマネージャーとして活躍したアルは、

孫娘のジーニーと、老人ホーム「パーム・シャンシャイン」の見学へ行き

そこで、昔、自分がマネージャーを務めたコメディアンのバディ・グリーンと

50年ぶりに再会し、入居を決める。

しかし、老人ホームでの生活に馴染めず、仕事復帰を目指すアルは

バディを口説き落とし、コメディアンとしてカムバックさせる。

ニューヨークを目指しながら、アメリカ各地をツアーしている途中、

アルはカンサスでドリスという女性と出会う。

ドリスもツアーに加わり、3人で旅する途中、バディの息子のチャーリーが

ジーニーとともに現れ、アルはそこではじめてバディが末期のすい臓がんで

あると知らされる。

アルはツアーを諦めるが、バディから余命数ヶ月のうちに、自分のやりたいことを

やって死にたいと言われ、断られたレイトショーの出演を再交渉する。

 

ついに念願の“ザ・レイト・ショー・ウィズ・スティーヴン・コルベア”に出演

したバディ。観客席には、チャーリーとジーニーの姿も。

パーム・サンシャインの住居者達もテレビの前で見守り、

バディのトークショーは大成功をおさめる。 ~おわり~

 

先が読める展開で、バディのスタンダップコメディも日本人には

あまり響かないタイプの笑いだが、年老いた2人の奮闘する姿に

元気がもらえた。

若い人は満足しないだろうが、中高年であれば自分に置き換えて

色々考えながら観て楽しめる作品だと思う。