映画とドラマとロケ地

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名もなき生涯 A Hidden Life (2019)

名もなき生涯 (字幕版)

第二次世界大戦中、ナチス・ドイツに併合されたオーストリアで、

良心的兵役拒否の立場で度重なる従軍命令に従わず、ひたすらに自分の信念を貫いた

実在の農夫フランツ・イェーガーシュテッターの生涯を描く。

 

以下ネタバレあり

 

 

 

実在の人物、フランツ・イェーガーシュテッターを描いた作品。

オーストリア出身、第二次世界大戦中にナチス・ドイツに対し、良心的兵役拒否

行ったカトリック教会の殉教者。

2009年、ドキュメンタリー映画 "Franz Jaegerstaetter: A Man of Conscience" が

公開された。

 

In Solitary Witness

フランツ・イェーガーシュテッターに関して知られるようになったのは

アメリカの社会学者であるGordon Zahnの書籍「In Solitary Witness」が

1964年に出版されてから。

ヒトラーやドイツのカトリック教徒の研究をしている際、イェーガーシュテッター

に関する話を聞き、感銘を受け、書き上げた作品。

作者のGordon Zahnは、ベトナム戦争を抗議するため、

”List of historical acts of tax resistance”に署名し、納税を拒否している。

 

Franz Jaegerstaetter: Letters and Writings from Prison

映画の原作は、Erna Putzの“Franz Jägerstätter: Letters and Writings from Prison”。

Erna Putz : オーストリア神学者兼作家

 

 

【ロケーション】

 

ザンクト・ラデグントの家

ロケ地ではなく、実際の家の場所を紹介いたします。

 

妻のFranziska Jägerstätterさんは、100歳になった2週間後、2013年3月16日に

お亡くなりになられています。

娘のMariaさん、Rosaliaさん、Aloisaさんは、両親と同じ村に住んでおり

映画撮影時、父役の August Diehl、母役のValerie Pachnerとも会ったという。

映画公開前に鑑賞し、映画を気に入っていたという逸話もネットで紹介されて

いました。

 

 

すぐに心が折れ、流されるままの自分には、この映画の評価など出来ない。

確実に自分は村人側になるだろうと想像が出来た。

この歳になっても、まだ知らないことだらけ。

映画でいつも学ばせてもらっている。