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ねたばれ感想 + ロケーションの紹介

カセットテープ・ダイアリーズ Blinded by the Light (2019)

Blinded By the Light

1987年に、パキスタンから英国ルートンに移住してきたカーン一家。

ルートンでは、人種差別が根強く残り、パキスタン人にとって住みやすい環境

では無かった。家では厳格な父親に束縛されている状況。

音楽好きの長男のジャベドは、ロックにはまっていたが、

ある日学校で、同級生から渡されたブルース・スプリングスティーンのテープ

を聴き、衝撃を受ける。

ジャベドは、体から溢れ出てくる詩を書き留め、教師に読んでもらうことに。

 

以下ネタバレあり

 

 

 

Greetings from Bury Park: Race. Religion. Rock 'n' Roll

原作は、イギリスのジャーナリスト、サルフラズ・マンズールの自叙伝

”Greetings from Bury Park: Race, Religion and Rock N’ Roll”(2007)。

動画は、マンズール氏本人が製作した故郷ルートンを取材したもの。

 

 

 

【映画ロケーション】※長いです!

 

丘の上のシーン:Aston Rowant自然保護区内の丘の上での撮影

動画は、映画とは関係ないものですが、雰囲気が楽しめます。

 

 ジャベドの家:ピナー(イギリス)

 

主人公が通っていた高校:Northolt High School

 

親友ループスといた時に人種差別する3人の男たちから強引に席を移動させられ、

“BAD LAND”を歌いながら反撃するシーン。

Greenfields Restaurant ルートンのショッピングモール内

動画では、店内の様子がよくわかります。どのあたりに座っていたかな!?

 

労働党支援(レッドウエッジ)ギグのビラを配るイライザに向けて

“Thunder Road”を歌い始めるシーン。

The NOAH Boutique(ルートン)の店前

 

Bruce Springsteen - Born To Runが流れる中、

広場で皆とダンスするシーン:Town Hall Square(ルートン)

見物人の中に、サルフラズ・マンズール氏ご本人が!

 

ムスク外観:Luton Central Mosque

 

父が職を失い、家計のため母親が、宝石店でアクセサリーを売るシーン。

Babulal J Pattni Luton(店名そのまま撮影)

 

 

 

 

※ネタバレ注意

 

(あらすじ)

 

 

ジャベド・カーン:主人公

         1987年 イギリス・ルートンに住む16歳

         日記と詩を書くのが趣味。

マリク・カーン:父 工場勤務

        パキスタンから両親の反対を押し切り妻と渡英

ヌール・カーン:母 裁縫の内職で家計を助ける

Shazia :妹

Yasmeen:いとこ ⇒のち、結婚。

マット:近所に住むジャベドの幼馴染のイギリス人

    バンド活動しながら、父の衣料品店を手伝う。

    バンドの歌詞をジャベドに書いてもらっている。

 

カレッジ(大学進学準備学校)に入学

ジャベドは、ルートンから抜け出すためには大学進学しかないと考え

カレッジに入学する。

入学してすぐに、ループスという同級生からブルース・スプリングスティーン

のテープを強引に渡される。

 

ブルース・スプリングスティーンの影響

ループスから借りたテープを聴き、一瞬でブルース・スプリングスティーン

夢中になったジャベド。

影響を受けたジャベドは、詩を書き綴るが、経済学を学んでほしい父と対立し

嵐の夜に自分の詩を書いた紙を捨てるが、スプリングスティーン(BOSS)を

聴き、詩の紙を拾いに戻る。

 

グレイ先生

ジャベドから詩を渡され、彼の才能に気づいたグレイ先生は、新聞社に勤める

知人にジャベドの作品を送り、ジャベドはヘラルドのインターンとして働きだす。

また、ジャベドが捨てた詩を拾った隣人のミスター・エバンズも、ジャベドの

才能を評価し、応援してくれるが、父マリクは頑なに受け入れない。

 

イライザ

ジャベドは、政治活動に参加するクラスメイトのイライザと出会う。

政治活動のきっかけは、保守的(人種差別)な両親への犯行からだった。

イライザも、ジャベドの詩に興味を持ち、二人は恋人同士に。

 

ライブチケット

ブルース・スプリングスティーンのライブがイギリスで開催されると知った

ジャベドは、ヘラルドの一面を飾った人種差別に関する記事の代金で

チケットを2枚購入するが、父親にチケットを破かれてしまう。

学校では、イライザと衝突し、別れを口にしてしまう。

 

モンマス・カレッジ(米国)招待

グレイ先生が、校長の許可を得てジャベドの論文を大会に提出。

優秀な10作品に選ばれ、副賞としてBOSSの故郷にあるモンマス・カレッジに

招待されることになる。

父親に勘当され、ジャベドは家を出て、ループスと共に渡米する。

2人は、BOSSゆかりの地を巡る。

 

母ヌールの説得

ジャベドの母ヌールは、夫マリクに息子と和解するよう説得。

マリクもパキスタンの両親に反対されながらもイギリスに渡っていた。

マルクに従順だったヌールは、このままでは息子ジャベドを失うと訴え

そうなったら許さないとマリクに告げる。

そんな時に、イライザがカーン家を訪ね、学校でジャベドが表彰されることを

ヌールに伝える。

 

表彰式

学校での表彰式、ジャベドは両親の姿に気づき、論文を読むことを止め

自分の今の思いを語り、会場は感動に包まれる。

父とも和解し、イザベルとも仲直りしたジャベドは、皆に見送られながら

マンチェスター大学へ進学するために家を出る。

~終~

 

 

 

 

ブルース・スプリングスティーンの楽曲をベースにした青春映画。

久々に若かりし頃のワクワク感を思い出していた。

ブルース・スプリングスティーンの歌の威力。

実話に基づいた作品ということにも驚かされた。

映画鑑賞後、情熱が沸き起こるようなようなパワーをもらえました。

老若男女問わず観て欲しい作品です。

多分、日本人好み。

 

 

 

 

マンズール氏、2013年に来日されていました。