映画とドラマとロケ地

映画や海外ドラマの撮影地の紹介+レビュー

ワイルド・ガール Wild Child (2008)

ワイルド・ガール (字幕版)

Wikiepediaより抜粋

ロサンゼルスで暮らすポピーは、オシャレが大好きな16歳。遊び友達と気ままに過ごしていた彼女は、母親の死後に父が若いガールフレンドを作ることが許せなかった。父のガールフレンドへの嫌がらせは度を超えたイタズラになり、それまでは我慢してきた父もついに怒りを爆発。そしてポピーをイギリスの名門寄宿校に転校させてしまう。そこで彼女を待っていたのはダサイ制服に厳しい教師、学園を牛耳る意地悪な生徒会長のハリエットだった。

以下ネタバレ注意

 

ナターシャ・リチャードソン最後の作品

キングスレー夫人を演じたナターシャ・リチャードソンは、2009年3月16日カナダ・モントリオールのスキー場での転倒が原因で脳死状態となり、18日に生命維持装置が外され逝去された。45歳没。夫は、リーアム・ニーソン。最後の出演作となった。

 

実生活でも恋人に

ポピー・ムーアを演じたエマ・ロバーツとフレディ・キングスレーを演じたアレックス・ペティファーは、この映画の出演がきっかけで実生活でも恋人同士になるが、数か月後に破局する。

 

嘆きのマートル!

Matron役で登場したのは「ハリー・ポッター」シリーズの嘆きのマートル役で有名なシャーリー・ヘンダーソン!個人的には大喜び。
主人公のポピーが、厳しい校則に驚き「ここは何?ホグワーツ?」という台詞もあります。

 

ロケ地

イギリスの名門寄宿校

Cobham Hall(学校)
数多くの作品のロケ地として使用されている。上記動画は、映画とは関係無し。

 

買い物シーン

英・ハワーズ村(メインストリート)
バスで衣装を買いに行くシーンで撮影。

 

美容院のシーン

実際はカフェだったが、映画の撮影のために改装されたという。

 

お酒購入チャレンジ

大人のふりをしてお酒を購入しようとして失敗した店。
美容院の左隣の店での撮影。

 

ビーチのシーン

Robin Hood’s Bay Beach
ポピーとフレディがデートする海岸。

 

ねたばれあらすじ

カリフォルニアガール、英国全寮制へ
主人公:ポピー・ムーア カリフォルニア・マリブ出身
裕福な家で甘やかされて育ったティーンエイジャー。
母は、ポピーが11歳の時に交通事故で亡くなる。
父の恋人ローズマリーの物を壊し、彼女の服を掴んで崖から海に飛び込んだところを父に見つかり、激怒した父に厳格な英国の寄宿学校へ転校させられてしまう。

名門アビー・マウント
イギリスの田舎にある名門寄宿学校アビー・マウントに到着したポピーは、校長のキングスレー夫人に温かく迎え入れられる。
しかし、生徒会長のハリエット・ベントリーから早速目を付けられてしまう。
部屋は、ケイト、ジョシー、キキ、ドリッピー(ジェニファー)との相部屋に。
規則を守ろうとしないポピーのせいで、同部屋のメンバー全員が3週間外出禁止になってしまう。

“追放”に協力
アビー・マウントを出てマリブに戻りたいポピーは、ルームメイトに協力してもらい、故意に学園を追放されるよう、様々ないたずらを仕掛けていく。
どの作戦も失敗するが、このことでルームメイトらと絆が生まれてくる。
校長のキングスレー夫人を怒らせるために、生徒との恋愛を禁じれている校長の息子フレディをポピーが誘惑するという計画をたてる。

フレディを誘惑
ダンスパーティーでフレディを誘惑するという計画をたてたポピーらは、町へ買い物に出かける。美容院でポピーは、ブロンドの髪を自然なブルネット色に変え、イメージチェンジをする。
学校のダンスパーティーで、フレディはハリエットからの誘いを断り、ポピーを外へ連れ出し、デートの約束をする。

ラクロス
ポピーは、ラクロスで才能が開花し、新しいチームのキャプテンになる。
チームは、1976年以来、はじめて決勝に進出することに。

フレディとのドライブ
ポピーは、フレディと海へドライブに行き、初めてキスをする。
作戦としてフレディに近づいたポピーだったが、彼を本当に好きになり、またルームメイトたちと友情を育み、マリブに帰りたくないと思うようになっていく。

嫌がらせ
フレディとのデートから部屋へ戻ると、ルームメイトたちにポピーが送ったメールについて追及される。マリブに戻るために友達のふりをしてただけだといった内容で、ポピーは自分のメールではないと否定するが、誰からも信じてもらえなかった。
フレディへも同様のメールが届いており、ポピーが説明しようとしたが、フレディもポピーの話に耳を傾けることはなかった。
ショックを受けたポピーは、マリブの親友ルビーに電話をするが、ルビーが自分を裏切っていたことを知ってしまう。

火事
独りぼっちになったポピーは、手に持っていたライターで火をつけていると、誤ってカーテンに火が付き、慌てて火を消してその場を離れる。
しかし、爆発音で目を覚ましたポピーは、火事になっていることに気づき、行方不明のドリッピーをさがすため、炎に包まれた学校へ駆け込んでいく。
火が消えた後、フレディから彼女のライターを見つけたと渡されるが、フレディはポピーの言い訳を聞きたくないと拒絶する。
フレディに謝罪の手紙を書いた後、ポピーは火事の責任を取るために校長のキングスリー夫人のオフィスへ向かう。そこで、亡き母親もこの学校のラクロスチームで活躍していたことを知る。

名誉裁判
ポピーは、ついに名誉裁判にかけられることになる。
フレディは、ポピーが泣いている様子から、火事は事故だったと確信する。
ルームメイトらは、ポピーの日記から、ポピーは本当にルームメイトたちを大切に思っていたことを知る。さらにキキが、あのメールを書いたのがハリエットだったという事実に気づく。
ルームメイトたちは名誉裁判に遅れて現れ、他の生徒たちに伝言をしていく。
大勢の生徒らがポピーを指示したため、ポピーを追放させたいハリエットは、ポピーのライターについて追及しはじめる。ポピーとフレディしか知らないはずのライターのことを、何故ハリエットが知っているのか?と追及され、自分が火をつけたと口をすべらしてしまう。ハリエットがオフィスに呼ばれ、名誉裁判は終了する。

ラスト
ラクロスの決勝戦を応援に来たポピーの父は、彼女が亡くなった妻にそっくりなことに驚かされる。
ついに、アビー・マウントはラクロス選手権で優勝し、父とも和解する。
ハリエットは追放され、手下のように扱ってきた友人らに死んだキジを投げつけられる。
数か月後、ポピーはフレディとルームメイトらをマリブに招待する。ルビーからの電話を無視し、本当の友達であるルームメイトらと手をつなぎ海へ飛び込む。
~おわり~

 

ひとこと

すぐ上の動画を観ればわかるが、傲慢でおバカな裕福な家の娘だったポピーが、この学校に入り、変わっていく様子が楽しめる学園もの。
どこかで観たような設定が続くが、それなりに楽しめる。
同じ年代の女性であればより楽しめる王道な作品だろう。

個人的には、アレックス・ペティファーが観られればそれだけで満足です。

 

アレックス・ペティファーご堪能あれ。