フランス王妃マリー・アントワネットの朗読係を務める若い女性シドニー・ラボルドは、王妃を心から敬愛し、王妃の側で働けることに至上の幸せを感じていた。
1789年7月14日に起きたバスティーユ襲撃をきっかけにフランス革命が始まると、ヴェルサイユ宮殿内は騒然となる。
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原作は、こちら。
原作では、主人公シドニーは生き延びて亡命フランス人に。
ポリニャック公爵夫人 ヨランド・ド・ポラストロン
王妃マリー・アントワネットの取り巻きの一人。
寵臣としてさまざまな恩恵を王家から引き出したことで悪名高い。
漫画『ベルサイユのばら』に「ポリニャック伯夫人」として登場するキャラクターのモデルである。
三角関係
映画の主人公 マリー・アントワネットの朗読係シドニー
言わずと知れた マリー・アントワネット
悪名高き ポリニャック伯夫人
シドニーはマリーアントワネットを崇拝
マリー・アントワネットは、ポリニャック伯夫人を寵愛
ポリニャック伯夫人は、マリー・アントワネットを利用、シドニーに憎まれる
歴史でも有名な話だが、フランス革命が起き、ポリニャック伯夫人は一番にフランスを逃げ出したと言われている。
主人公シドニーは、ポリニャック伯夫人に扮し、ポリニャック伯爵と夫人は彼女の召使役として着替えさせ、フランスを脱出することに成功する。
どなたかのレビューでも書かれていたが、マリー・アントワネットが何故か魅力的ではない。
主人公を際立たせるだめなのだろうが、主人公のほうが品があるし、凛として美しい。
マリーアントワネットが登場する映画は、どうしても結末(史実)がわかっているので
ストーリーに驚きが無い分、映画衣装にどれだけ凝りまくるか?ということが注目されやすい。
コッポラ監督の映画「マリー・アントワネット」では、パステルカラーでいっぱいの
Kawaii(かわいい)女子の世界を描いていて、とても楽しめたが
この作品は、それほど…だったかも。
シドニー、しぶとく生き残って欲しいです。
何なら、伯爵夫人に化けたまま、謎のフランス亡命貴族として社交界で活躍してほしいものです。