オレゴン州ポートランド、デルタ・パーク
15歳のチャーリーは、父親のレイとの2人暮らし。
走るのが好きなチャーリーは、競馬場まで走り、馬主のデルと知り合い、彼の元でアルバイトを始める。
ある夜、父の浮気相手の夫が家に怒鳴り込み、父は腹部に酷い怪我を負い、入院することに。
養護施設に入れられたくないチャーリーは、可愛がってくれた伯母のマージを頼るために、探し始めるが…。
以下ネタバレあり
原作は、ウィリー・ブローティンの同名小説。
父と二人で暮らしている15歳の少年チャーリー。
父親は家に愛人(秘書のリン)を連れ込み、子育てには無頓着な男。
お腹が空いても家にあるのは食べ残しのシリアルだけ。
チャーリーが思い出すのは、伯母のマージに愛された記憶ばかり。
ある日、競馬場のそばで馬主のデルに声を掛けられたことがきっかけで、馬の世話の手伝いをさせてもらうことになる。
最初はお金の為だったが、リーン・オン・ピートという大人しい競走馬を世話するうちに、馬との絆が芽生えてくる。
しかし、デルにも騎手ボニーにも、仕事を続けるならば馬を愛してはいけないと忠告される。
しばらくして、父と浮気をしていたリンの夫に不倫がバレ、父親が襲われ腹部に重傷を負い、亡くなってしまう。
可愛がっていた馬のピートも、競走馬としての価値が無くなり、デルは業者に売ってしまう。
チャーリーは、ピートを連れ、居場所を求めてデルタ・パークから逃げ出す。
ここから、チャーリーの馬をつれながらの過酷な旅が始まり、必死に愛する伯母マージの行方を探し続ける。
途中、殺処分寸前で連れ去ったピートも、あっけなく亡くなってしまい、どうなるかと心配していたが、無事マージと出会え、心底ほっとした。
【映画ロケーション】
レースシーン Portland Meadows
給油し、地図を買ったガソリンスタンド。