映画とドラマとロケ地

映画や海外ドラマの撮影地の紹介+レビュー

シング・フォー・クリスマス I'm Glad It's Christmas (2022)

ギフトショップで働くクロエの夢は、ブロードウェイのミュージカルに出演すること。
しかし、オーディションに落ち続け、職場でも厳しい店主に気を遣う日々。
ある日、クロエが店でクリスマスソングを歌っているのを見た,町の有力者ミス・コーラから、ホリデイ・レーン・クリスマス・コンサートに出演して欲しいと声をかけられる。

以下、簡単な感想など。

 

GAC Media, LLC

Netflixが、ホリデーシーズンになるとクリスマス関連の短編(テレビ)映画を立て続けに公開していくのを不思議に思っていた。
大して面白くもない)同じような作品が、何故これだけ作り出されるのかと不思議に思っていたが、製作する会社について検索をし、色々腑に落ちた。
製作したのは、アメリカのケーブルテレビ、その名も“Great American Family”。
ここがあの短編クリスマス映画を毎年作り出していたのだった。
同系列では、Great American Faith & Livingという西部劇やアメリカ人のライフスタイルに関する番組を放送するチャンネルもある。

ロケ地 HOLLINGWORTH GIFT SHOP

El Mercado(閉業)
アメリカ・ニュージャージー州ブリックトンと言う設定だが、撮影地はカナダ。
現在は閉業したEl Mercadoという店舗を撮影に使っている。
右隣の店の看板等はそのまま映っている。

 

イケオジ

Paul Greene
量産型クリスマス作品に絶妙に合うイケオジ登場。
カナダでの撮影のためか、やはりカナダ出身の俳優が多く使われている気がする。
俳優・歌手・モデルとして活躍しているポールさん。
instagramでは、49歳とは思えない肉体美を披露されているので要チェック。

ひとこと

何故か、imdb(世界最大級の映画・ドラマ情報サイトIMDb)では、この映画のユーザーレビューがものすごく高い。10/10☆を付けている人も何人か。
ベタ中のベタなクリスマス作品で、何のひねりも面白みもない平和な内容なのだが、世界にはこれを絶賛する純粋な人々が存在しているのだろうか。何だかほっこりする反面、恐ろしくもなってくる。