映画とドラマとロケ地

映画や海外ドラマの撮影地の紹介+レビュー

エンド・オブ・キングダム London Has Fallen (2016)

London Has Fallen (DVD)

Amazonより抜粋
ホワイトハウス陥落の悪夢から2年。イギリスの首相が不可解な死を遂げた。ロンドンで行われる葬儀は、世界を代表する40ヶ国もの首脳が集結する式典となる。街は、史上最大の厳戒態勢にあった。だが、そのロンドンで同時多発テロが勃発。数々の歴史的建造物が崩壊し、犠牲者が出続ける中、命からがら逃げ出した米国大統領と、そのシークレットサービス。非常事態宣言下のロンドンの街でかつてない決死の逃亡と救出劇が始まる。

以下、ロケ地等

 

エンド・オブ・ホワイトハウス」の続編

2013年「エンド・オブ・ホワイトハウス」(原題: Olympus Has Fallen)の続編。
前作は、ホワイトハウス北朝鮮出身のテロリストに占拠され、合衆国大統領が人質にとられたという設定。
今作では、訪英中のアメリカ合衆国大統領を護るシークレットサービスの活躍を描いている。

 

ロケ地

映画撮影スタジオ

Pinewood Studios(上)
イギリスのパインウッド・スタジオで撮影されていた。
Nu Boyana Film Studios(下)
ブルガリアのソフィアにあるヌ ボヤナ フィルム スタジオでも撮影されている。撮影時、ブルガリアのプレヴネリエフ大統領がセットを訪問したと言われている。

 

ジョギングシーン

Kensington Gardens
映画冒頭のマイク・バニングとアッシャー大統領がジョギングするシーン。

 

スタンステッド空港のシーン

Dunsfold Aerodrome
エアフォースワンが、スタンステッド空港に到着したシーンは、ダンスフォールド・エアロドロームでの撮影。

 

サマセット・ハウス

Somerset House
スタンステッド空港に到着した大統領が、ヘリコプターで向かった場所。
ここで大統領専用車に乗り換える。

その後、大統領専用車がストランドを通るシーンが映る。

 

カナダ首相暗殺シーン

Trafalgar Square
トラファルガー広場前で、カナダ首相が乗った車が爆破される。

 

セントポール大聖堂

St. Paul's Cathedral
カナダ首相暗殺を皮切りに、突如、銃撃戦になる。
実際は、ブルガリアにある映画スタジオで、銃撃戦が撮影されている。

 

チェルシー橋爆破

チェルシー橋も爆破され、渋滞で動けずにいた日本の総理大臣の乗った車もテムズ川へ。

 

ウエストミンスター寺院爆破

Westminster Abbey
ウェストミンスター寺院も爆破され、塔が崩れ落ちる。

 

フランス大統領暗殺シーン

ランベス橋の近くで待機していたフランス大統領も爆撃される。

 

ひとことふたこと

ロンドンが舞台のため、ロケ地目当てで鑑賞。
ストーリーは、前作を観ているので展開は予想出来る。
眉間に皺を寄せたジェラルド・バトラーを応援するまでだ。

ナクシマ・ツトムという変わった名前の日本の総理大臣と、髭もじゃの運転手が登場。せめて姿勢が良く清潔感ある運転手にしてほしかった。首相の名前だって、タナカとかスズキとか、ありがちで良いのに。

各国の首相が、お国柄をアピールする道具になっているのか、日本の総理大臣は時計を見ながら時間を気にしており、アモーレの国・イタリア首相は30歳になるという美女といちゃついており、フランス大統領は何故か小さな船で待機。アメリカ以外は雑な扱いをされている。

その後、ロンドン市内で次々にド派手テロが起きてしまう。周囲にいた警察官も警備員も敵側の人間で、一斉に攻撃してくる。MI5もスコットランドヤードも、どうなっているのか?モーガン・フリーマンが「お金のために出演した。」と堂々とインタビューで語っていたのを思い出し、呆れつつもザ・ハリウッド作品を楽しんでいた。結局は派手なドンパチは、楽しいのだ。