クリスは毎年恒例のクリスマスデコレーションコンテストで優勝することに命を懸けていたが、今年こそは優勝したいと、いたずら好きな妖精のペッパーとうっかり契約してしまう。ペッパーはたちまち町中に大混乱を引き起こし、クリスは妻のキャロルと3人の子供たちと共にクリスマスを守るために奔走する。
以下、ネタバレ注意。
ウィステリア通り（Wisteria Lane）
ドラマ「デスパレートな妻たち」に登場するウィステリア通り（Wisteria Lane）として有名なユニバーサルスタジオ・ハリウッド内のセットでの撮影。
クリスマスにちなんだ名前
主人公のカーヴァー家の家族は、皆クリスマスにちなんだ名前が付けられている。
父：Chris (Christmas)
母：Carol
長男：Nick (Nicholas)
長女：Joy
次女：Holly
クリスマスの12日間
エルフのペッパーに取引として使われた有名なクリスマスソング。
Pentatonixの5人は、ペッパーに人形にされたコーラス隊として出演している。
昔、このディズニーのクリスマスビデオ（VHS）を、クリスマスシーズンに家族といつも観ていたことを思い出していた。
♪５つの金の輪～
♪そして、１羽のウズラ～
の箇所は、かならず歌いたくなってしまう。
この歌が、映画の鍵になっていたことがとても嬉しかった。
ねたばれあらすじ
クリスマス・デコレーション・コンテスト
クリス・カーヴァーは、毎年近隣で行われるクリスマス・デコレーション・コンテストに挑戦するも、今まで一度も優勝したことが無く、派手なインフレータブル人形を使い何度も優勝している向かいに住むブルースに嫉妬していた。
年末にクリスは突然会社をクビになり、コンテストの賞金10万ドルを手に入れようと、必死でデコレーションの準備を始める。
クリスマスショップ
クリスは、末っ子のホリーと一緒に、クリスマスの装飾品を探しに、あるクリスマスショップに入る。いくつか商品を購入し、長いレシートを渡されたクリスは、店主ペッパーに言われるがまま自分の名前をサインしてしまう。そのレシートには読めないほど小さな文字が印字されており、何が書かれているかクリスは確認しなかった。
「クリスマスの12日間」の巨大ツリー
クリスが買った商品の蓋をあけると、とてつもなく大きなツリーが家の前に出没し、コンテストの撮影時には、圧倒的な光を放つツリーになり、カーヴァー家は一躍優勝候補に躍り出る。クリスの家族らも大喜び。
消えたデコレーション
翌日の朝、ツリーの飾りが無くなってしまい、クリスはライバルである向いに住むブルースの仕業だと考えるが、困ったクリスは仕方なく、購入したクリスマスショップへ向かう。
そこで、実はペッパーが悪いエルフで、クリスは罠にかけられていたことを知る。レシートへのサインは、取引完了を意味していた。
店には、ペッパーに騙されて取引し、人形にされてしまった人々がドールハウスで暮らしており、クリスもペッパーの要望をクリアしなければ、彼らと同じ人形にされてしまうことに！
金の輪
クリスは人形になった人々から、５つの金の輪を見つけなければいけないと教えられ、彼らを自宅に連れて行き、協力してもらうことになる。
家族は、人形たちに驚きながらも、彼らのアドバイス通り、金の輪を見つけようと考える。
長女のジョイの出場する陸上競技大会の会場に、突如ペッパーが操った（歌に登場する）10人の飛び跳ねている貴族たちが現れ、カーヴァー家の邪魔をしようとするが、皆で戦い、4つの金の輪を手に入れることに成功する。
最後の金の輪
5つの金の輪のうち4つを手に入れたカーヴァー家は、最後の１つを手に入れるため、ペッパーに罠をしかけ、5つの金の輪をコンプリートする。
しかしペッパーは、歌の通りトータルで40個の金の輪が必要だと言い張る。
悪いいたずらを続けるペッパーのもとにサンタクロースが現れるが、サンタでも取引を変えることは出来ないことがわかり、一家は必死になって38個まで金の輪を集める。
締め切りの時間が過ぎ、クリスは人形になってしまうが、サンタクロースからヒントをもらい、クリスらの夫婦の結婚指輪が追加され、40個集めることに成功！魔法がとけ、クリスは人間に戻った。
ラスト
人形になった人々は、ホリーがサンタクロースにお願いしたことで、全員人間に戻ることが出来た。ペッパーは、罰として人形に変身させられてしまう。
カーヴァー家はみごとクリスマス・デコレーション・コンテストに優勝するが、賞金10万ドルは、タコスクーポンだったことが判明する。
クリスは、ペッパーのクリスマスショップの新しいオーナーになる。
～おわり～
ひとこと
あまり期待しないで観たのだが、意外にはまった。
理由は、Pentatonixと「クリスマスの12日間」の歌！
人形たちとのやりとりも面白かった。
あのクリスマスショップ、怖いけれど、一度行ってみたい！
（下記instagramで楽しんで！）
