映画とドラマとロケ地

映画や海外ドラマの撮影地の紹介+レビュー

ジャスト・ア・メリー・クリスマス Så var det jul igjen Christmas As Usual (2023)

Netflixより抜粋
ジャシャンとの婚約を祝おうと、テアは彼を連れて実家に帰省。だがインド出身の彼とノルウェーに住むテアの家族は、文化と伝統の違いから事あるごとに衝突。波乱続きのクリスマスとなる。

以下、ロケ地など

 

ノルウェーのクリスマス

12月22日

Teeny Tiny Christmas Eve(Bitte lille julaften)
ノルウェーでは年一番の買い物デーで、衝突事故も多い日でも有名。
テアの実家では、夕食にミートボールを食べるのが定番になっていた。


12月23日

Little Christmas Eve(Lille julaften)
ノルウェーでは、洗濯やお掃除等、クリスマスに向けての最終準備をする日らしく、家族全員で入浴し、清潔なクリスマスの服を着用するというのが定番のようだ。

ニッセ(小人の妖精)の人形

Nisse(Tomte)
映画では、ジャシャンがテアの亡くなった父の手作りの人形だと知らずに、少々失礼な発言をしてしまうというシーンで登場する。
家の小さな守り神で、クリスマスシーズンには1年間の感謝をこめて、ニッセのためにもごちそうを用意するという。
映画で登場していたライスプティング(ライスポリッジ)を用意するのが定番のようだ。

 

Ribbe(リッベ)

豚バラ肉のオーブン焼き
クリスマスに食べる定番の料理のようだ。
ジャシャンは不味そうに食べていたが、パッと見美味しそうに見えた。
文化の違いということなのだろう。
テアの兄の「豚の脂だ」という雑な説明もダメだった気がする。

 

ロケ地

Rauland(ノルウェー

撮影は主にノルウェーのラウランド(Rauland)で。

 

教会のシーン

 Rauland kyrkje(ラウランド教会)
最も古いものでは 1491年の記録があるという歴史的教会。
教会内のデザインがとても可愛らしい。

テアの実家?

上記instagramは、テアの実家として使われた邸宅のオーナーさん。
Airbnb(レンタル)などもしているようで、この場所かな?という家は発見したが、確証持てないまま。

ここかも。

 

ひとこと(ネタバレ注意)

文句を言いながらもNetflixで公開されるクリスマス作品を延々と見続けている。

今回は、ノルウェー出身女性テアが、婚約者のインド出身の男性ジャシャンを、クリスマスシーズンに実家に連れて行くところから物語がはじまっていく。
テアは、家族に恋人がインド人だということを伝えないまま帰宅し、母を動揺させる。悪い人ではないのだが、母は娘に幼馴染の元彼ヨルゲンと復縁してほしいと願っているため、ジャシャンを心からは歓迎していない様子。
ジャシャンは、家族に好かれようと必死になるが、空回りをし、溝が深まっていく…というお決まりのパターン。
暗い空気を一瞬で変えるのは、テアの兄の娘の素直な一言。ジャシャンをカッコいいと褒め、誤解を解いていく…。

婚約した同志とはいえ、お互いもう少し相手を思いやっていれば、前半のドタバタは回避できたはずだが、それでは映画が成り立たないので仕方はない。
ジョシュア側に立つ人と、テア側に立って観る人と分かれるような気がする。
私は、2人とも思考が子供っぽいと感じてしまうが、それは歳のせいだろうか?