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リ・ジェネシス3 バイオ犯罪捜査班 第9話 犯行声明  Let It Burn

Re:Genesis リ・ジェネシス DVD-BOX

WOWOW番組オフィシャルサイトより

デビッドに合成天然痘を送りつけた犯人は、ニューヨークのグランドセントラル駅にも同じ天然痘爆弾を仕掛けていた。狙いは何なのか? 犯人は、世界の科学者たちに、「ネット上に氾濫する危険な科学情報を全て削除せよ」と求め、要求が通らなければアメリカ全土に天然痘ウイルスをばら撒くと脅迫。一方、レイチェルはブリティッシュ・コロンビアでの炭疽菌について調査を続け、ある日本人博士の存在に辿り着いた。

前回、第二次世界大戦の中国での生体実験について

話しが出てきたので、きっと日本軍の731部隊が何か

関連していると思ったが、やはり出てきました。(-_-;)

ドラマ内でも、731部隊が中国人に対して行ったこと、そして

終戦後、生体実験のデータをアメリカに渡すことで、科学者達が

裁判を免除されたことが説明されます。

そして、今回の鼻疽菌と炭疽菌のバイオテロ騒動は、

日本が第二次世界大戦時にアメリカに向けて、細菌兵器として

鼻疽菌と炭疽菌を入れた風船をジェット気流に乗せて飛ばした

ものの残骸が、山火事によって広がったという結果になりました。

日本軍の細菌風船が原因だなんて…。

日本軍、最後の悪あがきでそんなこともしていたのですね。

ほとんどは、太平洋上に落ちてしまっていたとのこと。

恐ろしい兵器ではあるけれど、風船でなんて無理がありますね!

(もう太平洋を風船で横断するなんて、誰も考えないでください。)

風に乗って、バンクーバーのほうへ山火事で飛ばされた細菌が

飛んでくるのでは…という危機も無事回避。

皆、太平洋上に飛ばされていったとのこと。

海に落ちれば細菌って死ぬの!?

少なからず影響はないのだろうか…と無知な私は心配になりました。

というわけで、デービッドに送りつけられた天然痘はまた

別の事件ということになり、犯人は???ということろに

グリーンウェー研究室の爆発で亡くなった女性の夫である

ロビー・マケインが、NorBACのデービッドのもとにやってきました。

話しているうちに、彼が天然痘テロの犯人だとわかったデービッド。

ロビー・マケインは、インターネットからすべての危険な科学情報を

削除してほしいというメッセージをこめての行動だったようです。

彼は、インターネット上での情報のみで、天然痘を作り出していました。

科学者として、彼の主張も理解できるデービッドは、彼に

国土安全保障省に捕まったら、国家反逆のテロリストとして

裁判もなく、彼が主張する場も無くなると説明し、

自分が新聞に今回の事件に関する記事を掲載すると約束し

彼を逃がすことにしました。

しかし、NorBAC前でロビー・マケインは射殺されていまいます。

デービッドはリドルマイヤーとの電話で、デービッドと

ロビー・マケインが話していた内容を盗聴されていたことに気づき

部屋中探し、彼のノートパソコン内の盗聴器を発見…。

ボブのほうは、失明の恐怖におびえていましたが

デービッドとともに、Ann Turnbull 医師のもとに向かいます。

彼女は、視神経再生の最先端の研究をしており

マウスで視神経再生を成功させていましたが、まだ実験段階で

治療を失敗したら失明するだろうと説明。

まずは、彼女の支援者達に了解を得てから考えるということですが

ボブはリスクは高いけれども、このチャンスに賭けるつもりのようです。

レイチェルの息子クレイグは、熊の調査中に熊に襲われ重症…。

顔半分と指に酷い怪我を負ってしまい、レイチェルとリドルマイヤーは

病院で彼にずっと付き添っていました。

彼の仲間であり、パートナーであるトムは死亡してしまいます…。

やはり、クレイグは同性愛者でした。

具合が悪いと言ってウェスの姪が、NorBACにやってきて

ウェスが病院へ連れて行きますが、なんとこの12歳の彼の姪は

妊娠していました…。(-_-;)どうなる、ウェス!?

と、今回も一応は解決しながらもすっきりとしない終わり方…。

そして12歳のウェスの姪の妊娠はいったい…。(-_-;)

クレイグの病状も気になります。

来週まで待ちきれません。

残りあと4話。あっという間だろうなあ…。

追記:2008.8.25

先日、「風船爆弾…太平洋を渡った秘密兵器」というテレビ

番組を観ました。このドラマで、風船爆弾について知っていたため

テレビでより詳細をしり衝撃を受けました。

ktv番組オフィシャルサイト

日本の最終兵器として作られた風船爆弾を指先が柔らかいと

いう理由で、女学生が作っていたという事実。

死の危険がある検査も、女学生達が行っており

そのリスクは全く聞かされずに行っていたようです。

アメリカは、風船爆弾の成果はないと日本軍に思わせるために

全く報道されず、日本は成果が出ない風船爆弾の攻撃を諦めたと

いわれています。もし、成果があると知ったら、もっと多くの爆弾が

飛ばされ、被害も拡大したのではないかと言われています。

その風船は、なんと和紙で作られ、こんにゃく入りの糊で

貼り付けられたそうです。