2006年12月4日。ある夜、学校の校長室に忍び込んだ2人の男子生徒、アンディとカルロス。引き出しの中にウォッカの瓶を見つけて大喜び。2人はそれを寮のパーティーで学友たちにふるまうが、どんちゃん騒ぎの渦中に女性の校長ヴィヴィアンがやって来る。その学校はろうあ学校だったが、アンディは手話で校長を言いくるめあと1曲だけ騒いでいいと許可を得る。盛り上がる若者たち。だが数日後に始まったクリスマス休暇にアンディは自宅から姿を消す。警察は彼が家出したものと考え、失踪事件にしていた……。
そして現在。ろうあ学校の倉庫にあるピアノにアンディの血液が付着しているのが判明。科学捜査班が血液に反応するライトを当てると、倉庫中に血を拭き取った跡が。失踪事件ではなく殺人事件の可能性が高まる。リリーたちはコールドケースの扉を開く。
以下ネタバレ注意
今回の事件は、人工耳で聞こえるようになりピアノを楽しそうに弾くアンディを、人工耳をつけても効果が無かったカルロスが、発作的に殴って殺してしまったという事件でした。
ドラマの途中にアンディの恋、耳が聞こえない人たちの考え方(差別)などが織り交ざされ、見応えあるエピソードでした。
特にアンディ役のRyan Laneがゴリラ顔で、マット・デイモンに少し似ていて良かった。
ストーリーよりも音楽や、雪の風景、二人で空を見上げるシーンなど美しく心に残るシーンが多く、素晴らしかった。
ヴェラが手話を覚えて使い、へたくそなんて笑われていたけれども、素直に手話を勉強してみることが出来るヴェラが良いなと思います。
癒し系キャラです。