アリゾナ州クロフォードで監禁場所から脱走してきたらしき少年が発見され、直後にフラッグスタッフで13歳の少年ビリーが行方不明になる。2つの場所は距離があったが、アリゾナ州での誘拐事件は珍しいことから、BAUはこの2件の事件に関連性を見出す。また、ニュースを見たサマンサという女性が「30年前に鎖につながれた少年を見た」と警察に届け出るが、署内の陳列棚で父親JBの写真を見て足早に立ち去り……。
以下ネタバレあり
ネタバレ注意
アリゾナ少年監禁事件
犯人:J.B. Allen
土地開発会社オーナー
妻:ガンで死亡
娘:Samantha Allen(サム)
30年前
サムは、真夜中、鎖につながれた少年が、父親の車で何処かに連れ去られるのを目撃。
母が亡くなり、父親しかいないサムは、父を失うのが怖くて記憶を封印してしまう。
ターゲット選び
2004年
エンジェル・スアレス誘拐事件
犯人は、子供が多く住む住宅街で、子犬をプレゼントし、子供の気を引くことに成功。
小学2年生(8歳)だったエンジェルを誘拐。
母Lupe Suarez(不法労働者)⇒警察に届けられず
近所の人に協力してもらいながら、探し続けたが、手掛かり無く諦めていた。
誘拐成功の記念として、犯人は娘サムに子犬をプレゼント。
エンジェル逃走 ⇒ 事件発覚
ビリー・ヘンダーソン誘拐事件
13歳の少年
父:Richard Henderson
母:Meredith Henderson
友達の家から自転車で帰宅途中、誘拐される。(エンジェルが逃走したため)
サマンサの証言
事件のニュースを見て、子供のころの記憶がよみがえったサム。
警察に30年前に見た記憶について証言をしに行く。
警察で父の写真を発見 ⇒ 証言を撤回
父親が恐ろしい誘拐犯だとは思えないまま、プレンティスに協力していくが
プレンティスに、父親のことを言い当てられ、驚くサム。
機嫌の良し悪しに波がある。
突然プレゼントをしてくれる。⇒誘拐の戦利品(グローブや子犬等)
ショベルカー試乗が少年たちに人気⇒ターゲットを物色
初心を取り戻すためと最初に手がけた分譲地に良く出向く⇒監禁場所、被害者を隠す場所
父親J.B.アレンを逮捕。⇒ビリー・ヘンダーソンを救出
今回はやはり、モーガンがエンジェルに自分の過去について語ったシーンが心に残りました。
S2 #12「疑惑のプロファイラー」(Profiler, Profiled)
モーガンの地元、青少年センターの責任者でスポーツを指導していたカール・ビューフォードが
裏で少年たちに性的虐待を繰り返し、モーガンも被害者であったことが判明するエピソード。
エンジェルもビリーも、恐ろしい記憶を消して、普通に暮らせるようになってほしい。
事件が解決し、被害者が救出されるたびに、いつも被害者の今後を心配してしまう。
皆モーガンのように、強く乗り越えていってもらえたらと(ドラマだけれど)願っています。