地方の小さな町・オルデンハイムで、住民が次々と失踪する。
失踪は、偶然なのか、連続事件なのか?
それとも、超常現象なのか。
消えた住民たちの運命は…?
以下、ネタバレあり。
注意:最終回ネタバレあり
#7 怯える瞳
ニーネが突然自宅に戻ってきた。
腰に丸い焼き印のようなものと首に注射痕があり、ショック状態で何も話せない。
ダマーニ刑事はニーネから手掛かりを得よられず、焦りを覚える。
またダマーニは、リックにニーネの腰の焼き印の画像を見せるが、失踪した夜にはなかったと話す。
弟のヘルベンは、両親がいない隙に、ニーネにスマホでリックと話をさせようとするが、
リーネは怯えて叫びだした…。
一方、夫が逮捕されたエルナスは、町を離れる決意をする。
#8 舞い降りた謎
ニーネの腰の焼き印と同じ形のミステリーサークルが野原に出現。
超常現象だという噂が流れ、町から逃げ出す人も。
そんな中、エルナスもバス停で姿を消し、失踪者は合計6人に。
ダマーニ刑事は、事件の手掛かりを得るため、再度、ニーネとの面会の許しを得る。
一方ペギーは、「事件の犯人は町全体を狙っているのかもしれない」と考え、何年も前に町人を巻き込む事件を起こしたフェーラに話を聞きに行く。
#9 冷たい光
ニーネの弟、ヘルベンが失踪。
両親は、フィクトールに治療を依頼し、ニーネから話を聞き出そうとする。
次第に語りだしたニーネは、自らの失踪現場である湖を再訪し、リックとの出来事を思い出す。
一方警察は、ニーネの腰のやけどと同じマークがあるヒーターを発見。
同じころペギーは、ニーネの風車の絵が20年前に行なわれた町の風車を保存するための募金キャンペーンのステッカーだったことを突き止める。
#10 記憶の扉
ニーネは繰り返し同じ夢にうなされる。
夢の中でニーネは、植物が茂ったから逃げようとしていたため、その場所が監禁場所のヒントだと思われたが…。
一方、ダマーニ刑事はルートの家に残されていた血痕を調べるが、容疑者や失踪者の血液とは一致しないため、オルデンハイムの住人全員のDNA検査に踏み切る。
風車のステッカーを調べていたペギーは、ニーネが監禁されていたと思われるキャンピングカーの元の持ち主がコルトハルスという人物であると突き止める。
#11 閉ざされた街
住人が次々と失踪しているオルデンハイムに、ついに軍が出動。
町人全員が町の外に避難することが決まった。
ダマーニ刑事は、事件解決のめどが立たないため、担当から外されてしまう。
ペギーは自ら事件の手掛かりを探そうと、ニーネの夢をヒントにある場所に向かう。
フリッツは、ニーネと2人で誰にも行き先を言わずに町を出ようとし……。
#12 漆黒の闇
ダマーニ刑事がいなくなり、心配したロブは彼の行方を追って温室へと向かう。
そこで彼が目にしたものとは……。
一方、ペギーはある人物に襲われ拘束される。
犯人から、事件のすべてが語られる。
連続失踪事件で大騒ぎをしている小さな町で、さらに次々と人が消えていくも
眉間にしわを寄せた刑事は、一般人であるペギーに相談するばかり。
大がかりな捜査・防衛をしないままで、少々現実離れしていた。
軍が来た時も、自分が捜査をはずされた怒りを爆発するばかりで
町民の危険はあまり考えていない様子で…。
怪しげな住人が、あまりに減りすぎて、どうまとめるのだろうかと思っていたが
途中、まさかの超常現象説浮上!
住人は宇宙人にさらわれた?と、笑ってしまう。
案の定、すぐに事情が分かり安心するが、
あの結末であれば、逆に宇宙人説ぐらい突飛なほうが
個人的にはよかったかもしれない。
犯人は毒親に苦しめられた人物。
親に感謝するのは良いことだけれど、操られそうな時は距離を置くに限る。
私も現在、いろいろあってしばらく距離を置いている。
事件の真相がわかっても、なぜあんなに殺す理由が?と
納得いかない部分も多い。
けれども、最後まで結末が読めずに、ドラマを楽しませてもらえた。
日本でもリメイク版を作ったら、面白そうだが、あれだけ失踪者が出るのは
狭い日本では説得力がない…かな?
主人公のペギーを演じたNoortje Herlaarは、ディズニー映画の声優としても有名な女優さん。
歌声をぜひ!