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オルデンハイム~12の悲劇~ De 12 van Oldenheim #7~ #12

 

地方の小さな町・オルデンハイムで、住民が次々と失踪する。

失踪は、偶然なのか、連続事件なのか?

それとも、超常現象なのか。

消えた住民たちの運命は…?

 

 

以下、ネタバレあり。

 

 

注意:最終回ネタバレあり

 

 

WOWOW公式サイトよりあらすじ抜粋

 

#7 怯える瞳

ニーネが突然自宅に戻ってきた。

腰に丸い焼き印のようなものと首に注射痕があり、ショック状態で何も話せない。

ダマーニ刑事はニーネから手掛かりを得よられず、焦りを覚える。

またダマーニは、リックにニーネの腰の焼き印の画像を見せるが、失踪した夜にはなかったと話す。

弟のヘルベンは、両親がいない隙に、ニーネにスマホでリックと話をさせようとするが、

リーネは怯えて叫びだした…。

一方、夫が逮捕されたエルナスは、町を離れる決意をする。

 

#8 舞い降りた謎

ニーネの腰の焼き印と同じ形のミステリーサークルが野原に出現。

超常現象だという噂が流れ、町から逃げ出す人も。

そんな中、エルナスもバス停で姿を消し、失踪者は合計6人に。

ダマーニ刑事は、事件の手掛かりを得るため、再度、ニーネとの面会の許しを得る。

一方ペギーは、「事件の犯人は町全体を狙っているのかもしれない」と考え、何年も前に町人を巻き込む事件を起こしたフェーラに話を聞きに行く。

 

#9 冷たい光

ニーネの弟、ヘルベンが失踪。

両親は、フィクトールに治療を依頼し、ニーネから話を聞き出そうとする。

次第に語りだしたニーネは、自らの失踪現場である湖を再訪し、リックとの出来事を思い出す。

一方警察は、ニーネの腰のやけどと同じマークがあるヒーターを発見。

同じころペギーは、ニーネの風車の絵が20年前に行なわれた町の風車を保存するための募金キャンペーンのステッカーだったことを突き止める。

 

#10 記憶の扉

ニーネは繰り返し同じ夢にうなされる。

夢の中でニーネは、植物が茂ったから逃げようとしていたため、その場所が監禁場所のヒントだと思われたが…。

一方、ダマーニ刑事はルートの家に残されていた血痕を調べるが、容疑者や失踪者の血液とは一致しないため、オルデンハイムの住人全員のDNA検査に踏み切る。

風車のステッカーを調べていたペギーは、ニーネが監禁されていたと思われるキャンピングカーの元の持ち主がコルトハルスという人物であると突き止める。

 

#11 閉ざされた街

住人が次々と失踪しているオルデンハイムに、ついに軍が出動。

町人全員が町の外に避難することが決まった。

ダマーニ刑事は、事件解決のめどが立たないため、担当から外されてしまう。

ペギーは自ら事件の手掛かりを探そうと、ニーネの夢をヒントにある場所に向かう。

フリッツは、ニーネと2人で誰にも行き先を言わずに町を出ようとし……。

 

#12 漆黒の闇

ダマーニ刑事がいなくなり、心配したロブは彼の行方を追って温室へと向かう。

そこで彼が目にしたものとは……。

一方、ペギーはある人物に襲われ拘束される。

犯人から、事件のすべてが語られる。

 

 


 

連続失踪事件で大騒ぎをしている小さな町で、さらに次々と人が消えていくも

眉間にしわを寄せた刑事は、一般人であるペギーに相談するばかり。

大がかりな捜査・防衛をしないままで、少々現実離れしていた。

軍が来た時も、自分が捜査をはずされた怒りを爆発するばかりで

町民の危険はあまり考えていない様子で…。

 

怪しげな住人が、あまりに減りすぎて、どうまとめるのだろうかと思っていたが

途中、まさかの超常現象説浮上!

住人は宇宙人にさらわれた?と、笑ってしまう。

案の定、すぐに事情が分かり安心するが、

あの結末であれば、逆に宇宙人説ぐらい突飛なほうが

個人的にはよかったかもしれない。

 

犯人は毒親に苦しめられた人物。

親に感謝するのは良いことだけれど、操られそうな時は距離を置くに限る。

私も現在、いろいろあってしばらく距離を置いている。

事件の真相がわかっても、なぜあんなに殺す理由が?と

納得いかない部分も多い。

 

けれども、最後まで結末が読めずに、ドラマを楽しませてもらえた。

日本でもリメイク版を作ったら、面白そうだが、あれだけ失踪者が出るのは

狭い日本では説得力がない…かな?

 


 

主人公のペギーを演じたNoortje Herlaarは、ディズニー映画の声優としても有名な女優さん。

アナと雪の女王」「トイストーリー3」などなど。

 歌声をぜひ!