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ホット・サマー・ナイツ Hot Summer Nights

HOT SUMMER NIGHTS/ホット・サマー・ナイツ(字幕版)

ダニエル・ミドルトンは、憧れていた父が亡くなった後、気力を失っていた。

高校卒業後の夏休み、母親にケープ・コッドの叔母の家で過ごすよう命じられる。

観光客でもなく、住民でもないダニエルには、町に居場所がなかったが

ある日、たまたまハンター・ストロベリーの窮地を救い、彼と付き合うようになる。

しかし、ハンターは、観光客にマリファナを売って生計を立てている町で有名な

不良だった。

 

以下ネタバレあり

 

 

1991年、高校を卒業したダニエル・ミドルトンは、父親の死が乗り越えられず

気力を失っていた。

心配した母親は、夏休みの間、ケープ・コッドに住む叔母の家に行くよう命じる。

顔見知りがいない町で居心地悪く過ごすダニエルは、ある日、町で有名な不良の

ハンター・ストロベリーと出会う。

警察にマークされていた彼を救ったことで、ハンターに気に入られ、

その後、一緒に行動するようになる。

 

ドライブインシアターで、1人で映画を観ていたてダニエルの車に

マッケイラという町で人気者の女の子が突然乗り込んでくる。

ボーイフレンドと喧嘩したマッケイラは、ぶっきらぼうに家まで送ってと言い、

ダニエルはドキドキしながら彼女を車で送り届ける。

 

ダニエルは、ハンターに昨晩の女の子の話をするが、実はハンターの妹だとわかり

ハンターから手を出したら殺すと脅され、ダニエルも了承せざるを得ない状況に。

 

その後、ハンマーのマリファナビジネスに協力し始めるダニエル。

さらに金儲けをしようと、今まで以上の量をさばこうとハンマーを口説く。

彼らの動きに注目した裏組織の交渉役であるディグスが、二人の前に現れ

2日間のうち2ポンド売りさばけと言い、ダニエルは5ポンド売ると啖呵を切る。

ダニエルは、顔の広いジャンキーな従兄を頼り、5ポンド売りさばくことに成功。

その後も、マリファナを売り続け、お金は貯まる一方。

ダニエルは、赤いスポーツカーを購入し、ハンター達と派手に遊び続ける。

 

ダニエルは、遊園地でハンマーの妹のマッケイラに再会し、

彼氏や友達のいる場所でマッケイラに突然キス。

噂があっという間に広がり、ハンターは相手がダニエルだと気付かずに

妹に突然キスをした男を見つけ出すと激怒していた。

マッケイラもダニエルに惹かれだし、やがて恋人同士に。

ハンターは、レストランでナンパした警察官のカルフーンの娘・エイミーと

付き合い出す。

 

ダニエルは、その後、マッケイラから家庭の事情を聞かされる。

病気の母親に反対されながらも、兄ハンターはマリファナを売り続けたこと。

母が亡くなった後、兄と疎遠になり、兄がマリファナで稼いだお金は絶対に

手を付けなかったこと等、聞かされる。

マッケイラに、兄を知っているかと聞かれたが、ごまかすダニエル。

その後、二人でいるところをハンターに見られるが、ダニエルはごまかし続ける。

 

ハンターとエイミーの関係も、エイミーの父カルフーンに知られてしまう。

カルフーンは、ハンターの父親の落ちぶれた様子を見せ、これから先の人生に

ついて考えるよう諭す。

ハンターは、妹のマッケイラにこれまでのことを謝罪。

マッケイラから、母の唯一の望みは息子が売人やめることだったと言われ、

ハンターは足を洗うことを決める。

 

反対に、調子に乗ったダニエルは、新たにコカインを売ろうとハンターに

持ち掛けるが断られてしまう。

組織にバレてトラブルになっても知らないと心配するハンターに悪態をつく。

その後、ダニエルとマッケイラの関係、ダニエルとハンターの関係が表沙汰となり

マッケイラはショックで車で立ち去ってしまう。

 

ダニエルは、1人でコカインを買いに行くが、サプライヤーはダニエルを相手にせず

お金だけ取り上げ、追い返す。

ダニエルはハンターに助けを求めるが、拳銃を向けられ追い返されてしまう。

ダニエルの動きに気づいた組織の交渉役のディグスが、ダニエルを追い

ハンターの家へ行くが、知らないというハンターを射殺。

その後、子供の頃の兄との写真を見つけったマッケイラは、自宅に戻り

兄の遺体を発見する。

 

ハンターの遺体は、翌日、警察に発見され、埋葬にはエミリーと

エミリーの父カルフーンを含むたった4人だけが参列し、妹の姿は無かった。

その頃、マッケイラは緒距離バスに乗り、町を出る。

町でダニエルの噂が流れるが、その後、誰も彼の姿を見ることはなかった。

~終~

 

1990年代の若者の間では、マリファナは日常に出回っているものだったのだろうか?

あまりに気軽に手に染める様子に、驚いてしまうが、やはり日本人とは

感覚が違うのか?

 

知らない土地で孤独に夏を過ごすダニエルが、ちょい悪風のハンターと

親しくなり、悪い遊びを覚える…ということまでは、納得できるが

いきなり積極的に売人になろうとする様子が、あまり共感出来なかった。

マリファナで目覚めてしまったのか?

破滅的な行動にスリルを覚えたのだろうか?

単純に金儲け?

色白で華奢な青年が、ハンターが尻込みするほど、前のめりで売人になっていく

シーンでは、破滅に向かう未来が透けてみえてくるようで、恐ろしかった。

 

ラストは、どう解釈すればいいのだろう?

ダニエルは、多少の金を持ち、町を出て、予定通りに大学生になったのか?

大学生にはならず、しばらく逃亡しながら、新たな人生を歩み始めるのか?

もしくは、組織に消されたたか。(この確率は低そう?)

町を出たマッケイラは、お金など少しは持っていたのだろうか?

その後も苦労しそうだが、兄とは違うまっとうな人生を選んで行くだろう。

ダニエルのもとへ向かうという選択は、兄が亡くなった時点で無いだろう。

 

マッケイラよりも、エミリーが可愛いかった!

あのハンターが、改心ていくきっかけになった恋人だが

警察官の娘ということもあり、きっとハンターに対しても真っすぐに

向き合っていたのかもしれない。

 

映画の予告では、”ひと夏の青春”風に作られていたが

それを想像して見ると、結構ヘビーなひと夏の経験(というより犯罪)に

驚くかもしれない。

ただ、ティモシー・シャラメ君の美しさはじゅうぶん堪能できます!