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チェスナットマン The Chestnut Man (2021) #5

The Chestnut Man: The chilling and suspenseful thriller now a major Netflix series (192 POCHE) (English Edition)

Netflixよりあらすじ抜粋

疑問ばかり膨らみ、事件のことがトゥーリンとヘスの頭から離れない。

キャリアの危機に直面するローザの心に、子供の頃の記憶がよみがえる。

 

以下ネタバレ注意

 

 

 

※事件のネタバレ注意

 

 

1985年ヴェストシェラン

養父:ポール

養母:キルステン

養子:ローザ(のちの社会大臣)

双子:トーケ・ベーリング(男の子)

双子:アストリッド・ベーリング(女の子)

双子は、ローザと一緒に庭でチェストナットマンを作っている。

 

双子を養子に

ローザの養父母は、双子を養子にしようと考え、ローザに意見を聞く。

ローザはOKするが、養父母が双子を可愛がる様子を黙って眺めていた。

 

ローザの嘘

双子に嫉妬したのか、トーケに何かされたと養母に嘘の告白。

(耳打ちのため、内容は不明。暴力等か?)

トーケは、その様子をのぞき見していた。

 

別の養父母の元へ

ローザの嘘を信じた養父母は、引き取った双子を2か月で手放す。

双子は、メン島で農場を経営するウロム夫妻の家に引き取られる。

 

 

 

メン島ウロム家

ウロム家:農場を経営⇒経営難

双子のトーケとアストリッドを養育費目当てで引き取る。

近隣住民:夫婦は世話好き(子供好き)ではないが、自然があり動物がいる。

農場での生活は子供に合っているのでは?と考える。

 

一家惨殺事件

・警察にウロム家の家畜が逃げたと連絡が入る。パトロール中の警官、マリウス・ラーセンが、ウロム家へ。家族の死体を発見。警察に応援を要請。里子の無事を確認するが、その後、何者かに殺害される。

・ウロムの妻の死体:バスルーム

・ウロム家の実子の死体:屋内 父の散弾銃で撃たれる

・養子の双子は無事⇒地下室に

・ウロムは、採石場で自分の散弾銃で自殺。⇒家族と警官を殺害した犯人

 

ウロム家の闇

一家惨殺事件が起こり、家宅捜索が行われ、双子への虐待が判明。

双子を地下室で生活させ、鍵をかけ、地下牢状態。

大量のビデオテープが発見される⇒双子への虐待の様子が録画されていた。

養父が虐待しているのを、養母が撮影。監禁、体罰性的虐待も。

トーケは必死に養母に助けを求めるが、養母は録画し続けていた。

また、双子に、チェスナット人形を作らせていた。

(地下室には大量のチェスナットマン)

 

双子のその後

・アストリッド:自殺未遂、薬物乱用等で苦しむ。1年前、精神病院を退院。

・トーケ:18歳以降の記録が無い。

 

 

 

ヘスの捜査

異動になり、ブカレストに行くため空港に向かうヘス。

メールで、リヌス・ベッカーが閲覧していた写真に関して連絡が入る。

⇒メン島ウロム家の一家惨殺事件の事件現場の写真には、大量のチェスナットマンが映っていた。

 

メン島へ

ブカレストに行くことを取りやめ、事件が起きたメン島へ向かう。

警察署に行き、事件当時の話を聞き、一家惨殺事件の犯人は、ウロムではなく、里子の少年(当時11~12歳)だと確信する。

 

トーケ=シモン・ゲンツ

双子と同級生の子供がいた家へ訪問し、写真を見せてもらう。

トーケの写真が飾られていたが、映っていたのは鑑識官のゲンツ!

 

ゲンツのオフィス

ヘスは、メン島から元の職場に連絡をし、ゲンツのオフィスへ踏み込んでもらう。

既に部屋は片付けられており、デスクにゲンツの私物(ID等)が綺麗に並んで置かれていた。

そこには、チェスナットマンの人形も。⇒真犯人!

ゴミ箱からは、トゥーリンの携帯電話が発見される。

 

 

 

大臣への脅迫

社会大臣のローザ・ハルトゥンクは、子供の頃の夢を見て、自分が嘘をつき、追い出した双子と一緒にチェスナットマンを作ったことを思い出す。

⇒今回の事件との関連が?

 

大臣の自宅には、何者かが置いた輪になったチェスナットマンの人形。

 

大臣は、着の身着のままで、職場へ向かい自分の社会保障番号を使い、双子に関するデータを調べる。

メン島のウロム家で双子の身に起きたことを知り、ショックを受ける。

 

大臣のもとに、犯人からのメッセージが届く。

「知りたければ今夜来い。娘に何があったか教えてやる。」

 

大臣は一人きりで、犯人に言われた通りに車を走らせる。

 

 

 

トゥーリンの捜査

警察では、ベネディクテとラスゥーリの2人が犯人だと公表。

事件は解決したとして、トゥーリンは希望どおりにIT関係の部署へ異動となる。

 

娘のハロウィンのイベント中、どうしても事件に関して気になることがあり、娘と義父に謝罪をし、検察のゲンツのもとへ。

 

チェスナットの亜種

トゥーリンは、ゲンツに現場にあったチェスナットの亜種を確認してほしいと頼む。

・ハルトゥンク家(大臣の自宅)の庭の栗(セイヨウトチノキ

亜種 アエスクルス・ヒッポカスタヌム

・犯行現場のチェスナットマンの栗(セイヨウトチノキ

亜種 アエスクルス・ヒッポカスタヌム・ノウム

⇒事件現場に残されたチェスナットマンは、クリスティンが作ったものではない!

 

メン島へ

ユトランドへ行く予定のゲンツへ無理にお願いをし、一緒にメン島へ行き、事件で使われたセイヨウトチノキを探すことに。

主な生育場所(3か所)にあった木は別の種類ものだった。

 

ゲンツの言動

ゲンツが、母親に関して偏った考え方をしていることに気づくトゥーリン。

「良い母親とは、子供が最優先。きちんと世話をする。

 最終的に子供を守るのは、父親ではなく母親。」

「父親はいなくても良いが、母親は欠かせない。」

ゲンツは、トゥーリンの義父の名前を知っていた。⇒訝しむトゥーリン

ゲンツの車=シルバーのベンツ(ベネディクテとラスゥーリの現場に現れた車種)

 

セイヨウトチノキを発見

車で移動途中、道端にあった一本のセイヨウトチノキを発見したトゥーリン。

証拠のチェスナットマンと比べ、同じ種類だと気付き、周囲を調べ始める。

 

~つづく~

 

 

 

(感想)

ゲンツが連続殺人犯と判明。

メン島の一家惨殺事件の犯人もゲンツの仕業だった。

大臣が嘘をつき、ゲンツら双子を追い出したことで、ウロム家の里子になり、大臣を恨むように。

虐待を受け続けたことで、サイコパスとして目覚めてしまったのか。

 

残り1話。

とにかく今は、トゥーリンの身を案じるばかり。

そして、クリスティンは生きているのか?

(ゲンツの妹が監視している?それとも?)