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ユー・ドント・ノウ・ミー You Don't Know Me 全4話(2021)

You Don't Know Me

Netflixより
殺人罪に問われ、有罪は間違いないと思われていた男。彼が最終弁論で語り始めたのは、自身の無実と人生を狂わせた一人の女性との日々だった。

以下ネタバレあり

 

原作

You Don't Know Me

2017年に出版されたImran Mahmoodの同名小説。
作者は、イギリスの小説家兼法廷弁護士。
この小説は、作者がロンドンの裁判所で弁護をした若い男性からヒントを得て書かれたと言われている。
上記動画は、原作者のImran Mahmood氏。

 

ロケ地:主人公の家

Saxelby House
イギリス・バーミンガム
解体予定のビル

 

ロケ地:レストランシーン

Adam's Restaurant

主人公の回想シーンで登場するレストランは、ミシュラン1つ星の高級レストラン。

 

HERO

 
 
 
 
 
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主人公の名前は、Hero。
これは、本当にその名前だっただろうが、実は恋人や妹のHeroだったからという理由も重ねてのことなのだろう。
映画内で、名前で話しかけられているシーンが思い出せない。

 

ネタバレ(どんでん返しあり)

検察側冒頭陳述
主人公(Hero):Jamil Issa(ジャミル)殺害容疑で逮捕される。
証拠:被害者の車から被告の髪の毛
被害者の血痕が、爪に残っていた。
被害者を脅迫する様子が目撃されている。(職場の店舗前)
使用された銃、逃走費用、航空券が、被告のアパートで発見される。

最終弁論スタート
被告(主人公)は、弁護士を解雇し、自分で最終弁論を行うことに。
被告は無実を訴え、殺人事件が起きた経緯を語りだす。
被告:自動車販売店勤務 上司:サム(良い人)
ジャミルが、仲間と共に彼の働く店舗に現れ、高級車が欲しいと話す。
ジャミルに、恋人カイラへの失礼な発言に激怒し、追い出す。
ジャミルと顔見知りになったのは、カイラがきっかけだった。

カイラとの出会い
通勤時にバスの中でカイラに一目惚れし、猛アタックの末、交際がスタート。
殺されたジャミルは、カイラのアパートの近くでタバコはないかと声をかけてきたチンピラだった。
カイラは、彼の家族(母・妹)とも親しくなり、幸せな日々が続くが、ある日、ある男がカイラを訪ねて来た翌日、カイラは失踪する。
病院や警察にも出向くが情報は無く、実は自分もカイラについて何も知らなかったことに動揺する。
彼は、失踪者のポスターを街中に貼っていくことに。

ジャミルからの誘い
カイラを必死に探し続けるHeroの様子を眺めていたジャミルは、「哀れだ」とつぶやきながら、彼に話しかける。
ジャミルは、自分のドラッグの売買を手伝うなら、カイラを探すのを手伝うと誘うが、Heroは断る。

カイラの情報
ある夜、ポスターを見た人物から、情報が入る。
急いでその場所へ向かうと、カイラが売春婦として働く姿を発見し、ショックを受け、自宅へ戻る。
彼はカイラを諦めようとするが、妹のブレスからカイラを助けないのかと責められ、カイラを救出する準備を始める。

カイラ奪還
Heroは情報を集め、グロックスというギャングが売春の元締めだと知る。
その後、ジャミルに相談し、取引の末、銃を入手。
その夜、カイラを探しに向かう。
カイラが、ポン引きと共にいるのを発見し、強引に連れ去るために、男に発砲。
カイラを連れ、帰宅する。

カイラの失踪理由
カイラは、失踪の理由を説明しはじめる。
刑務所にいる兄が、警察にギャングの情報を流したため、見返りにカイラを脅し、売春させていた。カイラは、兄の身を案じてのことだった。
激怒したギャングは、カイラを探すためにジャミルの縄張りにも表れるようになる。
ジャミルは、縄張りを奪われるのではと考え、Heroにしつこく声をかけてくる。
Heroは、ギャングの目をそらすために、ギャング側に黒幕がジャミルだと説明。
ジャミルは殺されそうになるが、ギャング抗争を予想していたジャミルは、部下と待ち伏せし、返り討ちにする。

八方ふさがり
Heroは死を覚悟しながらジャミルらに拉致される。
フェイスというジャミルのボスのもとへ連れて行かれ、お金を払わなければ、Heroとカイラ、妹と母親も殺害すると脅迫される。
Heroは、カイルの兄から聞いた、お金の隠し場所へ行き、お金を入手するが、フェイスからの要求額には程遠い。
職場にはギャングが現れ、仕事も辞めることに。

協力者
旧友カート:グロックスの現メンバー
ギャング仲間の間で、Heroの名前が出たため、心配して手伝いを申し出てくれる。
ジャミルのお金を奪う計画をするが、ジャミルにばれ、もみ合いになり、カイラがジャミルを撃ってしまう。
一度は、ジャミルをゴミ箱に捨て去るが、Heroは良心が咎めジャミルの家族に彼の居場所を連絡する。

ジャミルは生きていた
ジャミルは死んでおらず、Heroらはさらなる脅迫を受けることに。
妹ブレスは、兄を守るために、病院に入院中のジャミルにボランティアとして接触
ジャミルは、退院後すぐにカイラを探しに現れる。
Heroが、ジャミルに頭に銃を突きつけられている時に、カイラが発砲し、ジャミルは死亡し、2人は家へ逃げかえる。

カイラの裏切り
2人でアパートに戻ったが、カイラは帰ってこなかった。
警察に踏み込まれた時に、銃と航空券、お金が入った箱が発見される。
カイラが、Heroを犯人にするために証拠の品を置き、去っていったのだった。
Heroは、今までカイラの名前を出さなかったのは、裁判までにきっと戻ってきてくれるだろうと信じていたからだと話す。
最終弁論の日まで待ったが、彼女が現れないため、真実を話すことにしたと陪審員に説明し、最終弁論を終える。

真実は…
逮捕の翌日、実はHeroは、弁護士にジャミル殺害時の真相を語っていた。
ブレスが病院に行った際、ジャミルによってブレスは人質に取られていたのだった。
ブレスを助けに行ったカートが撃たれ、Heroも殺されそうになり、ブレスがジャミルを射殺してしまう。
Heroは、ブレスのために、ブレスやカイラが容疑者にならぬよう、証拠の品を集めて、自宅へ置き、警察に踏み込まれるのを待つ。
カイラは、警察がHeroのアパートへ行くよう、警察に匿名で電話をする。

評決は?
Heroは、判決を待っていた。
有罪となった場合は、Heroの家族がショックを受けるが、ジャミルの家族は喜ぶだろうと想像する。
もし無罪を勝ち取れたら、カイラが逃亡した国へ向かい、二人は再会を喜びあうことが出来る。
果たして、彼の運命は?
~おわり~

 

 
 
 
 
 
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感想

ダブル・クリフハンガーなエンディングで、多少もやっとする。
有罪となっても、巻き込んでしまった妹が収監されることはなく、カイラも警察に追われたとしても、1年間の間に犯罪人引き渡し条約の無い外国へ逃亡する時間はあったはずだ。

主人公は、自分をただの自動車ディーラーだと説明はしていたが、かなり無茶なことをしでかしてはいたので、決して清廉潔白ではない。
ただ、確かにジャミルを殺してはいない。
判決はどうなるのか?個人的にはハッピーエンドを望んでいる。

また、主人公が、どんどんと深みにはまっていく展開が恐ろしかった。
カイラに恋した時、主人公はかなり情熱的にアピールしていた。
裏を返せば、夢中になると視野が狭まるタイプのような。
ずっと「落ち着け!冷静に!」と思いながら観ていた。

銃じゃ何にも解決できない!
脅しに使おうが、護身用だろうが、持った時点で好転していかないモノだと改めて感じた。