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オール・ライズ 判事ローラ・カーマイケル S1 #6 スター裁判 All Rise "Fool For Liv"

スーパードラマTVより抜粋

ローラはリアリティー番組のスター、ヘイリーを殺害したとされる付き人オリヴィアの裁判を担当する。有名弁護士プライスがついたことも影響し、裁判所には多くのマスコミやファンが殺到する。

以下、感想など

 

各エピソードタイトル

このドラマのエピソードタイトル(原題)は、今のところ、有名戯曲にちなんだものが続いています。

#2 Long Day's Journey into ICE ⇒ Long Day's Journey into Night


#3 Sweet Bird of Truth
 ⇒ Sweet Bird of Youth(青春の甘き小鳥)


#4 A View from the Bus
 ⇒ A View from a Bridge(橋からの眺め)


#5 Devotees in the Courthouse of Love
 ⇒ Devotees in the Garden of Love
Suzan-Lori Parksの舞台


#6 Fool For Liv
 ⇒ Fool of Love

映画化もされています。

 

感想

今回、気になった点は、裁判よりもローラの司法補佐のシェリ・カンスキーの話。
彼女は、経験豊富な有能で実用主義な司法補佐という設定なのだが、何故そのような性格になったのかが、今回のエピソードで語られる。

今回、ローラが担当するのは、マスコミが注目するスターの裁判。
あらゆる手を使い、無罪を勝ちとろうとする曲者弁護士Adam Pryceに、皆辟易させられる。
担当判事であるローラまでマスコミに注目され、SNS上で自宅住所が特定され、仕方なくローラはシェリ・カンスキーの家に宿泊することになる。
彼女の家で、シェリの両親の話になり、お金にルーズなヒッピーな両親に育てられたと語るシェリ。両親が反面教師となり、彼女は実用主義になったようだ。

 

また、法廷速記者のサラ・カスティーヨが、今回も良い動きをしていた。
法廷内の写真をSNS上に流したのが、被告のスタイリストと推測し、彼女にあえて偽情報を教えたりしていた。
被害者女性の母親に寄り添ったりと、気遣いの人という設定。
彼女が登場するだけで、その場が和む。

 

さて、7作目はどんな戯曲のタイトルなのか?楽しみです。

 

 

サラ役のリンゼイ・メンデスといえば、舞台「ウィキッド」のエルファバ役が有名。
この歌唱力!