映画とドラマとロケ地

映画や海外ドラマの撮影地の紹介+レビュー

ガンパウダー・ミルクシェイク GUNPOWDER MILKSHAKE (2021)

ガンパウダー・ミルクシェイク(字幕版)

WOWOWより抜粋

幼少時、犯罪組織“ファーム”の暗殺者である母親スカーレットに去られたサムは15年後、母親と同じく“ファーム”で暗殺者として働く。ある夜、“ファーム”から大金を盗んだ男を襲うが、男は金を誘拐された幼い娘エミリーの身代金にしようとしていた。サムは男を病院に連れて行き、エミリーを救おうと行動を起こす。だがこの独断に怒った“ファーム”は刺客たちにサムを狙わせ、サムは腕が使えなくなる血清を注射されてしまう。

以下、ロケ地等

 

ロケ地

図書館(外観)

Bode-Museum
ドイツ・ベルリンにあるボーデ博物館。
図書館の内部シーンは、スタジオ撮影。

 

ルボンボンホテルを出るシーン

ルボンボン・ホテルを出て、赤いポルシェで病院へ向かうシーン。

 

Gutterball Bowling

Bowling World Berlin
ボーリング場のシーン(屋内)は、ベルリンにあるボーリング場で撮影されている。
車を停めたボーリング場の入り口のシーンは、ICCベルリンの地下道で撮影されている。映画「ボーン・スプレマシー」(2004年)でも使われた、オレンジ色のタイルがオシャレな地下道。

 

ネイサンの家

Villa Francke
ラストで登場するネイサンの自宅。

女性版ジョン・ウィック

タランティーノ作品や映画「ジョン・ウィック」シリーズから影響を受けている作品。
女性版「ジョン・ウィック」と評する人が多い。
冒頭のつばの広い帽子をかぶり、黒づくめの衣装を着ているシーンは、梶芽衣子さん主演の「女囚さそりシリーズ」をオマージュしているのではと言われている。

 

フェアリー・ゴッドマザー

マドレーヌ(赤)、フローレンス(緑)、アンナ・メイ(青)の衣装が、ディズニーの眠れる森の美女のフェアリー・ゴッドマザーの色と同じため、3人は主人公のサムのゴッドマザーだと言われているようだ。

 

ひとこと

確かにジョン・ウィックシリーズに似てはいるが、女性の殺し屋が主人公で、同性として応援し甲斐がある作品だった。
酷評されている方も多いようだが、充分楽しめる作品だった。
個人的には、ドイツ(ベルリン)の風景が楽しめて何より。

 

 

 

個人的メモ

マドレーヌが、ミニガンをぶっ放すシーンが特に爽快だった。

 

ラストシーンで、ネイサンを脅すのに使用した狙撃銃は、Heckler & Koch PSG-1
とにかく銃が沢山登場する映画なので、ガンマニアにもおススメです。