映画とドラマとロケ地

映画や海外ドラマの撮影地の紹介+レビュー

エンド・オブ・ステイツ Angel Has Fallen (2019)

エンド・オブ・ステイツ(吹替版)

WOWOWより抜粋

シークレットサービスのマイクは、これまでの任務で負ったけがなどを理由に引退を考えだすが、踏ん切りを付けられずにいる。やがて新大統領トランブルが釣り目的の休暇で向かった湖でドローンの大群に襲われ、意識不明の重体になる非常事態が発生。しかも大統領を守ったはずのマイクのDNAが犯行に使われた車から見つかり、マイクは犯人のぬれぎぬを着せられそうに。無実を訴えるマイクは当局のもとから逃げ、自身で犯人を捜す。

以下ネタバレ注意

 

パイパー・ペラーボ

主人公のマイク・バニングの妻役が、ラダ・ミッチェルからパイパー・ペラーボに代わっていて驚いた。
映画「コヨーテ・アグリー」を観てから大好きになった女優さんで、とても嬉しかった。怪しい2人組が家に現れたシーンでは「コバート・アフェア」のアニー・ウォーカーのように戦ってくれないかな?と想像しながら観ていた。
とにかく美人!

 

悪役顔

マーティン・カービー副大統領役を演じたティム・ブレイク・ネルソンは、トランプ政権時の財務長官スティーブン・ムニューシン氏に似ていることで、キャスティングされたという噂は本当だろうか?メガネをかけ、明らかに寄せている様子。
ティーブン・ムニューシン氏は、アメリカで“ボンドの悪役”と呼ばれていた。
奥様のルイーズ・リントンさんと造幣局へ行った時の写真が、いかにも悪者カップルという風情で最高なのだ。是非チェックして欲しい。

 

軍人顔

上:本作・出演シーン
下:映画「ドッグ・ソルジャー」予告
主人公の父親クレイ・バニングは、ベトナム帰還兵という設定。クレイを演じたニック・ノルティーは、いかつい風貌から悪役や軍人役をすることが多い。
映画「ドッグ・ソルジャー」でも帰還兵役を演じているが、1965 年に偽造文書販売で有罪になったことで兵役資格を失い、ベトナム戦争に従軍することがなかったという。
大好きな俳優さんなので、健康で長生きして欲しい。(現82歳)

 

ロケ地

軍事トレーニング施設

Upper Heyford Airfield
映画冒頭の軍事トレーニングのシーン。
様々な映画の撮影に使われている元軍用飛行場。

 

大統領の釣りのシーン

Virginia Water Lake
大統領が釣りをする湖は、アメリカではなくイギリスのヴァージニア・ウォーター湖で撮影されている。

 

スタジオ撮影

Pinewood Studios
主なスタジオ撮影は、イギリスにあるパインウッドにて。
他、Longcross StudiosやBray Studiosも使用されていた。

 

G20シーン

G20のシーン、モーガン・フリーマン演じるアラン・トランブル 大統領は、誰の位置に合成されているのか確認したところ、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領の場所に立っていたことが判明しました。

 

ひとこと

シリーズ3作目、ジェラルド・バトラーも少々老いてきた様子。
この作品で、シリーズ終わらせてあげて欲しい。

何も考えずに観るドンパチ映画としては、最高のシリーズだと考えている。
今回もスマホゲームをしながらの鑑賞だが、充分に楽しめた。

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