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CSI:ベガス S2 #8 痛手を糧に CSI:Vegas “Grace Note”

WOWOWより抜粋

グレース殺害に関与したと思われるミケル・コズロフを追いベラルーシへ行ったキャサリンは、ミケルをラスベガスに連れ帰る。だがグレースに関する情報を得ようとしている最中に、突然ミケルが泡を吹き意識を喪失。キャサリンは搬送されるミケルを追うが、ストレッチャーはもぬけの殻だった。その後、警察の捜索でミケルは、宝飾品から書類、絵画と数々の偽造品が置かれたおいアントンの倉庫で射殺体となって見つかる……。

以下ネタバレ注意

 

シュードモナス・スタッツェリ

Pseudomonas stutzeri:ドラマで、重要な鍵となるバクテリア名。

 参考になる学術記事

Biocleaning of nitrate alterations on wall paintings by Pseudomonas stutzeri

 

 

ねたばれあらすじ

ミケル・コズロフ
キャサリンは、ベラルースへ行き、グレース殺害に関与したと思われるミケル・コズロフを見つけ、アメリカに連行する。
取り調べ中、突然ミケルが泡を吹き倒れ、救急隊員に運び出されるが、ミケルは毒を飲んだふりをしており、逃げられてしまう。
その後、ミケルは甥の倉庫で殺害されているのが発見される。

甥のアントン
甥のアントン:美術品贋作の製作者
倉庫には様々な美術品の贋作があり、贋作がらみの殺人かとも考えられたが、アントンの妻は、ミケルを狙った犯行で、夫は巻き添えで殺されたと訴える。
アントンの妻は、グレース・ホアンに見覚えは無かった。

ガソリンスタンド
現場に落ち着いて紙ナプキンから金の粉塵が検出され、ラスベガスの金鉱のそばにあるガソリンスタンドに立ち寄ったことが判明する。
ガソリンスタンドは廃業していたが、ミケルの所持品にあった鍵と同じメーカーの錠前を発見する。鍵を開け、ついにグレースの遺体を発見する。

ダイイング・メッセージ
グレースの遺体の口から、彼女がメモした紙が発見される。
死を覚悟したグレースのダイイング・メッセージだった。
紙には、エクリプスに飾ってある「水差しのユリ」という絵画の絵に似ており、ミケルの殺害現場には同じ絵の贋作もあった。

シュードモナス・スタッツェリ
ミケルの殺害現場にあった「水差しのユリ」は、アントンが描いた贋作かと思われたが、シュードモナス・スタッツェリというバクテリアが検出され、古く高級な絵画の洗浄に使われていることが判明。
贋作と思われていた「水差しのユリ」は、本物だと判明する。

資金洗浄
ギャングの資金洗浄のため、絵画の売買が利用されていたことが判明。
また、エクリプスの防犯カメラから、警備担当のフランクの関与が判明し、フランクの銃の銃創が証拠と一致する。しかし、黒幕は別にいると考えられた。

真犯人
キャサリンの友人で、協力者だったジョディが黒幕だったことが判明する。
贋作の件を、グレースに目撃され、口封じをしたのだった。
カジノでどんなに成果をあげても、認めてもらえないため、悪事に手を染めたようだ。

"I have questions."
キャサリンは、エクリプスから復職してほしいと言われ、CSIを去る決意をしたが、グレースの母からグレースがいつも"I have questions.”と言っていたという話を聞き、エクリプスよりもCSIが自分の居場所だと気づき、CSIでの仕事を続けようと決める。
~つづく~

 

 

ひとこと

キャサリンCSIに戻るきっかけとなったグレース失踪事件が解決しホッとする。
久々、ヴァルタン刑事など登場しないかな?