映画とドラマとロケ地

映画や海外ドラマの撮影地の紹介+レビュー

この心亡き者 查無此心 The Abandoned (2022)

Netflixより抜粋
川で身元不明の変死体が発見される。自殺を図ろうとして偶然現場に居合わせ、捜査に乗り出すことになった刑事の身に危険が迫るなか、陰惨な連続殺人事件が明らかになっていく。

以下ロケ地など

 

ロケ地

警察署外観

台中市政府警察局豊原分局
撮影で映っている駐車場は、中庭のためストリートビューでは確認できず。

電話ボックス

光興陸橋(新北市
赤い不審物が置かれており、爆発物処理班が確認するシーン。
電話ボックスは、実際には設置されていないようだ。

 

病院屋上

臺中正德醫院(台中)
ラストの屋上のシーン。
隣にある台中旌旗教會のカラフルな塔が映っている。

 

警察側の出演者たち 映画と違う表情で別人に見える!

 

あらすじ(途中まで)

1年前
ウー・ジエ(主人公):第二支部捜査チーム
捜査のため、その日一晩中カジノの外で張り込みをしていたが成果は無し。
その張り込み中に、夫がうつ病が原因で、車の中で拳銃自殺したことが判明する。
遺書には、「對不起!吳潔。弄髒你的車」(ごめんなさい!ウー・ジエ。あなたの車を汚してしまいました。)と書かれていた。
現場に到着したウー・ジエは、夫の遺体を見て泣き崩れ、同僚らに支えられ、現場から引き離された。
彼女は夫の面影が残る車を手放せず、夜も車で眠るようになり、上司はそんな彼女を心配し続けていた。

晦日(遺体発見)
夫の自殺から1年後の大晦日の夜。
ウー・ジエは、上司から休暇をもらい、夫が亡くなった場所で自分も拳銃自殺をしようと車で川の堤防まで向かっていた。
車内で自殺しようとした瞬間、近くで遺体を発見した人が車の窓を叩き、彼女は現実に引き戻される。上司からは後追い自殺を疑われ心配されるが、彼女は捜査を担当することに。

検死結果
遺体から心臓が取り出され、指の指紋が潰され、指が一本切断されていた。
殺人事件として捜査を進めるが、なかなか手がかりが得られなかった。

匿名の通報
警察に殺人事件に関する匿名の情報提供が入る。
その人物が電話をかけた公衆電話に、怪しい赤い箱が置かれており、爆弾処理班が出動し、箱を回収。
箱には爆弾は無く、被害者に関するものが入っており、被害者がワリ―というタイ人女性だと判明する。

続きは映画をご覧ください!

 

 

ひとこと

台湾のクライムサスペンスと知り、ロケ地探しも楽しめるかと思い、気軽に観始めたが、素晴しい作品であっという間に観終えてしまった。
主人公も犯人も愛を失い心が壊れていっていたということなのだろう。
犯人の動機などが判明してからは、ただただ怖かった!
よく練られた設定で、どのシーンも実は見逃せないのだと、気づかされる。
強くおススメします!