20世紀スタジオ公式より抜粋
大富豪の美しき娘の新婚旅行中に、クルーズ船内で起きた連続殺人事件。
容疑者は、結婚を祝うために集まった乗客全員…。
豪華客船という密室で、誰が何のために殺したのか?
そして、ポアロの人生を大きく変えた≪衝撃の真相≫とは?
以下、感想など。
原作
原作は、アガサ・クリスティの1937年の小説「ナイルに死す」。
今作は、原作とは違った設定になっている。
登場人物の数を減らし、わかりやすい設定にしたようだ。
アーミー・ハマー最後の作品
性的虐待やカニバリズムを告発され、大スキャンダルとなったアーミー・ハマー。
事務所を解雇され、仕事も全て降板し、今のところこの作品が最後の出演作になっている。
撮影スタジオ
当初、エジプトで撮影される予定だったが、モロッコに変更。それも難しくなり、結果、全てイギリスでの撮影となった。
カルナック号もアブ・シンベル神殿も撮影用に作られたという。
ティファニーのイエローダイヤモンド(のレプリカ)
ガル・ガドット演じるリネット・リッジウェイ・ドイルという富豪の女性が身につけていたのは、あのティファニーのイエローダイヤモンドの(レプリカの)ネックレス。
ティファニーのイエローダイヤモンド観たさに展覧会へ行ってしまう貧乏ミーハーオバサンである私。映画はイマイチでしたが、たとえレプリカでもイエローダイヤモンドのシーンは大満足!
実際に本物のティファニーのイエローダイヤモンドのネックレスを身につけたのは、世界に4名しかいない。(はず)
Diamonds Are A girl's Best Friends♪
シスター・ロゼッタ・サープ
ソフィー・オコネドーが演じたサロメ・オッタボーンは、実在のブルース歌手をモデルにし、彼女の歌が使用されている。
ひとこと
ロケ地探しは楽しめなかったが、それなりに楽しめた作品。
冒頭のポアロが髭を生やしたきっかけになったとされるシーンは、丸々カットしても良いのでは?と思ったが、ラストでポアロが髭を剃って登場し、一応は納得した。
個人的には、前作の吹き替えに違和感があったので、今回吹き替えが代わってホッとしている。
医師のウィンドルシャムを演じていたのがラッセル・ブランドだった。
意外で、そしてとても良かった。