監督：ロッド・ルーリー
出演：ロバート・レッドフォード
ジェームズ・ガンドルフィーニ
マーク・ラファロ
デルロイ・リンドー
クリフトン・コリンズJr
スティーブ・バートンアーヴィン中将は、アメリカ陸軍の伝説的な将軍であったが、部下を死なせた責任から軍刑務所に服役させられる。彼は、非人間的な刑務所の管理体制に憤り、刑務署長に毅然と立ち向かっていく。
以下ネタバレあり
あまり期待せずにWOWOWで観た作品なのだがこれが面白くて！
ロバート・レッドフォード、やっぱり凄いと頷きながら観ました。
刑務所乗っ取りなど、そう簡単に出来るわけがないと思ってしまうが、見ているうちに納得させられてしまう。
もちろん軍刑務所という軍人たちの刑務所だから出来る設定。
ストーリーも素晴らしいですが、J・ゴールドスミスの音楽がまたいい！
盛り上がります。
キャスティングも素晴らしい。
ロバート・レッドフォードはひび割れてもなおかっこよく、ジェームズ・ガンドルフィーニが、どこまでもいやらしい敵役(ザ・ソプラノズのシーズン３の撮影が終わった後に撮影した作品）マーク・ラファロ演じるイエーツに惑わされ、クリフトン・コリンズJr演じるアギラーに泣き、ベレツ大尉演じるスティーブ・バートンの心の揺れにハラハラさせられ、ブライアン・グッドマンが演じるポープレーの男気に惚れ、デルウー（ポール・カルデロン）のアーヴィン 将軍への忠誠心！
「集合！」のかけ声に 観ている私も背筋がピンとなりました。
大ヒットをしていないため”佳作”ということなのでしょうが、かなり力強くおススメさせていただきます！
男の尊厳とロマンを求める貴方に是非。
【映画ロケーション】
「グリーンマイル」等の撮影にも使われたテネシー州の元刑務所。
撮影のため改築をしたり、塀などは作ったらしい。
映画ポスターは、最初逆さまの星条旗の写真が使われていたが、映画が公開されたのが2001年10月で、同年9.11同時多発テロが起こった関係もあり、このポスターが流通されなかったとされている。
逆さまの星条旗＝命の危機等を知らせる救難信号 ※法律で定められている
