メイーヴ･バブリーは女手1つで5人の息子を育てていたが、1999年から2年おきに兄弟が殺されており、残るは5男のパトリックだけ。4男ルーサーの殺害事件の捜査に加わったリリーは、自分が最初に担当した事件がメイーヴの長男ヴォーンの殺人だったことを思い出す。過去の殺人にもさかのぼってリリーたちは再捜査に乗り出す。
以下、ネタバレ感想
5人の男の子兄弟が、2年後とに一人ずつ殺されていく…なんて、本当に悲しく恐ろしい！母親の気持ちもわからないではないが、息子が遺棄された場所を教えてもらいに犯人のところへ行って薬漬けになるのは理解できない。
そんな母親バブリーを自分の母親と重ねて、ひどくなじるリリーも見ていて痛々しかった。
また、彼女の最初の相棒であるファルクラムが、ひどい刑事だったこともわかった。彼のようになりたくないと、頑張ってきたのだと言うこともわかった。
リリー自身もこの事件を解決することによって救われていたようだった。
ドラマの中で事件の発端とも言える言葉“ウェッブ・Ｄ”とは、何の意味があるのだろうと考えながら見ていたが、最後にわかってスッキリ！
Ｗ・Ｅ・Ｂ・デュボイス（1868年2月23日 - 1963年8月27日）
実在の米国の社会学者・歴史学者で、アフリカ系米国人の人権運動の指導者でもある。
