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ボストン・リーガル2 第19話 「あぶない恋の物語」 Stick It

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FOXオフィシャルサイトより

アランの秘書メリッサが、政府に対する不満から納税を拒んで逮捕される。アランは彼女への複雑な感情に惑わされつつも弁護に尽力し、最終弁論で痛烈な政府批判を繰り広げる。デニースはハンサムな警官スコットと恋に落ちて幸せ一杯だったが、彼の正体を知って驚愕。ニセ警官として捕まった彼を弁護する羽目になる。娘レイチェルの薬物使用を知ったポールはプロを雇い、力ずくで彼女を施設へ。ブラッドは複雑な思いで親子を見守る。

今回はあまり感情移入して観る事がないまま終わってしまいました。

メリッサには、「言い訳せずに税金払って!」と思ったし

(借金苦というのも、結局は自分のせいだと思うので)

偽警官に恋するデニースにも……。(-_-;)

2人の考えは間違っていないかもしれないが、やり方がオカシイ。

何だか観終わっても消化不良な感じがしました。

でも、アランの最終弁論は見ごたえありました!!!

Last night, I went to bed with a book.

Not as much fun as a 29 year old, but the book contained a speech by Adlai Stevenson.

The year was 1952.

He said, "The tragedy of our day is the climate of fear in which we live and fear breeds repression. Too often, sinister threats to the Bill of Rights, to freedom of the mind are concealed under the patriotic cloak of anti-Communism."

Today, it's the cloak of anti-terrorism.

Stevenson also remarked, "It's far easier to fight for principles than to live up to them."

I know we are all afraid, but the Bill of Rights - we have to live up to that. We simply must.

That's all Melissa Hughes was trying to say. She was speaking for you.

I would ask you now to go back to that room and speak for her.

ゆうべ本を読んだ。

アドレイ・スティーヴンソンの言葉が引用されていました。

1952年の言葉です。

“我々は今、恐怖の時代に生きている。

恐怖は、しばしば抑圧を生み、反共という隠れみのの下で

思想の自由が侵されていく。”

原題の隠れみのは、“反テロ”です。

こうも言った。“主義を貫き通すよりも、戦うほうが楽だ。”

恐怖を抱くのはやむをえない時代です。

だが人権は、何があろうと守り通さなければ。

彼女はそう叫んで、我々の思いを代弁した。

今度は、皆さんが彼女を代弁してください。

しかし、残念ながらメリッサは有罪。

罰金1000ドル、禁固30日、執行猶予と言われる。

あの気難しい裁判官もアランの最終弁論で少し心が

揺らいだのか、それとも最初から実はいい人だったのか?

ポールと娘の問題は、結局施設に入ることになったが

何となくうまくいきそうでほっとしております。

デニーのほうは、「目を閉じれば彼女がいる、すぐそばに」

なーんて言ってベヴを思っています。

アランはメリッサと付き合う…ということはないのかな?

あんなにシーズン1ではプレイボーイだったのにねえ。