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ボストン・リーガル3 第15話 「脂肪で地球を救う!?」  Fat Burner

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事務所に無断で州選弁護の選任を受けてしまうクラレンス。被告人は奴隷として働いており主人を殺してしまったというが、果たしてクラレンスに弁護は務まるのだろうか。医療廃棄物から代替燃料を作るビジネスに手を出したデニーが逮捕され、アランが弁護をすることに。

デニーサイドビジネスをしていたのですね。

人間の脂肪を燃料に変えるという会社(スピリット・テクノロジー社)で、ボストンの病院で脂肪を入手し、ノルウェーに送って燃料にしているそう。(-_-;)

そもそも、それは違法のために逮捕されたのですが、アランに弁護を依頼し勝つつもりでいます。

裁判が始まるが、慎重に進めないと…と心配するアラン。

しかし、デニーは「私は達人なんだぞ!感情の!(I’m a master, an absolute master of …Emotion!)」と言い、陪審員を泣かせるぞ!と宣言。

デニーの証言中、判事が「脂肪を有効活用しようとしたきっかけは?」と質問され、発案者は別にいたが、きっかけはビルおじさんだ…と言い、お涙頂戴の話しを始める。

「子供の頃、色々なところに連れて行ってくれた。おじさんは大物で体重も140キロ近くあった。愛にあふれた人で温かかった。よくいる優しいおじさんだ。彼は糖尿病を患い、死んでしまった…。私は病院で付き添っていた。最期が近づいた時、おじさんの深い愛情に対し感謝の言葉を述べた。おじさんは涙を浮かべた。“人生とは他人を愛すること”“本当の愛情とは愛を返すこと”おじさんはそれを果たせなかった。死の淵でそう悟った。それ以来、私は心の奥底で気にかけていた。ビルおじさんの死を無駄にはすまいと。それでこのビジネスをはじめた。未来の地球を救うために。132人の従業員が毎日希望を持って働いている。意義のあることだ。だが私にとっては…、地球を救うことは二の次だ。私はただ…愛を返したい。親愛なるビルおじさんに…。未だに恋しい。優しい人だった…。」

My Uncle Bill.

He used to take me around with him everywhere he went when I was a kid. He was larger than life. I mean, truly he was… tipped the scales at 300. But… he was so full of love… and yes… joy… We’ve all got that uncle, haven’t we?

Well, he got Diabetes. And it killed him. And I remember sitting beside his hospital bed towards the end, and I commented on how much I admired him for his love of life. And… he started to cry a little.

He said to love life is to love others, and if you really wanted to share that love you’ve gotta give something back and… and he felt he hadn’t! He felt broken, he was gonna die and he hadn’t... So ever since I’ve been trying to come up with some way to make Uncle Bill’s life matter. And that’s when I started the business! Our motto is, “What if?” And we did it! And there’s actually a hundred and thirty-two people who come to work everyday with the idea they’re gonna save the planet! Wow! That’s, that’s something.

And for me, privately,I suppose it’s not a matter of saving the planet so much as it is… giving back to somebody I so loved… and still miss…my Uncle Bill.

デニーが話をする間、アランは微妙な表情をして聞き、デニーの話しに涙する陪審員を見て何とも言えない表情を…。検察も判事も、デニーのお涙頂戴話しを見抜いていましたが既に遅し…。

アランの最終弁論は…、

色々な代替燃料が開発されているのに、アメリカは石油が大好きだ!と説明。

判事に要点は?と質問され、デニーはあくまで代替燃料を提供しただけだと説明。地球を救うことにもなると言い、アメリカの肥満問題を挙げ、アメリカの脂肪吸引の数は1年で50万件と話し。痩せられる上に代替燃料になるのは一石二鳥だとアピール。

石油使用による地球温暖化を説明し、デニーの会社は地球のため皆さんのためになるといい、最期に

「ビルおじさんのためにも…」と言い終わりにする。

う、うまい!

そして無事、デニーは無罪に!!!

クラレンスは、事務所に無断で州選弁護の選任を受け、ハイチ人の奴隷の女性アーニャを弁護することに。彼女は7歳の時に人身売買され、ボアテル家の奴隷となる。主人の子供を妊娠するが、子供を売ると言われ、主人を殺害してしまった。

クラレンス1人では心配なため、ポールが手伝うことに。+ベサニーも!

クラレンスは緊張しながらも、アーニャからうまく話しを聞き出せていたとポールから褒められ、本当に嬉しそうでした!

最終弁論をクラレンスがすることに。

奴隷の不正取引がハイチでは日常茶飯事だと説明。

そして、奴隷にとって主人からの命令での労働もセックスも言われるがままだと話す。

検事が心神喪失状態ではなかったと言ったことに対し、「誰かが自分の赤ちゃんを売ろうとしている、売ると公言し殴りつける、理性を失うでしょう。冷静でいられる?」と心を込めて語り、最終弁論を終えました。

判決は無事無罪に!

しかし、突然自由になったといわれるアーニャはとまどっていました。

彼女は少しずつ自分の人生を取り戻していけることでしょう。頑張ってほしい!

きっと、クラレンスやベサニーが応援してくれると信じて。

ジェフリー・コーホーは、事務所を辞めるとシャーリー・シュミットに話しに行く。

驚くシャーリー。

あくまで事務所に馴染めないと説明するジェフリー…。

デニースは、ジェフリーが事務所を辞めることを聞き、ジェフリーがもしお腹の子の父親だったら事務所に残ったの?と質問。するとジェフリーは、感情抜きで関係を持てるブラッドもデニースもおかしいよ…と言って黙ります。

飄々とした人なので、本心がわかりませんでしたが、デニースを愛して関係を持っていたのならば、ずっと悩んでいたのかもしれませんね。

しかし、シャーリーに「やっぱり父親になりたかった…。きっと僕は娘との時間を取り戻したかったんだ」と後で語っていました。

最期は、故障のために脱げなくなったバズ・ライトイヤーの着ぐるみのまま事務所をさることに!

酷くない!?

皆と一言ずつ話しをし、エレベーターに乗るバズなジェフリー。

BGMは、映画「トイストーリー」の "You've Got A Friend In Me" が流れます。

最期の言葉は「無限の彼方へ!(To infinity.)」。

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ジェフリーは、クレアに「君との別れが一番辛い」と言い、クレアが涙。

英語のセリフは、And I'll miss you most of all Scarecrow.。

映画「オズの魔法使い」で、ドロシー・ゲールがかかしに言う有名なセリフを飲用しています。

お馴染みバルコニーシーン。

アランは、ビルおじさんの話しが作り話だったのでは?と質問。

デニーは、ビリーおばさんはいたと説明。

アランが直前で話しを変えたのですか?というと、「誠意はその場で作り上げるものだ」と言うデニー

さすがです!

そして、2人は脂肪燃料のために…とステーキにポテト、大きなデザートを食べて脂肪を貯めようと話します。

スコッチで、「太っちょに乾杯!」