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CSI:科学捜査班 S7#10 「殺人模型アーニー・デル」 Loco Motives

CSI:科学捜査班 コンパクト DVDーBOX シーズン7

CSI番組オフィシャルブログより

ある建築現場で、セメントに腰まで埋まった男が発見される。彼の目の前には女性の刺殺体が。男は死体をセメントに沈めようとして失敗したのか? その間抜けな様子に、キャサリンは笑いをこらえ切れない。その後、男はドリルでセメントから掘り出されて取り調べを受けるが、断固として名前や事情を明かすのを拒否する。
また、マンリー・チキン処理工場では、レイムンド・スアレスという従業員の死体が発見される。彼はニワトリを気絶させるための電気ショック室の水槽で倒れていた。現場を調べていたグリッソムは、殺人現場を事細かに再現した模型を発見して驚く。どうやら、イジー・デランシー、ペニー・ガーデンを殺した犯人と同一犯の仕業のようだ。

以下、ネタバレ注意


マックス
とことん不運な男。
最初にセメントで固まって、名前を名乗ろうとしない時には不気味さを感じ、まさかこれが模型殺人犯?と思いながら見ていました。
しかし、事件を捜査していくにつれ、マックスの不運さにキャサリン同様、失笑。

マックス幼少期:祖母を誤って死なす
祖母の酸素ボンベの管を椅子で踏んだまま寝てしまい、寝たきりの祖母は呼吸が出来ずに死亡。

娘8歳の誕生日
誕生日にワンちゃんをプレゼント。
車でバックをしている時に(犬と遊んでいたのか?)娘を轢いてしまう。
20年たっても後遺症が残っているという。

事件①:妻殺害
冷蔵庫にあったガラスのボールに入った緑のゼリーを落としてしまい、ガラスが割れ、欠片を持つマックス。
ゼリーで滑って、ガラスの欠片の先が妻に刺さり殺してしまう。
祖母を誤って殺してしまった過去があるため、妻の死体をカーペットでくるみ、セメントの中に埋めようと思ったら、自分もセメントにはまり発見された。

事件②:イワノヴナ夫人殺害
誤って妻を殺害してしまったところを向かいの窓からイワノヴナ夫人が目撃。
マックスが説明のために訪問するが、血だらけのTシャツを着たマックスを見た夫人は慌てて110番しようとし、マックスは阻止しようと体当たり。
彼女は倒れ亡くなっていた。(あんな簡単に亡くなるものでしょうか?)
ガスの死亡事故にみせかけるために、ガス漏れさせてオーブンの中に頭を突っ込ませた。(取れた入れ歯を慌てて逆さまに口の中へ…)

 

模型殺人犯?
もう1つの事件は、一応解決といえるのでしょうか?
今シリーズで起こっている模型殺人(殺人現場とそっくりの模型が置かれている)の犯人らしき男性が、グリッソムにメールを送り、意味深な告白をした後に拳銃自殺してしまいました。

グリッソム宛のメール
「私はアーネスト・E・デル
 1946年アイオワ州エイムズ生まれ
 つらい人生だったが文句は言わない
 期待はしてなかったから
 手先が器用で 物作りや修理が得意
 便利屋だ
 人はまじめに労働し賃金を得る
 俺は人々の食のため動物を殺している
 邪悪と呼ぶなら呼べ
 俺は社交的な人間じゃない
 人と関わると傷つくことになる
 裏切り 偽善 愛の約束
 人の口の中はウソでいっぱい
 成長を待つウジのようにうごめいている
 世界はイカレている
 人が朝から晩まで人を殺し
 それが終ることがない」

事件の真相はわからないまま。
ジーへの恨みはわかるけれど、それ以外の理由があまりよくわかりませんでした。
最後の告白も、何が言いたかったのだろうか(この告白もウソということなのか?)と悩んでしまいました。