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クローザー S3 #13 重ねられたウソ(後編) The Closer 'Til Death Do Us Part (Part2)

 

クローザー:完全3シーズン。

番組オフィシャルサイトより

法廷にバーンズ本人が現れたとの知らせが入り、裁判がいったん休廷。その間にブレンダはバーンズを尋問する。本名ユージーン・バーンズは、「シュガープラム」号でシェイファーとメキシコの海に行っていたと証言。さらに彼が提出した録画テープから、シェイファーのアリバイが決定的になってしまった。

以下ネタバレ注意

 

シェイファーの言ったバーンズという男性は架空人物だと考えていた検察側は、いきなりバーンズ本人が出てきたため、いっきにシェイファー無実という流になってしまう。

ラリー・キングやDominick Dunneの番組でガンガン叩かれた検察側、家でもフリッツのアルコール依存症だった過去のことで大喧嘩。仕事も恋愛関係も泥沼に…。

ユージーン・(トッパー)バーンズの尋問をしようとするが、ユージーン、やけに強気!
無実だからというよりも、完璧なアリバイに酔いしれている風。
大学時代の友人だという。
わざわざ釣りをしている時に録画したというものまで持参。
しかし、テープを見て、鋭いブレンダはすぐに気づいた。
シェイファーとユージーンが写っている。⇒録画しているのは誰?

ユージーンに録画をしていたのは誰?と聞くと、慌てて港で雇った青年で、はじめてみた顔で、現金を渡してすぐに別れたと、その日限りの付き合いだとアピール。
あきらかに動揺し、そしてウソをついている様子。
シェイファーは、尋問でその青年の名前は一切出さなかった。

ここから、ブレンダチームの怒涛の反撃開始!細かい点を皆で調査していく。

釣りのビデオが撮られた日は本人の証言と一致していた。
ユージーンの経営するというツアー会社も存在していた。
ただ、シェイファーの家が抵当に入っているという情報を入手。
医者で金持ちのはずのシェイファーが何故?
お金の流れ等、シェイファーにはわからないことが多い。

そこで、ヘンリー夫人に話を聞きに。
普通は現金支払いなのだが、シェイファーの場合はセカンドハウスの購入に大金をつぎ込んだため、口座が空で、セカンドハウスが抵当に。
そのことで、シェイファーがどなりこんできたという。
何故だか、そのセカンドハウスは本宅のすぐそば。
その上、商業地域でもないのに彼の第2クリニックという病院として登録されているという。

このセカンドハウスが怪しい!、ということで、2人はその家へ。
すると、フリンとプロベンザもその家に。
なんと家の中は大麻が大量に育てられていた!
そして何故かその家の光熱費がユージーン・バーンズの名前で登録されていた。

すぐにシェイファーとユージーンの2人をそろって尋問。
ユージーンは、カリフォルニア州では医療用のマリファナは合法だと言い訳する。
そんな時に、機械室でテオとバズが、例のビデオに録画している人の姿が映ったのを見つける。
なんと、例のシェイファーの元カノだった。

そこでシェイファーの元カノから話を聞く。
彼女はシェイファーから「何も話すな」と口止めされていた。
カメラを撮る時に黙っているようにも言われていた。
朝突然車でやってきた彼は、そのまま彼女を連れて港に向かったという。

彼女を帰すと、シェイファー夫人Kristinが来ていた。
保釈の手続で2時間も待っていると怒っている。
そこで彼女を何故か機械室へ…。
なんと尋問室には、彼女らの娘ビバリーが。

ここから、ブレンダの鋭い尋問が始まる。
ビバリーが「パパはママの車に乗って港に出かけていった」と話したという。
港の防犯カメラにしっかりシェイファーと彼女の車が写っていた。
では、奥さんのKristinは、一体誰の車に乗っていたのか?
すでにビバリーが、「ママがパパの車に乗っていた」と話していた。
動揺するKristin。
彼女が共犯だったのだ…。

そこでブレンダは、法廷で夫人が黙秘をしたならば、夫シェイファーは無罪で、夫人は実行犯なので死刑になると脅す。
本当のことを言えば、娘の成長は見守れないが孫には会えると言い、彼女を追い込むが、夫も自分も黙秘をすると開き直る。
夫を信じる夫人に、ブレンダは例のビデオを。
夫の愛人の姿を見た夫人は、ジョナサンが殺人を計画したと言い、さらに検事が「法廷で真実を言えば仮釈放もあり得る」と話す。

そして後日、彼女は法廷で正直に告白し、裁判は検察が逆転勝利!(傍聴席には、Dominick Dunneの姿が)
チームと祝杯をあげるブレンダ。
帰宅後は、フリッツと仲直り。

~おわり~

 

 

夫人の証言が終わり、勝利を確信した検察側。
ブレンダの“どうよ!”顔の後に、ポープの頷く姿。
この(カメラの)流れがかっこよかった。

どう逆転するのかと思いましたが、小さいことを見逃さず、チーム一丸となって調べ上げたことの勝利。

ダニエルズが自分は何も捜査の役にたてていない…と、落ち込んでいたけれども、あれだけ計画されていたら、なかなかボロが出ないです。
相手は一応医者で、頭が良いのでしょうから。

最後の祝杯シーンで、ダニエルズの肩をそっと抱くガブリエルが良かった。2人も順調ってこと。

ブレンダとフリッツは…ケンカするほど仲が良いってことで。
めでたしめでたし♪