映画とドラマとロケ地

映画や海外ドラマの撮影地の紹介+レビュー

魍魎の匣 (2007)

魍魎の匣

Amazonより

昭和27年、東京。美少女連続殺人事件が世間を騒がせていた。 引退した元女優・陽子の娘も姿を消し、探偵・榎木津はその行方を追っていた。 一方、作家・関口と記者の敦子は、不幸をハコに封じ込める教団の謎に迫る。 さらに、巨大なハコ型建物の謎を追う刑事・木場も登場。 そして事件に関わる彼らが皆、古書店京極堂」店主・中禅寺の元へ集まってくる。 3つの事件に関わるハコに隠された恐るべき謎を、果たして京極堂は解き明かせるのか!?

以下、主にロケ地紹介。

 

原作ファンとしては、第1作目からキャスティングに納得がいかず。
せめて、木場修だけでも変えて欲しかった。

京極堂シリーズの中で、このお話は特別だと思っているファンの方は多いのでは?
原作に比べ何だかえらくすっきりと。
2時間にまとめたので、仕方ないのか?

 

古き良き日本の街並がステキ。
思い出したのが、ドラマ「華麗なる一族」での街並。
調べてみると、どちらも同じ上海影視楽園というところで撮ったことが判明。

 

運河のシーンも中国の西塘という運河の街で撮影されました。
こんな場所、日本にあるの?と思いながら見ていましたが、やはり中国でした。
増岡事務所や柴田財閥宅も、上海のホテルなどで撮影されていました。

ルイジンホテルアスターホテルなど。
ネットで見ましたが、どちらも美しいホテルですね!

 

あの研究所の崖の部分は、千葉県鋸南町の石切り場がロケ地だそう。
そういえば、鋸山っぽいと思いながら見直してみました。

 

京極堂の武蔵清明神社は、栃木県の加蘇山神社でした。
長い石段がとても雰囲気ありますよね。
詳細は、栃木県フィルムコミッションサイトで。

 

久保の隠れ家は、静岡県島田市にある北河製品所で撮影されました。
静岡フィルムコミッションnetで紹介されています。雰囲気かもしだしてます。

 

茨城でのロケは沢山あったようです。
茨城フィルムコミッションでも紹介されています。

 

弘道館水戸市)…新興宗教の教団本部

 

茨城県三の丸庁舎(水戸市)・・・病院の設定

 

坂野家住宅(常総市)・・・劇中映画のロケ地の設定

 

旧下館シネマワン(筑西市)・・・古い映画館の設定

 

共楽館(日立市)・・・学校の講堂と部室の設定
日鉱金属日立市)・・・巨大なハコ型研究所の設定

黒木瞳さんが初めて登場するシーンは、本当に美しかった。

日本テレビでアニメ版も放送されていますが、榎さんファンとしては、違和感あり。
多分誰がなっても、どんな絵でも榎さんだけは、納得することは出来ないのかもしれない。