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クリミナル・マインド FBI行動分析課 S3 #11 父の記憶 Birthright

番組オフィシャルブログより

南北戦争の戦場として知られる、ヴァージニア州のフレデリクスバーグ。この町では、この6週間で3人の女性が相次いで誘拐されていた。そして2日前、ついに最初の行方不明者の遺体の一部が、チャンセラーヴィビルの戦場跡から発見されたのだ。遺体は死後1週間。被害者は5週間、どこかに監禁・拷問されていたのだ。この地域では1980年の冬にも連続誘拐殺人があり、同じ場所から5人のバラバラ遺体が発見されていた。


前回同様、今回も音楽に凝ってます!

"Where the Devil Don't Stay" Drive-By Truckers

"Honky Tonk Women" ローリング・ストーンズ

"Skin and Bones" JET

"Decoration Day" Drive-By Truckers

特に、 Drive-By Truckersの"Where the Devil Don't Stay" の歌詞が今回のエピに微妙に重なるところがあり、もしかしてこの歌からイメージして作られたのか?と思ってしまいました。"Decoration Day"も息子が父について語る歌詞で、不気味!

まさかミュージシャン売り込むためにドラマを利用するとかってあるのかな?(考えすぎ)

JETの"Skin and Bones"もタイトルは、今回のエピに合ってるし…。(歌詞は合ってない)

今回、会話の中に出てきた実際に起きた事件について。

モーガンが「BTKキラーは、25年あいてたぞ」

BTK resurfaced after 25 years.

と話していました。

BTKキラーことデニス・レイダーは、連続殺人犯で、縛り(BIND)拷問し(TORTURE)殺害する(KILL)を意味するBTKという名前で犯行声明を新聞社等に送りつけた人物。

今回の事件は残酷で、観ていられませんでした。

そして結末がなんともいえない嫌な余韻を残します。

犯人の妻は、あのお腹の子を産むのでしょうか。

そして生まれてきた子はどんな人間に…。

そういうDNAってあるのでしょうか?

メンバーでは、JJがメインでした。

事件が解決した後に、JJを心配するホッチとJJの会話が印象に残りました。

ホッチ「大丈夫か?」You okay?

JJ「被害者のことは気にかけていた。でも気にかけすぎると自分が壊れる。」

If you stop caring, you're jaded. If you care too much, it'll ruin you.

ホッチ「君は最善を尽くしたんだ。たまたまいい結果に終ることもあるが大抵は完璧にいかない。そういう仕事だが気にかけたほうがいい。」

Just know that you did everything you could. Sometimes we get it right with a little luck, and most of the times we don't. That's the job. It's never perfect. It's still better to care.

JJ「本気でそう思う?」You really believe that?

ホッチ「完璧がありえないとは思う」I believe it's never perfect.

また、27年前の事件の捜査にあたった保安官のジョン・コールフィールドとロッシの交流も良かった。お互い20年以上前の未解決事件を気にかけているもの同士で話が出来て良かったなと思いました。次はロッシがあのブレスレットの事件を解決することが出来るのでしょうか?