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ボストン・リーガル S4 第1話 美女と野獣 BEAUTY AND THE BEAST

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シャーリーがニューヨークからベテラン弁護士、カール・サックをボストンに呼び寄せ、訴訟部のトップに就任。デニーは、サックと過去に何かあったのか気に入らない様子。

サックは、女装して歌のコンテストに出場していたクラレンスに辞退を迫る。

アランは恋人の裁判官から子供を作りたいと迫られ…。



はじまりました!新シーズン!

待っていました!!!

ボストン・リーガルは、キャストの入れ替えが激しい!

新シーズンも新たなキャストが登場。

でも…どのぐらい続くのかと…。(-_-;)

まず新人さんの紹介!

Katie Lloyd(Tara Summers )

新人弁護士。卒業したばかりで、経験はない。

美人でもセクシーでもない感じ。(たまにはこういうキャストも必要!)

自信が無い感じだが、弁護を担当するJoseph Washingtonに

つばをかけられても、暴れて驚かされても、動じない強さがある。

そして、ジュリーと同室になり、二人で殺人事件の担当となるが

ジュリーに対して全く偏見無く対応している。

Carl Sack (John Larroquette)

ニューヨークからやってきたベテラン弁護士。

なんと、シャーリー・シュミットと同棲中!?

意地悪そうに見えて、実は結構人情家か?

Jerry Espenson

なんと、ジェリーが事務所で働いていた!!!

クラレンスと仲良しで、二人で協力しあって頑張っている様子。

何だか嬉しくなっちゃった。

二人とも、ちょっと成長した感じ。

Brad Chase

ブラッドは、なんと地方検事局に。

うんうん、そのほうが似合ってるって!

奥様のデニースは、妊娠のため休暇中という設定らしい。

でも、今後戻ることはなさそうじゃない!?

Gloria Weldon 判事とアランは続いている様子。

子供が欲しいと迫られ、困惑気味。

そんな時に、アランの元カノ登場!

エレベーターで関係を持ってしまう。(-_-;)

いいのかなあ…、毎回それで。

今回の裁判

スタンフォード大学vsシャーリー・シュミットシャーリーは、スタンフォード大学に300万ドルを

温室効果ガス削減の研究に寄付したのだが

エクソンモービルも1億ドルを援助していたため

(研究結果をエクソンモービルが買収しようとしているのがわかったため)

寄付を撤回し、訴えられることに。

リヴァース殺人事件

被告:ジョセフ・ワシントン

何者かにはめられたようだ。

殺されたリヴァースとは愛人関係だった。

自白し、現場に精液・指紋・血痕があるため、かなり不利な状況。

5時ごろ2人は会っていたが、殺されたのは6時ごろ。

クラレンスは、友人のドリスとともに歌のコンテストに!

ドリルは、広場恐怖症を克服しつつある女性。

クラリス(女装のクラレンス)と一緒であれば、人前でも歌えるようになったという。

サックに事務所の信頼に関わると出場を辞退するよう命令される。

ジュリーに相談、アランに助けてもらうようアドバイスされる。

事務所を辞めたいとアランに相談するが、止められる。

クラレンスはドリスとともに、サックにコンテスト出場への思いを伝える。

サック、クビにせず。

無事、コンテストに出場!

ジュリーが、カッとなってサックに頭突きしたりしてたけど、最終的にクラレンスを受け入れてくれたサック。意外と頭の柔らかい良い人なのかも。

ジュリーにアラン、なんとサックも会場に来て応援してました♪

面白かったシーン

(トイレでのアラン&デニー 並んで用をたしている)

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Denny Crane: I’m sorry. すまない(とアランの尿を見るデニー!)

Alan Shore: What are you doing? 何ですか?

Denny Crane: Checkin’ on your flow. I got weak stream syndrome. He turns back to look at Alan’s flow again. You got nice velocity there. He turns back to his flow. Look at me.

(尿の)勢いを見てる。私は尿の勢いが弱い。なかなかの速度だ。見てみろ。(と自分のを見させる)

Alan Shore: He looks at Denny’s flow. It’s not so bad.悪くはない。

Denny Crane: Oh, please. I’ve seen drip coffee percolate faster.

バカ言うな!まるでドリップ・コーヒーだ。

Alan Shore: Denny, you’re seventy-five. It’s fine. Denny groans. Oh, see, that was good.

75歳でしょう。問題ない。今のは良かった。(とフォロー)

Denny Crane: You’re not just saying so? 慰めているのか?!

Alan Shore: Uh, uh. (言葉を濁す)

Denny Crane: He looks at Alan again. You’re a little red, there. 赤くなっている。

Alan Shore: Hmm. It’s ashamed. It knows it’s been bad.

今日の悪い行いを恥じてる。(元カレとエレベーターで関係したこと)

~そんな二人をトイレの入り口から黙ってみていたサック。微妙な表情。~

Denny Crane: What? 何だ?

Alan Shore: What? 何か?

他にも部屋で抱き合っている二人を見てしまったりと、微妙なシーンでいつも登場のサック。

デニーとアランの変人ぶりに呆れているようだが、だからといってイヤミはなし。

しかし…ドリップコーヒーみたいな尿って…。うまい表現です。

75歳というのにもビックリでした!!!

アランの最終弁論、今回も良かったですよ!

Let’s look at what’s happened in Washington.

アメリカ政府を見てみましょう。

These huge corporations that poison our drinking water, foul our air, lay waste to our lands have discovered that instead of trying to influence government, better to simply become government.

And with a little help from a friend in a very high place they’ve done just that.

巨大企業が飲料水に毒を垂れ流し、空気を汚染し、廃棄物を排出している。

彼らは、政府を操ることを辞めて、有力者の助けを借り政府そのものとなった。

Over one hundred top environmental posts have been passed out to representatives of polluting industries.

100以上の環境関連の要職を業界関係者が占めている。

Can you fathom that, Judge? 裁判長頷けますか?

Almost every agency responsible for protecting America from pollution is now being headed up by

somebody from the pollution industry. The fix is in.

アメリカの公害問題に対処すべき機関は、ほとんどが公害産業に押さえられている。

It involves a need in this country for independent, unbiased, uncorrupted environmental research.

この国に必要なのは、自立的で中立、そして偏りのない環境研究です。

And since it’s obviously not coming from Washington, academia is our best, if not our only, hope.

政府に期待できないので、頼みの綱は学界だ。

And now it, too, is being co-opted by big pollution.

しかし、公害産業がそこにも手を出した。

The facts are that the oil industry has systematically campaigned to create doubt as to the very existence of global warming. Pumping millions of dollars into think tanks, consumer groups, media outlets, religious and civic organizations.Every penny aimed at defusing the concern over climate change.

Now, they’re privatizing university research. Berkeley.Princeton. Now, Stanford.

石油産業は、組織的な運動により、温暖化の事実さえも否定し始めた。何百万ドルを使っています。シンクタンク、消費者団体、マスコミ、宗教団体が気候変動への懸念を抱かないように。スタンフォードを始め、大学の研究も私営化された。

Do we truly want our universities, the breeding grounds for tomorrow’s leaders, innovators, visionaries, do we truly want them climbing into bed with the oil companies?

大学で研究をしているのは、未来のリーダーや発明者たちです。石油会社に抱きこまれていいんですか?

Your Honor, at some point a little common sense has to prevail in this country.

裁判長、この国もそろそろ良識を備える必要があります。

We’ve started a war, in part, for oil. One we may never get out of in our lifetime.

我々は石油を発端に長期にわたる戦争を始めた。

Of all the industrialized nations in the world, we’re the biggest contributor to greenhouse gas emissions and we do the least about it.

温室効果ガスの主要排出国でありながら、何も策を講じない。

We thumb our nose at the Kyoto Treaty.

京都議定書に背を向けた。

Our government actually censors scientific reports from the EPA and others to edit out little findings they don’t like.

環境保護庁などの報告書を検閲し、政府に不都合なデータを修正。

Even the Democratic presidential hopefuls don’t talk about this because they don’t want to jeopardize their campaign contributions from big oil.

民主党の大統領候補たちも選挙献金のため石油会社に異を唱えない。

Big oil. Big politics. 石油と政治の癒着です。

Do we really all intend to sit quietly as they infiltrate vital academic research?

黙ってみていられますか?学術研究が汚染されていくのに。

Is that what we want? Is that who we are? 

それが我々の望み?我々の姿でしょうか? (最終弁論終わり)

かっこよすぎます!アラン!

最終弁論決まった!

もちろん、シャーリー・シュミット側の勝利!

日本は、アランの最終弁論をアメリカに対し、使ってみるのはどうでしょう!?

★涙したシーン★ 

デニー&シャーリー

釣りをする格好でソファーに静かに座るデニーを見て、

何故そんな格好をしているのかと話しかけるシャーリー。

Well, I may not be the lawyer I once was but I can still fish circles around all of you.

「弁護の腕は落ちたが、釣り上げることじゃ負けない。」

と答えるデニー。

そんなデニーに、シャーリーは、

Denny… we’re getting older.「デニー、私達歳をとったわ。」

~中略~

but…we’re not over. Not by a long shot. You’re not over.

「でも、先はある。まだ終わりじゃない。あなたもね。」

と静かに励ましていました。

するとデニーは、気分が良くなることがあったと言い出し

シャーリーがデニーの方に頭を預け、デニーが「ユーアーマイサンシャイン」を

歌った時だと語りだす。

そして、シャーリーがデニーに寄り添い、デニーが歌い始めます。

♪You are my sunshine キミは僕の太陽だ 

My only sunshine たった一つの太陽だ

You make me happy キミがいれば幸せ

When skies are gray たとえ空が灰色でも

You’ll never know dear キミは知らないね

How much I love you どれだけキミを愛しているか

Please don’t take my sunshine away. どうか僕の太陽を奪わないでくれ

そんな2人をサックが優しい表情で見つめていました。

ステキだなー。だから、セクハラおやじであってもデニーが大好きなんです。

最後のバルコニーシーン

アランは、久々レノンシスターズの衣装で登場!

女装したアランをじっと見るデニー♪(≧▽≦)

さっそくデニーは、シャーリーが1人でこっそりチアリーダの格好をしていたことを暴露。

2人で、シャーリーのチアリーダー姿を想像しながら、今日の事を振り返りつつ

We live very good lives. 「我々はいい人生を送ってる。」

だって!!!

良かった、新シーズン始まって!

ドラマで久々笑って泣いて感動できました。凝縮された第1話でした。

ボストン・リーガル、やっぱり最高!