ボストンの投資会社でファンドマネジャーとして働くケイトは、夫と二人の子供を持ちながら、数々の仕事で成果を挙げるキャリアウーマン。仕事と家庭をなんとか両立させながら懸命に働く彼女に、ついに大きなチャンスが訪れる。新しい投資ファンドに関する彼女の提案を、ニューヨーク本社の幹部が高く評価したのだ。この報せを受けて喜ぶ彼女だったが、プロジェクトへの本格参加が決定したことで、ボストンとニューヨークを往復する多忙な日々が始まってしまう。どうにか今まで通り家庭と仕事を両立させようと奮闘する彼女だったが、次第に両方とも上手くいかなくなってしまう。
日本であまり話題にならなかったが、ワーキングマザーが見れば必ず共感する
作品だと思う。
ただ、共感しすぎて映画に夢中になり、主人公と共にぐったりしてしまうので
注意。
ケイトと一緒に頭の中でリストを作りだして、アー!!!と頭をかきむしって
しまいそうになりました。
ケイト・レディは負け犬じゃない (2004/06) アリソン ピアソン 商品詳細を見る |
原作は、アリソン・ピアソンの「ケイト・レディは負け犬じゃない」。
もうちょっと違う邦題にできなかったのか?
働くママさん、通勤途中の電車の中で是非!
嬉しかったのは、夫リチャード役がGreg Kinnearだったこと。
忙しすぎる妻に不満もありつつ、応援してくれる唯一の味方!
仕事のパートナーと不倫…しそうな雰囲気の時は、あんな素敵な夫を見捨てて
良いのか!?と怒りそうになりました。
ケイトの秘書モモ・ハーン役には、海外ドラマ「ニュース・ルーム」の
Sloan Sabbith役でもお馴染みのOlivia Munn。
仕事と家庭の両立のため、なりふり構わず頑張るケイトを見て、結婚したくないと
思っている女性ですが、彼女にも転機が訪れます。
私事ですが、0歳から子供を保育園に預け、毎日忙しく共働きをしていた頃、
後輩の独身女性社員に
「私は共働きして働き続けるなんて絶対無理です~。」と笑顔で言われたことが
ありました。
同じ職場で働く女性同士でも色々な考え方の人がいるので、悩むことも多々
ありましたが、意外な同僚からの助太刀等、良い経験も出来ました。
【映画ロケーション】
ウォール街 チャージング・ブルがある通り
夜のシーン(タクシー) 9thストリート