公式サイトよりあらすじ抜粋ロッシは新しい犯罪小説を書き上げるが、献辞の相手がなかなか決まらない。そんな折、BAUは連続殺人の捜査協力のためサンタモニカに向かう。被害者は3人で、すべて桟橋近くで発見されていた。遺体は火で丸焦げになっており、身元の確認も難しい。やがてガルシアの調べで、ひとりは歌手志望のホームレスだったと判明。ホームレス・シェルターを訪れたロッシは、ベトナム戦争時代の上官だったスコット軍曹と再会する。
以下ネタバレあり
冒頭に登場する、歌手を夢見て路上ライブをしている女性Lindsay Leemanを
演じているのは、Brooke Adams。
同姓同名の女優さんが何人かいるのでご注意を。(セクシー系の方も)
Brooke Adams Facebook (更新されていません)
犯人の元消防士が、ホームレスを助けたことが原因で不治の結核に感染し、逆恨み。
ホームレス=病原菌と考え、次々に消毒(殺害)していくという事件でした。
最初の3人は刺殺後、死体を焼き(殺菌)
4人目は髪を剃り落した後、消毒薬で溺死(殺菌)。
最終的に追い詰められて、自分に火をつけ焼身自殺。
怖かった。
ロッシのベトナム戦争
今回は、事件よりもロッシのベトナム戦争のお話がメイン。
左:若きロッシ 右:軍曹
ハリソン・スコット軍曹
ベトナム戦争の新兵だったロッシの上官。
ジャングルを移動中、ロッシが地雷のトラップに入れてしまう。
スコット軍曹は、部隊に退避命令を出す。
本人は、ロッシに付き添い、爆発の瞬間に溝に飛び込むよう指示。
ロッシは、爆発で負傷し、そのまま本国に送還。
スコット軍曹は、英雄として勲章を授与される。
真実
ロッシとスコット軍曹に命を助けられたことがあるエルナンデスが、
2人の危機を救おうと、爆発の瞬間、地雷に飛び込み、命を懸けて2人を助けていた。
しかし、ベトナム戦争のプロパガンダのために、エルナンデスではなく
スコット軍曹を英雄として称えることになる。
スコット軍曹は、真実を告げられず、苦しさから酒に溺れるようになる。
ロッシはその真実を知り、スコット軍曹を救い、エルナンデス称えるため
エルナンデスの勲章授与式の手続きをする。
戦争の英雄、という言葉が、昔から少し怖い。
戦争の英雄と称えられ、素直に喜ぶ人はどのぐらいいるものなのだろう?