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30年後の同窓会 Last Flag Flying (2017)

30年後の同窓会 LAST FLAG FLYING

飲んだくれのバーの店主・サルとベトナム戦争での破天荒な自分を悔い牧師に

なったミューラーの前に、30年ぶりに戦友のドクが現れる。

ドクは、1年前に妻を病気で亡くし、2日前に一人息子の戦死の連絡が入ったと

話し、息子の遺体を引き取りに行く旅に同行してほしいと二人に頼む。

 

以下ネタバレあり

 

 

原作は、ダリル・ポニクサンの小説『Last Flag Flying』。

 

 

バージニア州ノーフォークで、バーを経営するサルの元に30年ぶりに

戦友のドクことラリー・シェパードが現れる。

ドクは、あることが原因で2年収監され、軍を懲戒除隊処分となっていた。

現在ニューハンプシャー州ポーツマスに暮らしており

インターネットでサルを探したと話す。

ドクは、サルを連れて行きたい場所があると言い、とあるリッチモンドの教会へ

連れて行く。

そこで牧師をしていたのが、2人の戦友だったミューラー。

破天荒だったミューラーが真面目に教えを説く様子が、サルは可笑しくて仕方がない。

ミューラーの家でごちそうになった後、ドクは今回の訪問目的を語りだす。

ドクの妻は1年前に病死し、一人息子ラリーは2日前に戦死したと説明。

2人は、イラクから戻る遺体の引き取りに付き合ってほしいと頼まれる。

 

ドーバー空軍基地に到着し、上官のウィリッツ大佐から

イラク軍の待ち伏せに遭い襲撃され、名誉の戦士を遂げたと説明されるが

顔が吹き飛ぶほど至近距離から撃たれたことに疑問を持ったサル。

息子ラリーの戦友だったワシントンを問い詰めると、文房具の運搬中に立ち寄った

店で、ワシントンの代わりに買い物に行ったラリーが、暴漢に背後から

撃たれたと話す。ワシントンは、自分が買い出し担当だったが、ラリーが代わりに

行ったため、自分の代わりに亡くなったと悔やんでいた。

 

ラリーは、アーリントン墓地に埋葬されると説明を受けるが、事実を隠蔽し

名誉の戦死に仕立てるウィリッツ大佐に不信感を抱き、ドクは息子は妻と同じ

墓地に埋葬すると言い出す。

しかし、サルの車には棺が入らないため、レンタカーでトラックを借り

ミューラーとは途中で別れ、地元へ向かう途中、

レンタルする際のサルの様子を怪しんだ店員が、テロリストではないかと怪しみ

警察に通報、3人とも逮捕されてしまう。

ウィリッツ大佐のおかげで、釈放されるが、棺は軍に回収されることに。

 

この後、ドクが収監されることになったベトナムでの出来事が知らされ

謝罪のために遺族のもとへ向かうも、遺族に辛い真実を告げることが出来ないまま

ポーツマツへ列車で向かう3人。

 

過去のトラウマと向き合い、ドクは息子を軍隊式に埋葬することを決める。

サルとミューラーは、海兵隊の礼服であるブルードレスを着て参列し、

折りたたんだ星条旗をドクに渡す。 ~終~

 

 

さらば冬のかもめ [DVD]

本作は、映画「さらば冬のかもめ」(原題: The Last Detail)の続きにあたる

作品と言われている。

アメリカ海軍下士官のバダスキーとマルホールが、窃盗を犯した若い水兵を

ポーツマツ海軍刑務所に護送するうちに、友情が芽生えていくという内容。

アカデミー賞三部門、カンヌ映画祭パルム・ドールにノミネートされる。

 

上記のあらすじでは、だいぶ省略していますが

移動中の3人の会話の中で、封印していた過去が語られていきます。

ロードムービー好きな方にはお勧めの作品です。

 

主人公ら3人は、ベトナム戦争の戦友で、亡くなった息子はイラクで戦死した

という設定。

映画の中では“戦争の目的”や“国のため、家族を守るため”という言葉が

出てきますが、戦死をいかに美談にしようとしても、

ビシっと決めた軍服でお葬式をしたとしても、個人的には全くモヤモヤした

気持ちのままで映画を観終えました。