バツイチの冴えない男ウィリアムは、ロンドン西部のノッティング・ヒルで旅行書専門の書店を営んでいる。大して儲かっていないその店に、ある日どこかで見たような女性が訪れる。それはハリウッドのスター女優、アナだった。本を買ったアナは微笑んで店を去るが、そのすぐ後に飲み物を買いに出たウィリアムと街角で衝突、アナの服がオレンジジュースで汚れてしまう。
以下ねたばれあり
再放送等でもう何度も見ていた作品ですが、今日また再放送があり、またまた見てます。今まで記事を作っていなかったので、作ることにしました。
漫画みたいな設定だけれども、やっぱり女性心をくすぐる作品です。
サントラは、今でもたまに聞いたりしています。
後半、ここからの映画のドキドキ加速度が半端ないです。
オスカー受賞をした世界的に有名なハリウッドスターのアナが
1人の女性として、たどたどしくウィリアムに告白するシーン。
彼女と密会していたところをパパラッチにつきとめられ、大騒ぎになった末に
別れたきりだったため、ウィリアムは、もう二度とあんな辛い思いはしたくないと断ってしまいます。
アナを振ったことを仲間に話すシーン。
彼の決断に
「セルライト(脂肪の塊)があった」(妹)
「女優は性格が悪い」(友人)等、
など、口は悪いが励まそうとする仲間たち。
だが、遅れてきたスパイクに「お前はサイテーのクズ野郎だ!」と罵られ、皆黙り込んでしまう。
そんな時、ぽつりと話すマックス。
空気が読めない男、マックスは、
「誰かに告白されるなんて、ステキなことじゃないか。」と発言。
ウィリアムスは、我に返り「俺はなんてバカだったんだー!!!」と大後悔。
BGMは、Gimme Some Lovin'。
この歌が流れる中、仲間と車で走り回り、帰国間近のアナを探し回ります。
アナが宿泊していたホテルのフロントマンさんが良い人で
チェックアウトしたけれど、サボイホテルにいることを教えてくれます。
注意:ラストの動画。映画最後まで。
会場に入るウィリアム。
インタビュー中のアナに何とか思いを伝えようと、記者のふりをして質問をします。
「(噂になった)タッカー氏が、自分はどうしようもないバカだったと後悔し、
ひざまずいてもう一度やりなおしたいと言ったら?」
「ええ、そうしたいわ。」
とアナが答え、ホッとするウィリアム。
アナは、ドミニクという記者に先程と同じ質問をしてほしいと頼み
「イギリス滞在はいつまで?」と聞かれ
「Indefinitely」(永遠に。) と答える。
ここで、エルヴィス・コステロの「She」!
会場の記者たちはようやく事態に気付き、大騒ぎに!
その後、結婚式の様子、
歌一番の盛り上がるところで、アカデミー賞授賞式のような会場に
夫婦で到着する様子が映し出される。
(夫であるタッカーの姿にOh, no!というファンの男性の声が入る。)
アナはとても幸せそうで、本当にキラキラ輝いている。
そして最後の最後に、夜2人で忍び込んだ思い出のガーデンで
幸せそうに過ごす2人の様子が映し出されます。
(アナは妊娠、手を繋ぎ合って幸せそう。)
映画ロケーション
タッカーの家(通称:ブルー・ドア)
タッカーの本屋
コーヒーショップ
ベラとマックスの家
アナの撮影現場:ケンウッド・ハウス
(タッカーが、アナと出演者の会話を盗み聞きし、勘違いしてしまうシーン)